辺見じゅんのレビュー一覧

  • 収容所(ラーゲリ)から来た遺書

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    この物語が実話だと知って、身が震えました。
    捕虜としてラーゲリで過酷な生活を送っていた日本人が、故郷を忘れずに、生きて帰ることだけを希望ににしていた姿を想像して涙しました。
    戦争に負けてから78年、そろそろ現代に生きる我々も愛国心を取り戻してもいいのではないかと本気で思いました。

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    2026年05月30日
  • ラーゲリより愛を込めて

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    「過酷な環境において、どれだけ自由を奪われていようとも、どう反応するかの自由は残されている。」ユダヤ人強制収容所の本で読んだセリフが、甦った。山本さんも、まさしくそういう人間だったんだろう。戦争は理不尽だ、何もいいことがない。理由なんてないのだ。ダメなものは、ダメだ。そういう発言に説得力のある、超高齢者の方々がいなくなってしまったら。その時は、やはり本を読んでいる人が立ち上がるべきなのかもしれないね。やはり、本はいい。経験がなくても、大切なことを心に刻み付けてくれるのだから。

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    2026年05月20日
  • 収容所(ラーゲリ)から来た遺書

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    涙なしには読めませんでした。
    これが実話とは。
    人として大事なことを改めて教わりました。
    映画もとても良かったです。

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    2026年05月11日
  • 収容所(ラーゲリ)から来た遺書

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    昨年、舞鶴の引揚記念館を訪れ、そこで「ラーゲリより愛を込めて」という映画を知った。それを観た後、その原作が本書であることを知り、読むきっかけとなった。
    まず、シベリア抑留の実態がその内側からこれほどまで克明に記されていることに驚いた。過酷な収容所での生活の中詠まれた俳句が、旧ソ連の厳しい検閲をかいくぐって本書に記録されていることにさらに驚いた。
    世界の大国で権力を持った人たちが、自分の思うように世界を動かしたいと行動をしている現代において、自分が家族と共に送っている生活ががいかに脆弱な土台の上に成立しているのか、改めて考えさせられた。

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    2026年02月11日
  • ラーゲリより愛を込めて

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    映画のノベライズ版だということですが、
    映像が浮かんでくるようでとても読みやすかった。
    戦後のシベリア抑留の話はあまり知らなかったので勉強になった。

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    2026年01月28日
  • ラーゲリより愛を込めて

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    希望。生きる力を人に与えるものはそれしかないのかもしれない。
    シベリア出兵していた祖父のことを偲ぶ。

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    2026年01月12日
  • ラーゲリより愛を込めて

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    第二次世界大戦後、シベリアの強制収容所 ― 通称「ラーゲリ」へと抑留された日本兵捕虜たちの実話に基づく作品です。
    極限状況下における過酷で非人道的な生活描写は、戦争を知らない世代にとって想像を超えるものであり、歴史の現実を確かに突き付けられます。

    中心となる山本幡男さんの生き方は、まさに人間の尊厳そのもの。捕虜となっても失わない誇りと矜持。どんな状況でも「生きること」をあきらめず、仲間を励まし続ける強さ、そして必ずダモイ(帰国)できると信じる心。

    絶望だらけの中でも希望を見失わない姿に、どれほど勇気づけられたことでしょう。
    戦争が奪うものの大きさと残酷さを改めて痛感させられました。

    今、平和に生きられること。
    家族や友人と日常を分かち合えること。
    その何気ない幸せが、どれほどの尊さを持つのか。
    読み終えて静かに胸に問いかけてくる作品です。

    終盤に記された遺書には、深い愛情と無念が込められており、強い余韻を残します。

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    2025年12月05日
  • ラーゲリより愛を込めて

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    とても良かった。
    映画は見ていなかったので、展開が分からないまま読めた。
    シベリア抑留、我々の世代から見れば過去だが、紡いでいかなければいけない真実なのだろう。
    この話は泣けました。
    電車の中で読んだので、涙をこらえて心で泣きました。
    山本幡男、すごい人物です。
    同じことはできないけど、せめて毎日頑張って仕事して、家族と笑い合って、大切な日々を過ごしたいと思った。

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    2025年11月17日
  • ラーゲリより愛を込めて

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    ネタバレ

    実話をもとにしたシベリア抑留のお話。
    いつ日本に帰れるかわからない。
    雀の涙しか与えられない食事。
    過酷な労働環境。 
    逃げ出そうものなら即射殺。
    先の見えない壮絶な環境で、それでも希望を手放さず周りを鼓舞し続ける主人公の山本。
    心が荒んだ兵士たちが山本の言葉や行動に突き動かされ、強くたくましくなっていくのが印象的。
    日本で4人の幼い子供とともに山本の帰りを待ち続ける妻モジミも、希望を捨てず強かに生活している姿に胸打たれた。
    最後、このたくましい夫婦に待ち受けるのは切ない別れ。
    あまりに残酷だと涙せずにはいられなかったが、同時に戦争の恐ろしさをひしひしと感じた。

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    2025年11月05日
  • ラーゲリより愛を込めて

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    ネタバレ

    ソ連という国やソ連兵、自分を裏切った者を憎むでもなく、ひたすら家族と再会できることを信じて、人間らしく生きた山本幡夫さんに頭が下がる思いでした。
    今の日本は、戦時中に命を落とした人達が願っていたような国になっているのか?自分は今の平和な生活を享受しているにもかかわらず、真っ当な人間として生きているのか?と色々なことが頭をよぎり、その度に考えさせられました。
    残念ながら国家というものが存在する限り、国同士の戦争はなくならないと思う。
    だけれども、人が人として在り続ける限り、他者への敬いを忘れず、また他者の生や自由を冒涜してはいけないと改めて思いました。

