朝田ねむいのレビュー一覧
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ねむいワールド
朝田ねむい先生のお話はどれも一本の映画を見ているよう。この作品も良かった。
アキヤマさんは、ハルくんのことを別に好きではなかったんだと思う。未遂をして俗世から離れて物の見方が変わって、そういう瞬間にふと会いたいと思った時に好きだと気づいたんだと思う。
ハルくんは、割と序盤からアキヤマさんのこと好きだったよね笑
自分たち若者の世界の物差しでは測れない真心や優しさ、人の温かさに初めて触れたんだよね。
スケールの大きさからキャラの心の機微まで丁寧に描かれてて私は好きでした。これからの2人に幸あれ。 -
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壮大です
平凡な世界から一転、まーくんと出会って色んなことが起こっていって目まぐるしいです。楽しい!ジェットコースターに乗っているような気分で読めます。
そして私にもまーくんにも予想できないことをする仁くんが可愛らしい。ほっといたら死んじゃうんじゃない?っていう感覚で目が離せない。。
こちらBLというジャンルになっていますが、誰が読んでも面白いと思うのではなかろうかと思います。 -
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スパダリの真髄
こちらは私が朝田ねむい先生を知った作品。
なんなら、これを読んでスパダリとはなにかを知った。
もう何年も前に買って読んだのですが、何度読んでも新しい。
彼らは正反対で、だから気があったのかなと思う。元のバディのように刺激を追いまくる生活より、仁くんといる平和で穏やかな日々が心地よいと感じたのかな? -
Posted by ブクログ
大叔母END
同級生BLながらも、佐田と間宮の精神年齢がかけ離れているので教師と生徒の距離感になっていました
こう、ブルアカ的な感じで
恋人関係には至れなかったのが面白かったです
佐田ゾンビの活動停止を通して、死と失恋を間宮は学ぶのですが、こういう結末になりますよね、と
朝田さんのテクニックで、日常風景をセリフを使わずコマだけで語るのが小説的で好きでした
最後に間宮の足さばきのみの数ページで喪を表現し、かつ饒舌なセリフ回しが介錯直前の言葉少なさと相まって美しかったです
そして自決に至る瞬間を、モノローグを使わず表情だけで語るのはすごかったです
対話の答えで滋味ある表情で返すのも良いです
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朝田ねむいさんの作品が好きで単行本になるまで待てず読みました。ストーリーが深いというか単にオメガとアルファのことだけじゃなくそれぞれの生きたとか深い
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いやー面白かった!
映画見てるようだった!
なんでだろう?光がビビットだからか??
なんかすごく仁くんがかわいかったけど、最後の過去の話見てランプの魔人も人間だったんだなって思った。
運命共同体的人思ってた相手がふらりと消えちゃったらそりゃ追いかけてくるよな。みんな魅力的だった。誰が悪いとかでもなく噛み合わなくなる感じがすごくリアルだった。