斉須政雄のレビュー一覧

  • 調理場という戦場 「コート・ドール」斉須政雄の仕事論

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    熱い料理人のお話。斉須さんが現場で培ってきた経験は、同業種のみならずどのお仕事でも通ずることがあるように感じたため、自分の仕事に対する姿勢に置き換えて読むことができた。

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    2024年04月04日
  • 調理場という戦場 「コート・ドール」斉須政雄の仕事論

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    毎日やっている習慣を、他人はその人の人格として認めてくれる

    静かなるものは健やかにゆく。健やかなるものは遠くまでゆく。

    やれたかもしれないこととやり抜いたことの間には大河が流れている

    怒ったらいけない。何かの間違いだよ。それか、よほど困ったことが起きたんだ

    中途半端な孤独がいちばん始末が悪い。という言葉は、ほんとうだと思います。完全に誰にも相手にされない時には、相手にしてもらいたいとか、せめて目の前にある花を大切にしてあげたいとか、そう考えられるものでしょう?

    愛しているものがあったら自由にしてあげなさい。もし帰ってくればあなたのもの。帰ってこなければはじめからあなたのものではなかっ

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    2025年03月11日
  • 調理場という戦場 「コート・ドール」斉須政雄の仕事論

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    一番優秀な人は無職透明。
    難しすぎませんか?って思いました。でも、言いたいことはすごい分かります。

    組織は色々制約があって、自分の創造性を発揮することは難しいと、ずっと思い続けています。

    でもでも、無色透明は1番だと思いますし、そうなれたら幸せ。
    色々なことを諦めているが、1つ1つ自分で感じて行動していけばいいのかな?

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    2024年03月20日
  • 調理場という戦場 「コート・ドール」斉須政雄の仕事論

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    タイパ、効率。そう言う事ではなくシンプルに愚直に向き合ってこそわかる、身になる。仕事に対する向き合い方を考えさせてくれる本。

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    2024年03月14日
  • 調理場という戦場 「コート・ドール」斉須政雄の仕事論

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    フランス料理のシェフである著者が、見習いからフランスにわたり数店舗の経験を経て日本に帰ってくる。
    各お店で学んだことや感じたことが書いてある本

    プロの料理人って大変だなと思った。今でいうブラック企業のやりがい搾取といわれてもおかしくない。

    ただ、覚悟を決めて本気でやるからこそ得られるものもあり、うらやましさを感じると同時に、自分ももう少し頑張ろうと思った。

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    2023年05月30日
  • 調理場という戦場 「コート・ドール」斉須政雄の仕事論

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    フランス料理の名店の料理長による本。
    佐久間宣行さんが紹介していたので自分も読んでみました。
    とにかく厳しい料理の世界。70年代に単身フランスに渡った筆者のフランスでの苦労話に勇気を貰えた。日本人である事への差別や言語の壁など、困難にぶつかりながらも成長していく筆者に感情移入してしまう。
    屋根裏部屋に住んでいた頃の経験から、住む部屋は多少無理してでもいいところにしていたエピソードは自分も似たような経験をした事があるので共感できた。
    例え自分がボロボロの家で良いと思っていても、他人からは「それがあなたの生き方なんだな」
    と思われるという。
    大変納得し、背筋が伸びた。

    20年ほど前の本だが、全然

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    2023年02月23日
  • 十皿の料理  コート・ドール

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    ごちそうを作る人の美味しい本だと思って読み始めました。
    違いました。
    生き様の本。
    そして、人種差別されることを経験した方の回顧録でした。
    差別する国に行かなければわからない感覚…
    想像するしかないですが、すばらしいレシピと、そして差別する国の中にいながら差別しない人たちとの交流エピソードが、差別する世界の寒々しさを、むしろ際立たせていました。

    吉野朔実先生の読書案内本で知りました。
    コート・ドールでの食事は叶いそうにないですが、斉須シェフのような方がいるかも!といろんなレストランに行ってみようと思います。

    1992.2.10初版
    2013.10.10第7版
    2021.3に古書店で購入

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    2022年06月30日
  • 調理場という戦場 「コート・ドール」斉須政雄の仕事論

