今野泰幸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ今野泰幸さんの観察眼、遠藤保仁さんの観察眼、今野さんと遠藤さんの対談、という三部構成。
神経質な今野さんと楽天的な遠藤さんの考えの違いが面白かった。でもどっちにしてもサッカーってこんなことを考えながらプレイしているんだ!という驚きがありました。
サッカーというスポーツの特殊性(ほとんど点が入らないなど)、その中での勝敗の分かれ目など、サッカーがどういうスポーツなのかということが素人にも伝わってきます。一見地味な感じもするサッカーの試合も、こんなことを考えながらプレイしているのかと知って少し興味がわきました。
●こういう風にすればチャンスをつかめるという、流れを読む嗅覚。周りの選手が何 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今ちゃんは観察眼というテーマで
語れるレベルじゃないことがわかってビックリしたw
自分もそこまで頭使わず、結構本能で見てるけど
(まぁプレーする側じゃないしw)
まさか代表が結構当たり前な戦術を理解していなくて
ようやく覚えたシステムをこうなんですって説明し始めるとはw
頭では分かってるけど実践できないとかいうレベルじゃないのね。
でもね、今ちゃんの人間臭さが見れて面白かったよ。
人見知りとかポジションに対する思いとか色々と。
もっと上のレベルの選手だと人間できすぎてるからw
まぁそういうトップレベルの精神を知りたくて色々読んでるんだけど
皆が皆そうじゃないってわかったのが収穫。ちょっと親 -
Posted by ブクログ
サッカー日本代表でレギュラーを張る、MF遠藤保仁とDF今野泰幸のチームで格となるポジションの2人がそれぞれのコラムと対談を載せた1冊。各々のい「あの試合はこんなことを考えながらプレーしていた」を赤裸々に書いている。特に興味深かったのが、初の著書となる今野の章。センターバックにコンバートされた時や、南アW杯で怪我でほとんど出場できなかったことなど、どんな思いで今までプレーしてきたのかが伝わってくる。多弁なタイプではないので、他ではなかなか読むことができないんじゃないだろうか。また、ザックジャパンの戦術についても今野・遠藤両者から書かれているので、戦術マニアにもオススメ。
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Posted by ブクログ
すっかり日本代表のレギュラーに定着したガンバ大阪の今野と遠藤によるインタビュー&対談本。
前半は今野のインタビュー、間に二人の対談を挟んで後半は遠藤のインタビューが掲載されている。
読んで大きな印象を受けたのは意外と今野は理論派では無かったという点、そして遠藤は予想通り理論派だったという点。
インタビューについては昨今の試合(特に2010年アジアカップ以降)やその周辺状況について話されているので、その辺りの試合を見ているとより一層楽しめる。例えば2011年のキリンカップ韓国戦は素人目から見ても日本代表ベストゲームの一つだったが、実は選手も同じような事を考えているという事を知るとニヤニヤせずには