長谷川町蔵のレビュー一覧

  • 文化系のためのヒップホップ入門3

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    ‪今やアメリカで最も聴かれる音楽ジャンルになったヒップホップ。しかしながら日本は自分も含めてまだまだチェケラ的な理解で止まっている部分があるように思う。最新の歌手・楽曲を紹介し、それがその時代のアメリカ社会をどう反映しているかの解説が知的好奇心をこれでもかと刺激してくれる。オバマからトランプへの変化がこんなにも様々な反応を生み出していたなんて。同時に日本芸能界の現状に一抹の寂しさも。‬

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    2020年01月26日
  • あたしたちの未来はきっと

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    今どきの10代女子たちのこととか(著者は男性)、郊外の町田を舞台にとか、そんな具体的な設定に惹かれて購入。

    連作短編でなかなか面白かった。
    堅苦しくなく、良い意味でマンガのようにさらっと読める。
    内容は色んなジャンルが入ってて、こういうのもたまにはいいな~と思った。

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    2020年04月18日
  • 文化系のためのヒップホップ入門2

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    現在、最も世界でマネーを生み出している音楽ジャンルであるヒップホップについて、”クラブに行ったことがない”、”ラジカセを街中でかついで「Hey Man」と言ったことがない(LL Cool Jを参照のこと)”といった文化系の読者に対して、わかりやすく解説してくれるベストセラーの第二弾。

    第二弾となる本書では主に2012-2014年度の各年度のヒップホップシーンについて、多数のディスクガイドと共に、”何が新しいのか?”、”近年その関係性がさらに強まった感のあるヒップホップとジャズの距離感は?”といった観点から、行われる解説は非常に面白い。

    個人的にはこれでDrakeの一連の作品の素晴らしさに気づいた。とはいえ、2014年というのはこのシーンの変化のスピードの速さを考えると、既に古い。第三弾はぜひ早く出版してほしい・・・。

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    2018年10月20日
  • 文化系のためのヒップホップ入門

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    ロックは(ドロップアウト)で資本主義からの脱却を特徴としている、
    だからロックで売れてお金持ちになるのは資本主義の中で成功しちゃってるから矛盾する。
    ヒップホップはその逆って表現が面白かった!

    あとヒップホップの苦手としている弱い僕を表現することをカニエ・ウエストが(808 heartbreak)でやった点も、
    そういえばリアルタイムで聴いてたなって思ってヒップホップの変革に高校時代に立ち会えていたと思って嬉しくなった!

    ギャングスタだけがヒップホップじゃない!
    日本人がヒップホップに対して抱いているイメージを変えてくれそうな一冊でした!

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    2015年12月08日
  • 文化系のためのヒップホップ入門

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    ヒップホップを全然知らなくても面白い不思議。
    ヒップホップそのものが持つ意味が、これまで、私が親しんできたロックとは全く別なのが興味深い。

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    2015年09月09日
  • 文化系のためのヒップホップ入門

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    ヒップホップの歴史やロックとの比較等、わかりやすくて面白かった。

    ロックは「天才」がシーンを牽引する「オリジナル」信仰なのに対してヒップホップは集合知的
    ヒップホップは音楽ではなく、一定のルールの下で参加者が優劣を競い合うゲーム

    といったあたりが特に印象に残ったかな。

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    2014年04月13日
  • 文化系のためのヒップホップ入門

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    ネタバレ

    ヒップホップの誕生から現在に至るまでの話が延々と書いてあって、正直興味ないとか、聞いたことのない人には実感が伴わない内容であるかと思いきや最後の方にある「ヒップホップの楽しみ方」の部分が面白かった。

    「ヒップホップの楽しみ方」では本の序盤~中盤にある概要を元にヒップホップと他の文化の類似性について記載してある。

    プロレスとの類似性という話がしっくり来て、要するに作る側の人間は問題を起こしたりビーフによって悪目立ちすることで話題を生み、聞く側の人間はそれを含めて楽しむ。
    少なくとも文化系にとっての楽しみ方としては、自分との類似性、親近感を持つことではなくテレビの向こう側にあるエンターテイメントとして捉えるのである。

    この楽しみ方は理に適っていると思うし、楽しむための視点を学ぶという理由において入門書として優れているものの、どうしてもやっぱり文化系から見るヒップホップは距離を置いたものというか、若干見下し気味になるような気がしないでもない。

