小川和久のレビュー一覧
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早速、内容ですが、
はじめに 日本を守る最善の選択はなにか?
第Ⅰ部 世界最強の日米同盟
◆米国は日米同盟を手放せない
◆自主防衛は幻想である
第Ⅱ部 北朝鮮vs日米同盟
◆1994年北朝鮮核危機の真相
◆北朝鮮の軍事力の実像
◆日・米・韓の「戦争力」と金正恩斬首作戦
◆米朝チキンゲーム
◆北朝鮮はインド、中国型経済成長を目指す
第Ⅲ部 中国vs日米同盟
◆東シナ海で中国を抑え込む日米同盟
◆南シナ海での米中衝突はあるか?
◆中国の戦略は「三戦」と「A2/AD」
ということです。
政府・そのお抱え報道機関からでは絶対得られない貴重な「情報」が列記されている。
核保有するということの本源的な意味、そして、現実に核戦略を実行に移すには莫大なコストと、また超高度な技術力を保持しなければならない。
アメリカは北朝鮮の現段階での実力を知悉しているし、かの中国とて、まだまだアメリカの軍事力の域まで達していないことを理解している。
そのようななかで、北朝鮮、中国にしても統率困難な国内情勢を抱えている。
国内的には国民に弱腰外交だと侮られないよう、軍事的衝突を演じなければならない。
しかしながら、絶対戦争できないことは百も承知していて、最前線における偶発的な衝突が戦争に至らないような仕組みの構築を進めている。
いっとき言われた「インティジェンス」を思い出した。
敵対国のとる行動、情報発信から、本心を読み取るインテリジェンスが肝要です。極力、マスゴミが垂れ流す一発もののつまらない情報に惑わされないように(笑)。
最後に、日米同盟の重要性は認識しながらも、屈辱的な日米地位協定の改定に向けては、真の保守政治家、真の保守官僚の台頭を望むものである(たのんまっせ)。 -
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北朝鮮って実際どうなんでしょ…
あの刈り上げデブが平成ミサイル合戦ぽんぽこをおっぱじめるたびに、ニュースやワイドショーでやれ大変だの心配だの言ってますよねェ。
コメンテーターとかいう不思議な役割の人たちが…
うーん、どうもピンと来ないんです。
もともと安保や軍事なんてことに関する知識なんて1ミリも持ち合わせがありませんので。
そんなこと言ったってしょうがないじゃないか!(©︎えなりかずき)ってなことを思ってしまうのスムニダ。
で、この本を読んでみました。
北朝鮮はもちろんのこと中国もガチでやったらアメリカにぜんぜん勝てっこないみたいです。よかったね。
アメリカの大統領がどんなにバカでも仲良くしておいたほうが良さそうね。 -
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日米同盟が日本だけではなく、アメリカにとっても戦略的にいかに重要であるかという点を、対北朝鮮、対中国という観点で述べた本。
「アメリカに守ってもらっている」という意識が大勢を占める現状の日本ですが、著者は日本の存在こそがアメリカがアジアで主導権を握る上で欠かすことのできない要件で、アメリカにとっても非常にメリットのある関係であることを解説しています。
軍の近代化や空母の保有など装備面で目を引く中国人民解放軍ですが、実は有事の際の運用面では米軍に遠く及ばない事、自衛隊は米軍と協力することを前提に装備計画が立案されており、米軍なしでは日本の防衛が成り立たない事、日本の核保有はコスト面や外交面で全く割の合わない選択肢である事など、安全保障に関する興味深い事実をデータやニュース記事をもとに判りやすく解説しています。
北朝鮮のミサイル試射の報道などマスコミがちょっと扇動的に扱うケースが多いので、それに振り回されないために読んで損はしないのではと感じました。 -
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集団的自衛権を賛成の立場で書かれていてQ&A方式で理解し易いように書かれている本。そして賛成反対の前のマスコミの在り方に関して問題提起している本。日本人は問題の内容を把握せず賛成か反対でしか考えられないらしい(原因はマスコミの報道の仕方に問題有り)。自衛隊の現状、もし個別的自衛権だけで日本を守る場合は今の軍事費の5倍は必要など、なぜ集団的自衛権が必要なのかが書かれています。賛成反対を考える前に日本の防衛力をまず知ることが重要であることに気が付ける本でした。最後に集団的自衛権の議論された歴史が記載されているがろくに議論されておらずのらりくらりと今に至ります。今後野党の力で集団的自衛権が廃止になるのかは不明(たぶん今の野党では不可能)だが安倍内閣はこれまでの問題に対してメスを入れ白黒つけたのは評価できると感じました。逃げずに白黒つけることがより良い世の中を作る一歩になるのではないかと思います。あ、ちなみに私は賛成派です。