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    2025年10月30日
  • 収容所(ラーゲリ)から来た遺書

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    極寒のシベリアに抑留された日本軍兵士達のノンフィクション小説です。
    数十万人が捕虜にされ、11年もの長い間強制労働させられたという事実を忘れてはならないと思います。
    映画「ラーゲリより愛を込めて」を観ることをお薦めします。映画では小説の半分も伝わらないかもしれませんが、良い映画だと思います。

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    2025年09月20日
  • 収容所(ラーゲリ)から来た遺書

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    ネタバレ

    本当にノンフィクションなの?と疑うほどのストーリー

    山本さんは「最後に勝つのは道義であり、誠であり、まごころである」と遺書に残しました。
    しかし、現代の日本を見渡すと、道義に反した振る舞いをする人の方が得をして、生き残っているように思える瞬間があります。その現実は、とても皮肉で、やりきれない気持ちにさせられます。

    けれども、時代を越えて語り継がれ、尊敬され続けるのは、やはり道義を大切にして生き抜いた人たちだと私は思います。山本幡男もその一人であり、その姿勢こそが後世の人々の心を打ち続けているのだと感じました。

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    2025年09月14日
  • ラーゲリより愛を込めて

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    戦後にロシアに収容されてしまう話ではあるから、辛いし悲しい内容も多いんだけれど、そんな環境でも人生を楽しみ人間や人生を愛し、希望を忘れない、そんな強い山本さんに本当に勇気をもらえる話。
    戦争による悲しみや理不尽な事柄に比べたら、自分の悩みなんてちっぽでもっとがんばらないとってエネルギーが沸いたし、しんどいことがあっても山本さんのように楽しむ気持ちが溢れ出して周りまで楽しくさせられる人になりたいと思った。

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    2025年07月31日
  • ラーゲリより愛を込めて

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    最後、生き残った仲間たちが行うシーンは涙堪えるのが困難なホド素晴らしい展開でしたー
    本作は2022年に映画化されてるので是非観たいって思える一冊です。

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    2025年03月05日
  • ラーゲリより愛を込めて

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    ネタバレ

    第二次世界大戦中、主人公の山本幡男は妻と4人の子供と別れる。その時、「日本で落ち合おう」と約束した。戦争後は戦犯犯罪人としてシベリア強制収容所(ラーゲリ)で10年以上強制労働させられる。共に強制労働させられていた人たちは帰国できずに極寒のシベリアで死ぬと諦めていた。山本は必ず帰国できると信じて、周りの人に希望を与え続けた。山本の周りには原、新谷、松田、相沢という強制労働させられていた人達がでてくる。山本を中心に帰国を信じ、ささやかな楽しみである句会を楽しむ腹や新谷。厳しい環境でも諦めない山本に嫌悪を示す松田や相沢。帰国を信じていた山本だったが喉の癌になってしまう。衰弱していく山本に原たちは遺書を書かせ、山本の意志を日本に持って帰った。収容されてから約12年後日本に帰国した原、新谷、松田、相沢は遺書を家族に渡すことができ、山本の魂は日本に戻ってくることができた。

    山本を1番嫌っていた相沢が妻モジミに、モジミ宛ての遺書を届け、モジミが「お帰りなさい、あなた」と言ったところからモジミは辛い思いを子供たちには見せずに耐えてきたのだと思った。
    どんな状況でもポジティブに考えることで、それが原動力として働くこと、それが周りを巻き込んで良い方向に進むことをこの本を通して感じた。

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    2025年02月08日
  • ラーゲリより愛を込めて

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    妻へ宛てた手紙(遺書)は涙なくして読めませんでした。

    希望を持つこと、信じることは簡単そうで難しいこと。
    でも、とても大切なものであるとすごく感じました。

    読み終えて聴く 『soranji』がすごく心に沁みました。

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    2025年02月03日
  • 収容所(ラーゲリ)から来た遺書

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    生きるために食べる、けど、食べる気力も無くなった時、さいごに生きる力を湧き上がらせるもの…そうですね、そうですよね!!と、胸が熱くなりました。

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    2025年01月22日
  • ラーゲリより愛を込めて

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    ネタバレ

    映画の余韻から冷めやらず、この本を購入しました。山本幡男さんの強くてピュアな生き方が素敵でした。暗記した遺書を仲間が遺族に伝えに行くシーンでは、仲間自身の家族への思いも伝わってきて涙が止まりませんでした。

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    2024年11月03日
  • 収容所(ラーゲリ)から来た遺書

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    どんなに過酷な状況においても日本への帰国を諦めない主人公と、その様子に影響された周囲の人々の心情が細かくに記されており、これがノンフィクションであることに驚きました。
    主人公が遺書を残すシーンと、この遺書をなんとしてもご遺族のもとへ届けようとする人々のシーンには大変感動しました。

    #感動する

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    2024年08月21日
  • ラーゲリより愛を込めて

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    アウシュヴィッツを読んでからのこちらの作品を読ませて頂きました。辛い描写が多々ありますが、度は違えど拷問の仕方は何処の国もさほど変わらない。まだドイツ兵よりロシア兵の方が人間味があるような。(アウシュヴィッツが酷すぎる…)辛い人に、生きてれば希望があるとは私は思いませんが、希望を諦めていない人から希望は貰えると感じた一冊でした。

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    2024年06月22日