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    2013年10月26日
  • 文化系のためのヒップホップ入門

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    ヒップホップには全くの素人だけど、面白く読めた。食わず嫌いの人ほど読んでみると、世界が広がるかもしれない。

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    2012年03月13日
  • 文化系のためのヒップホップ入門

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    なぜ日本では流行らなかったのか?を切り口に、ヒップホップの歴史を幅広くカバーした良書。

    都市論からアフリカ文明論、女性ラッパーのセクシャリティまでアカデミックな文系トピックも満載。Youtubeで検索しながら読めば、サウンドの進化に関する町蔵さんの説明も手に取るようにわかります。

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    2012年02月11日
  • 文化系のためのヒップホップ入門

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    こういうのが電子書籍になって、該当の音楽が聴けると良いなあと思いますね。
    収集欲をそそる本でした。あと日本もサポートしてくれる続編希望。

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    2012年08月24日
  • 文化系のためのヒップホップ入門

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    ヒップホップを全く知らない自分ですが、結構楽しめた。用語、出てくるラッパーなど99%知らない(唯一わかったのがエミネム)が、それでも楽しめた。

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    2012年01月13日
  • 文化系のためのヒップホップ入門

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    中学生の頃に背伸びして聴き始めたヒップホップ。トラックやライムが心地良いと思えるようになるもイマイチはまり切れていなかった。
    そんな中、最近本書を目にしたので「これはっ!」と思い購入した次第である。

    この本はヒップホップの誕生から現代までの歴史を著者の2人が対談形式でお届けするという形式で、著者の一人である大和田俊之さんは慶應大学で教壇にたち、私も授業を取ったことのある先生だ。

    本書に登場する大和田先生のゼミ生(生粋の帰国子女)によれば、ヒップホップとはコンペティションなのだという。レペゼン◯◯(◯◯出身)と言うように、地元主義が強く派閥間での対立も多く、よく歌詞の中で他人へのDIS(攻撃)が含まれている。この人物関係+音楽がヒップホップという「場」なのだという。そしてヒップホップに限らず様々なコンテンツが、コンテンツそのものだけでなくその背景にある情報も含めて消費されるという意味で世界はヒップホップ化していくと論じている。

    本書はヒップホップを理解するためのバックグラウンドを理解するのに有効だが、全くの初学者である私にはレベルが高いと感じた。なのでヒップホップの知識がほとんどない人は細かい人名などは気にせず、ザクザク読んで、自分も知ってる部分のとこだけCD聞きながら理解を深めれば良いと思う。

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    2012年01月04日
  • 文化系のためのヒップホップ入門

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     長谷川町蔵とポピュラー音楽研究者の大和田俊之がヒップホップの歴史と魅力について語る。
     とりあえず、黎明期からヒップホップに付き合ってきた日本のロックファンが、ネイティブ・タンの衰退以降は離れていったという指摘に唸りました。あぁ、僕だけじゃなかったんだ。
     ヒップホップを「音楽」ではなく「ゲーム」として捉え、「場」への志向という視点から分析する語り口に対して、大いに納得してしまいました。
     というか、ヒップホップを聴きたくなってきたよ。

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    2011年12月07日
  • 文化系のためのヒップホップ入門

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    トライブ=部族転じてファン集団=ヘッズ レペゼン=代表転じて出身 イル=イカれてる転じて格好いい ドープ=麻薬転じて最高にイカした コンペティション 弱肉強食の世界 コンプトン ビーフ=アーティスト間の争い 競技 ジャマイカ ブロンクス クールハーク ジャイアンのジャイ子への愛 ジェームスブラウン ドラムブレイク RUNDMC 起承転結の否定 アフリカバンバータ けんかが強いのに文科系 ブロックパーティ ネイティブタン デラソウル アメリカの黒人人口ってたかだか12〜13%なんで フォークロア【folklore】民間伝承。民俗学 サウスセントラル→サウスロサンゼルス チカーノ バンダラップ サイプレスヒル ドジャース イーストLA 大喜利をやっている落語家に、道徳を求められても困る いかにクリエイティブに悪口をいうか ハンチング帽 ロックとフォークは自殺のことばかり考えていて、ラテンは他殺のことばかり考えている ロックは純文学、ヒッブホップはTwitter カニエウェスト リルウェイン リヴァースクオモ ハーバード大卒 ヴァンパイアウィークエンド 韻を踏みまくった歌詞はヒッブホップからの影響が濃い ミュージッキング音楽は行為である ワイルドスタイル ビートストリート 友情努力勝利 シグニファリング ワンピースはジェイZみたいな存在 手塚治虫はマンガ界のJB ヒッブホップはプロレスである ファンも分かった上で乗っている ビートたけしはスタンスが非常にギャングスタラッパー的 すべらない話って完全に仲間内でサイファーを作ってフリースタイルをやっているノリ 誰でも知っている日常のネタをいかに異常な発想で膨らませてウケをとるかというのもヒッブホップ的 feat. ひな壇芸人 ガレージバンド 初音ミク インディーロックはTwitterじゃなくてFacebook 知り合いにいいね!マークを付けてもらって自己充足みたいな