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軍事力を手なずける、コントロールすることが、いかに重要か。世界に軍事的脅威が存在する中で、当面、軍事に頼らず、平和を維持することはできないからだ。その半面、軍事を持ちすぎることは、自らが脅威となってしまう危険性ももつ。
平和、安全保障に関して、情緒、感情を排除してはならないと思うが、平和を維持するための手段を的確に論じるためには、正確な軍事に関する知識が必須である。
その意味で、小川和久さんの著作はどれも信頼がおける。土井たか子さんが指摘したように氏が論理的だからだ。あらゆるマスコミに手厳しいのも納得。
・自主防衛のコストは年に22,23兆円にもなる。
・周辺諸国の兵力に比べて、自衛隊は24万人。人員の面からは、自主防衛の場合、国民皆兵を検討する必要も出てくる。
・ポジティブ・リストは相手に日本が出来る事をさらけ出し、「どうぞ裏をかいて下さい。」と言外に表明している点で売国的とさえ言える。
・軍隊に警察比例の原則を適用したら死者がゴロゴロ
・一般的な戦争のような前線が明確でない対反乱戦においては、治安維持と復興支援こそが前方
・戦後、西ドイツの例、湾岸戦争時のアメリカの例から、集団的自衛権のほうが個別的自衛意見よりも自衛権が濫用しにくい。 -
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筆者はこれからの世界情勢において、どのように日本の安全を守るかを考えている。そのため、単に集団的自衛権に賛成あるいは反対という論調で展開されていない。
日本の安全保障のためには、現在の自衛隊の状況を把握することが肝要だ。
現状の装備では、戦争をすることは不可能である。自衛隊の文字通り、索敵に優れた装備は整っているが攻め込むための兵器や人員は持っていない。
また、米軍に基地を提供しているため軍事的にアメリカとの協力関係にある。日本の安全を守るためには、資金的な面から今後もアメリカと相互に協力するのがベターだという(日本独自で国防するには軍事費がかさむ)。
アメリカとの戦争に巻き込まれるのではないか?という声があるが、日米地位協定によって基地使用を東南アジア地域の安全保障に関わる場合の認めるとの規定があることから、日本の介入に線引きはできる。 -
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2015.9.28
集団安全保障は、まさに国連の体制で、敵国を含めて、すべての国で安全を管理していこうという考え。
一方、集団的自衛権は、友好国だけで、安全を守ろうという考え。
筆者の考えでは、日本が集団的自衛権を持ち、行使することは自然。
日本国憲法、国連憲章、日米安保条約を読めば、納得。国際的平和、民主主義、自由を守る為には集団的自衛権という抑止力が必要。
条約、憲法、国連憲章でも妥当性有。
また、歯止めも国連憲章に違反しない限り、かつ、安保理軍が派遣される前までと、規定されている。
侵略の為の戦争を放棄したと考えるべきで、自衛の為の戦争は放棄していない。
また、日本はそもそも侵略できるだけの軍事力はない。
日米同盟への考察を納得。実際に、集団的自衛権を行使している状況。アメリカにとっても、日本は、地政学的にも重要であり、それだけの機能、設備を敷いている。日米同盟解消は、アメリカの覇権喪失を意味し、この点で双務的といえる。そんな日米同盟が故、中国ロシア北朝鮮は、アメリカの言うことを聞くし、日本を攻めてこない。
自衛した場合のコストも考えるべし。 -
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「13歳から」とありますが、読んでみると、むしろ大人の自分のほうが考えさせられることが多い本でした。
台湾有事や日米安保、核抑止、自衛隊など、普段ニュースで聞いている言葉が一つにつながっていく感覚があり、「戦争は遠い国の話ではない」と改めて実感させられます。
特に、戦争を感情論だけで語らず、どうすれば戦争を防ぐことができるのかという現実的な視点から考えているところが印象に残りました。
13歳向けというタイトルのわりには内容はかなり本格的で、堅く感じる部分もありますが、「戦争反対」と言うだけでは足りず、平和を守るためには知識も必要なのだと考えさせられました。
怖いからと目を背けるのではなく、まず知ろうとすることが大切なのだと感じ、ニュースの見方が少し変わる一冊でした。 -
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著者は軍事評論家。 ロシアのウクライナ侵攻、台湾中国問題、日米同盟、日本の未来について現時点の状況を考察する。
今年のロシア・ウクライナ戦争をきっかけに、世界中で安全保障やエネルギーに関する問題が提起されるようになった。メディアには、様々な分野の専門家がコメントや意見しているが、戦争の現実を理解していない部分も多い。軍事の正確な知識を持たずに、自分の空想や想像でコメントしている識者もいる。長年軍事評論家として現場経験のある著者が、現実を踏まえて現在の軍事情勢を詳細に分析し、考察したのがこの本。Q&A 形式で様々な疑問、質問に回答する。