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    人として正しい道が何なのかは誰もが分かっているはずなのにそれを選択しないのは、それがいちばん険しい道だと皆が薄々察しているからだろう。恥ずかしながら私もそうである。
    その王道を歩んで来られた斉須政雄シェフの気骨あふれるメッセージの数々が心に響く、響き過ぎて痛い。
    いつの日かコート・ドールで食事をすることを夢見ているが、今の私に席に着く資格があるのか?
    ちゃんと生きているとは言い切れない自分には耳の痛い読書となった。

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    2016年03月19日
  • 調理場という戦場 「コート・ドール」斉須政雄の仕事論

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    ネタバレ

    10年以上前に『ほぼ日』でその一部が連載されていた、
    オーナーシェフである斉須政雄さんの仕事論の本です。

    職人さんのイメージによくあるような、
    「不器用さ」というものも、斉須さんには感じました。
    しかし、そういった不器用な生来の性分の範囲内にとどまり続ける人ではなくて、
    消費者の身になって考える「商人」と、
    生産者の側になって考える「職人」とのふたつの違う立場を
    往復しながら仕事をされているという器用さも身につけられている。

    そして、そこに至った経緯というか、そうなった経験というかが、
    フランスに修行に出た時代を中心とした回想録によって明らかになる。
    激しやすいところのある著者がなんとか適

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    2025年07月04日
  • 十皿の料理  コート・ドール

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    素晴らしいエッセイ。
    料理の本としては私のレベルでは全く歯が立たない本。
    ただ、料理の楽しさとか心構えのようなものは学べたと思う。
    著者はすごい人だと思う。
    著者以外の(この本に登場する)人達も素敵だと思った。

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    2011年04月05日
  • 調理場という戦場 「コート・ドール」斉須政雄の仕事論

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    本書は佐久間宣行氏が「メンタル回復本」として紹介されていた。20年ほどずっと読んでいて、熱い気持ちを取り戻したい時にいつも読み返すそうだ。どの部分が佐久間氏の胸に響くのか想像しながら楽しく読めた。

    以下、本書より抜粋。
    「『テリーヌは何度で何分でしょう?』そういう小賢しい基礎知識を掘り回す人を見るとちょっとむっとしてしまいます。そんなことないよ、試してみなければわからないじゃないか。結果が良ければそれが最高のテリーヌの作り方なんだ。最高の旨味を出してあげることが素材に対して1番丁寧で敬意を払うことになる。テリーヌのジューシーのおいしさを、僕なりに出そうと思っているのです。」

    「その時々の素

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    2025年01月04日
  • 調理場という戦場 「コート・ドール」斉須政雄の仕事論

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    その時その時の状況や立場によって言ってることが変わってるのがリアル。
    経営者ってこういう感じなんだろうなぁ。

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    2024年06月09日
  • 調理場という戦場 「コート・ドール」斉須政雄の仕事論

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    料理人としてのストイックさと、クリエイティビティが伝わってくる。向こう側の世界を見ているような気分になる。

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    2023年10月04日
  • 十皿の料理  コート・ドール

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    シェフの本を読むのは初めてです。とても丁寧にいろんなことが書かれてあり、想像をかき立てられました。コートドールと言う店に行って食べてみたいです

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    2023年02月10日
  • 十皿の料理  コート・ドール

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    十皿の料理に込められた仕事論。
    平凡を嫌い、
    素材の個性と勝負する料理人の矜持が溢れている。勇気が沸く本。
    個性的な素材、主役級じゃない食材の扱い方、人間関係にも通じるところがあると感じた。

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    2021年11月13日
  • 十皿の料理  コート・ドール

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    調理のシーンが村の鍛冶屋の歌詞のようです。しばしも休まず槌うつ響き…野菜や肉の火の入れ方など。ピュレをつくるためにトマトの水分をいいあんばいに抜くためにの解決方法が、前日からやっておけばいい!という名案にたどりつく。やっぱり仕事に精出す村の鍛冶屋のイメージに重なります。

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    2013年04月15日
  • 十皿の料理  コート・ドール

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    仏のレストランで長年修行を積んだ斉須政雄シェフのエッセイ集。どの一皿にも、おいしいだけじゃなく、あたたかさとたくさんの思い出がつまっている。実際にお店に行って料理を食べたい〜!

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    2009年10月04日