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    2013年12月26日
  • 文化系のためのヒップホップ入門

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    「ヒップホップは即実的なルールのもとに行われるゲームである」という主張はとても興味深く、引き込まれました。音楽好きの日本人のためにヒップホップを分かりやすく解説する、というコンセプトも面白いと思います。

    ただ、「入門」とタイトルについている割には、あまり丁寧な作りではない気がしました。

    特に、年表が無いのは致命的な欠陥だと思います。
    アーティスト名は本文中に数多く登場するのですが、それぞれが活躍した年号など横軸の情報が薄いため、大局でのヒップホップの流れが見えにかったです。いちおう、章を追うごとに現在へと近づく構成にはなっていますし、前半のヒップホップ誕生部分は流れに沿っていて理解しやすかったですが、後半の章は年代とリンクさせて理解するのは難しかったです。

    例えば、冒頭にヒップホップ年表を記載しておくだけで、そこに戻って流れを確認しながら本文を楽しむことができるようになり、ヒップホップ史の流れも理解しやすくなるのではないかと思いました。

    入門というのだから、紙面上ももっと工夫をして欲しかったです。例えば、アメリカの地図を記載して、その上にどのアーティストがどの地域で活動しているかを図解で分かるようにするとか、「音楽だけでなくアーティスト同士の人間関係を楽しむこともヒップホップの要素の一つ」と言うのなら、レーベルを含めた人物相関図を載せるとか。ヒップホップを題材にするのであれば、もっと遊び心が入った本に仕上げても良かったのではないでしょうか。

    また、せっかく「音楽ライター」と「アメリカ文学者」の対話形式となっているのに、あまりその肩書きと役割分担が効果を発揮していなかったのも残念でした。どちらがどの発言をしているのかも、意識して読まないと頭に入ってこないと思います。

    読み進めていく中で、ところどころヒップホップに対する新しい発見があって面白いとは思いましたが、それ以上に、少し工夫をすればより分かりやすく面白い本になったのではないか、ということを強く感じました。

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    2013年10月26日
  • 文化系のためのヒップホップ入門

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    なにが文化系?なのかはよくわからない。
    たぶんヒップホップを語るにあたって仕方ないのだろうけど、人名やグループ名がとにかく多くて、ひとりにつきほとんど触れないこともあるために、この記述って意味あんのかな、と。まあディスクガイドみたいな使い方をするならいいのかな。

    ヒップホップとは……
    男子中学生同士の洗練された口喧嘩。内省やオリジナリティ重視がロックであるならば、ヒップホップは外部から検索してとってくるクラウド的イメージ。ロックが純文だとすると、文学の世界もだんだんヒップホップ的になってくると予想しているけど…トマス・ピンチョンみたいな感じかな?

    ロックの聖域が「駄目な僕」で、「個」よりも「場」を重視するヒップホップはそこになかなか踏み込めないだろう、と。例外はカニエ。
    そりゃなんか面白いわな。たしかにみんなで集まって自分だめ自慢したって何もかっこよくないし。日本人ちょっとこの気ありそうだけど。

    「ヒップホップ」=「日本の芸人」は前から思ってた。

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    2013年06月03日
  • 文化系のためのヒップホップ入門

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    ヒップホップの歴史とその特徴を大まかにつかむことができた。ヒップホップを音楽ジャンルとして捉えず、「場」と捉えることで、そのゲーム性の面白さを理解できた。これから発展するカルチャーは市場原理主義のゲームから逃げないジャンルが面白くなるように思った。

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    2013年02月12日