木俣冬のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2019.12.10
【感想】
自分の頑張りが誰かに認められなくて、そのことに苛立ってしまったり、「すごいことをやらなきゃ」って思う気持ちが楽しさを失わせちゃうって悲しいこと
一輝が育実のすごいところを出していくうちに、育実自身が挙げていって笑顔になるの本当良いなあ
そして虹一が涼子にすごいところ百個言うところには感動した
思い込んでることってきっと沢山あるから、一度立ち止まることって大切
学ぶことが多すぎる…ハッとさせられることばかり…
何度も読み返したいし、ドラマも見返したい!
【印象に残った言葉】
「誰でもできることは、できてもすごくないんですか?」
→一輝のこの考え方は本当 -
Posted by ブクログ
ネタバレ2019.12.8
【感想】
ドラマが大好きで読んでみた!
ほとんど脳内でドラマが再生されて楽しかったし、やっぱり温かい気持ちになれる
特にウサギとカメの話が好き
カメは競争ではなく進むことを楽しんでいて、ウサギは自分をすごいんだって証明したい
どっちが良い悪いはないと思うけれど、カメになりたい
存在しない「誰か」を意識して、自分の気持ちを無意識に抑え込んでしまう人もいる一方、「誰か」の後押しがあってやりたいことに対して素直になれる人もいる
でもどっちにしろ「自分」がどう思ってるのかと素直に向き合うことが大切なんだろうなあ、と
【印象に残った言葉】
歯を抜かなくちゃいけない一輝に対 -
Posted by ブクログ
子どもの頃からNHK朝ドラにはなじみがあったけれど、本格的にガッツリ観るようになったのは「カーネーション」から。朝ドラ関連の別の本は「カーネーション」までだったのに対してこちらは「カーネーション」はもちろん、「あまちゃん」「花子とアン」「べっぴんさん」「マッサン」「ごちそうさん」「あさが来た」など、好きだった朝ドラのレビューがたっぷり載っていたのでうれしかったです♪
しかもところどころ、意見の一致もみられて「わかるわかる」とうなづきながら読みました。特に「まれ」の「人生舐めすぎ」はまさにそうだろうと思いまいた。基本、朝ドラヒロインを演じると女性ファンが増えると思うのですが(事実、「なつぞら」 -
Posted by ブクログ
明るく、元気に、さわやかに。一時の低迷から復活した2010年代以降に復活したNHK朝ドラ。エキレビというサイトでレビューを連載する筆者が考察する時代の鏡としての朝ドラ。
2010年代、ちょうど2010年代に放送時間が8時からに代わってから朝ドラの視聴率は回復傾向。ネットでの話題も含めると2014年「あまちゃん」が筆頭だろう。
本書はエキレビで毎日朝ドラについて分析した記事を掲載する筆者の作品。
1 マッサン 国際結婚とつかこうへいイズム
2 ごちそうさん 食らうことは生きること
3 あさが来た 妾と女中と正妻と
4 花子とアン 純愛と道ならぬ恋
5 とと姉ちゃん 生涯独身ヒロイン、あらわる -
Posted by ブクログ
ドラマが素晴らしかったので、小説版を購入。
基本的には、ドラマの内容を小説にしただけですが、最終話は小説版オリジナルの話です。ドラマ版とそんなに大きく変わっているわけではなかったと記憶しています。
今の時代にあった話で、「普通」とは何かを考えさせられました。登場人物それぞれ引き立っていて、サラッと読もうとしたはずが、なにげない一言がちょっと立ち止らせるので、改めて考えさせられます。文章にすることで、ドラマを見ていない人には、想像力をかきたてるのではないかと思います。ただ、ノベライズ本として捉えていただいたほうが良いです。小説として読むと、サクッとしているようにも感じます。これを機にまたドラ