長谷川町蔵のレビュー一覧
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「文化系のための」とわざわざ銘打って間口を狭め多少偏った印象であるが読み物としておもしろいので一気に読み切ってしまった。ドロップアウトを美徳と讃えるロックに対してラップという声を挙げて資本主義に参入しビッグマネーを夢見る"イン"のヒップホップは成功に矛盾が無い。ヤンキーのファンシー好き、ギャングのメ...続きを読むPosted by ブクログ
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ヒップホップの歴史はジャズの歴史に似てる。90年代の黄金時代がリアルタイムだったのに…。サイプレス・ヒルがヒットしたり、2PACの映画「グリッドロック」はリアルタイムで観たり。こうして俯瞰してみると面白い。続巻も買う。Posted by ブクログ
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スマホ片手にyoutubeで音源チェックしながら一気読み。歴史的な背景と現場感と自分の言葉で語ることが全て揃っているという稀有なレベルの良書。
しばらく聴いてなかったヒップホップやR&Bをまた聞けるようになったのは2ne1がきっかけだったな、とこの本読んで気づけた。Posted by ブクログ -
海外の青春モノめいた雰囲気はあるのに、やっぱり町田感があるし町田でなきゃいけないと思わせる絶妙なバランス。ちょっとフランチェスカリアブロックを思い出させた。Posted by ブクログ
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まさしく文化系のためのヒップホップ入門でしたわ!聴くよりも読むところから入る私みたいなんには最適。
ワンピースはジェイZ的存在。
個、作品、ではなく、あくまで、場。Posted by ブクログ -
いや〜面白い。菊地成孔氏のアフロ論などの音楽論にも繋がる話がありつつ、しかしかなり分かりやすい本になってる。オールドスクールからニュースクールを経て、どのように今のようなラップの姿になったのか…、自分にとってはスッポリ空いた空白の部分を埋めてくれた、意外にもかなり衝撃的著作!Posted by ブクログ
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ヒップホップカルチャーを学ぶことができる良作 。
ヒップホップの楽しみ方がわかります。興味がない人も面白いんじゃないでしょうか。んー気になるアーティストが多数紹介されていたので、今度音源をチャックしたいです。そんな感じで、この本には新たな発掘がありますよ!!おすすめです。Posted by ブクログ -
ヒップホップは、生活であり、ゲームであり、外傷的であり、場であり、音楽でない。未だヒップホップが日本の音楽業界な主流になり得ない理由がよく分かるよ。Posted by ブクログ
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ループが肝。気持ちいところをループさせることによって、踊れるし、いつも楽しくいれるという強欲な音楽。
→ブレイクビーツ。
ラップはあくまでコンペティションのゲームである。
白人と黒人の関係。白人に愛されているヒップホップとは?
ヒスパニックの台頭。
ヒップホップとお笑いの世界の類似性。アナロ...続きを読むPosted by ブクログ -
ベストセラーだし、中古価格の安定からさっさと読んでメルカリだなという安易な考えで読み出したものの。入門と言われても知らない事の多さ、そしてその面白さ。大学での講義がもとになってるのだからそりゃそうなんだけど。ヒップホップに対する考え方を補強してもらい、自分なりに補正できたという読者でした。今までのブ...続きを読むPosted by ブクログ
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会話形式で記入されているので、サラサラ読みやすいです。
ヒップホップ起源から記載されているので、読みやすいです。
また、
グラフィティ、DJ、ラッパー、ダンスが、
どのように広まっていったのかが分かり、
入門編にぴったりだと思いました。 -
慶應大学での講義から、その年を象徴するヒップホップ語り合うシリーズの第三弾で、2015年から2018年までを紹介
この頃あたりから音楽はストリーミングで聴くのが主流になり、そこにいちばんフィットしたヒップホップはものすごいスピードで動いてるのがわかる
いまのヒップホップは、“ジャズのビバップから...続きを読むPosted by ブクログ -
本シリーズも3作目であり、今作ではオバマ政権末期~トランプ政権成立の2015-2018年を対象として、ヒップホップシーンの動向とそれが意味する含意を明らかにしていく。
印象的なのは、明らかに音楽を届けるメディアとして、Spotifyに代表されるストリーミングサービスが主流となることで、
・Spot...続きを読むPosted by ブクログ -
今やアメリカで最も聴かれる音楽ジャンルになったヒップホップ。しかしながら日本は自分も含めてまだまだチェケラ的な理解で止まっている部分があるように思う。最新の歌手・楽曲を紹介し、それがその時代のアメリカ社会をどう反映しているかの解説が知的好奇心をこれでもかと刺激してくれる。オバマからトランプへの変化...続きを読むPosted by ブクログ
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今どきの10代女子たちのこととか(著者は男性)、郊外の町田を舞台にとか、そんな具体的な設定に惹かれて購入。
連作短編でなかなか面白かった。
堅苦しくなく、良い意味でマンガのようにさらっと読める。
内容は色んなジャンルが入ってて、こういうのもたまにはいいな~と思った。Posted by ブクログ