自分も昨今のメディアの報道を見ていると、テレビ番組のコメンテーターや国際問題の専門家、特にロシア関係の大学教授の考察が本当かなと思うことがある。政治には詳しくても、軍事的観点では想像や憶測で話したりして、いまひとつ信用できない。この本では、戦争の現実を踏まえてよく考察されて書かれており、今まで疑問に思っていた事がスッキリと説明されていて大変判り易かった。ただ、著者の見解にも少し気になる点はある。台湾進攻の今後や将来について述べているが、戦争では相手に手の内を明かさないのが鉄則なので、西側の情報だけで状況を判断するのは危険かもしれない。戦争では予期しない出来事が起こるため、今後の展開については、安易に語らない方が良いのではないかと思う。(予測は大体外れる) -
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いかに辺野古埋立て案が無謀で無駄で無理で、ハンセン陸上案なるものが効率的で現実的かを語る著者。その案はこれまでに日米の政治家から認められる絶賛されてきたとするが、実現はせず辺野古の埋立ては進み続けている。これをどう評価すればいいのか判断がつかない。
そもそもここで説明するように非の打ち所がないならこの案で合意されるはずで、「それが政治」と言われたら何も意味なくなっちゃう気がするし、無理で無駄な辺野古をやめられない政治にも絶望してしまう。
著者を知らないので何ともいえないけど色んな人を批判して色んな人と疎遠になってるこの人の話ばかり全て信じる気しないような。
軍事のスペシャリストは在日米軍がいかに重要で米国にとっても日本は最重要同盟国って言うけど、それは別の思惑があるからじゃないかと思ってる僕には響かない。あぁ俺も批判的に…。
世界的に死活問題だから米軍は必要でオスプレイも安全で基地は沖縄にないといけないなんて、全ては信じないけどこれまでの経緯の振り返りと政治の腐敗ぷりは良く分かって良かった。
こんな国で生きていこう。 -
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日米同盟がどれほど米国にとって死活的に重要か?
日本にとって、だけでなく米国にとっても死活的に重要であると?
何でか?
日米同盟を解消した場合、米国が太平洋の西側から中東まで、今の影響力を保つことは不可能になってしまう・・・
つまりは世界のリーダーの座から陥落する・・・
世界のリーダーとしての振る舞いができなくなる・・・
在日米軍基地の出撃機能、ロジスティクス機能、インテリジェンス機能がなければ・・・
地球の半分の範囲に及ぶ軍事力を支える能力の80%を喪失してしまう、と著者は言う・・・
在日米軍基地は、それほどの価値を持っているんですね・・・
上記の行動範囲で米軍を支えることができるのは日本のみである、と・・・
在日米軍基地はただの支店ではなく、本社機能を備えている、と・・・
日本列島は米軍の戦略的な根拠地ですよ、と・・・
そして米国の戦略的根拠地でもある日本列島を守るのは、自国の防衛という点からも当然自衛隊・・・
自国を守るのと米国の戦略的根拠地を守るのが重なるわけで・・・
そうすると、あれだけ揉めたけど、そもそも実態として既に集団的自衛権を行使してますね、と・・・
で、これほど重要な日米同盟を米国としては当然手放せない、というのもあるし・・・
最近話題の敵基地攻撃能力を日本が持つことは、日本に戦争の引き金を持たせるということにつながり、米国が望まない戦争に巻き込まれるリスクを考えれば、米国は簡単には受け入れない・・・
日本の核武装論にしても、米国からの警戒を招き、米国の核の傘から抜け出すことによる抑止力の低下や、国際的な孤立や、日米原子力協定の破棄等々、失うものの大きさを考えないで議論するのは妄想であり、やはり米国は簡単には受け入れない・・・
自立するにはハードル高過ぎで、短期間ではどうこうできるもんじゃない・・・
そういった点から現実的に考えるならば、日本としても、やはり今後も日米同盟維持でいくしかなく・・・
ならばむしろトコトン日米同盟を活用するべく、調査研究を徹底するべきだ、とのこと・・・
非武装中立も武装中立も厳しい・・・
少なくとも今のところ全然現実的じゃないってのがよく分かる・・・
その他・・・
1994年の北朝鮮核危機時の日本政府のオロオロした内情や・・・
北朝鮮に対する著者の見立てや・・・
中国の約60隻とされる潜水艦のうち、稼動状態にある潜水艦は、米海軍と海自によって、すべて識別されて、出港してから帰港するまで、把握されてるっちゅーことや・・・
日米同盟はやっぱり中国や北朝鮮にとってちゃんと効いてまっせ、ということが述べられております・・・
半分くらいはいつもの話なので、著者の本を一度も読んだことがない方向けですね・・・