猪熊隆之のレビュー一覧
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ネタバレ山岳気象予報士、猪熊さんの山岳天気予報は普段お山の計画を立てる時に最も信頼し参考にさせていただき、そして現地でも常にチェックしてお世話になっています。
お天気だけでなく、風力や気温などもいつも素晴らしく的確な予報で大変助かっています。
日本の山岳だけでなく、日本で初めて8000m峰14座を登頂された竹内洋岳さんをはじめ、三浦雄一郎さんやNHKのグレートサミッツ取材班などにもヒマラヤの山岳気象予報を提供されているとのことで、大変信頼されている方です。
当然彼らの登頂や撮影の成功には猪熊さんの予報の精度が高かったことがあります。
ただその反面、天気という不安定要素の高いものを配信されること、外れてしまう可能性もあるという精神的苦痛、プレッシャー、責任感が登頂が成功し無事に下山されるまで常につきまとう大変なお仕事なのだということが読んでいてひしひしと伝わってきます。
猪熊氏自身、大学山岳部からクライマーとしてヒマラヤへと向かわれましたが事情があり山に登れなくなったため今のお仕事に就かれたことは知っていました。
ただその事情というのが冬の富士山で負った重症が原因で発症された慢性骨髄炎とのことが分かりました。どのような病気なのかは知りませんでしたが完治が難しく何度も入院や手術をしなければ歩くことも普通に生活を送ることもできない難病とのことです。
そんな難病と戦いながら、幼い頃からの夢、そして今までの山で過ごされた経験から山岳気象予報士のお仕事を目指すことになったとのこと。そのため今のお仕事に向かうお気持ちが並大抵なものではないこと、そして数々の困難を乗り越えられ夢を叶えられた猪熊さんの勇気と努力に心から感銘を受けました。 -
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定期的に山と溪谷社から出される"登山学校シリーズ"の一つ。
著者が『山岳気象大全』や山岳気象専門会社ヤマテンの代表取締役である猪熊隆之さんなので、信頼して読み進められます。
雲の種類から天気の仕組みなどの導入部分だけではなく、実際の山でのリスクや天気図の読み方、季節ごとの山の天気など内容はしっかりしており、よくある山の天気の書籍と遜色ありません。
しかし北海道から九州の山まで17ページを割いて山域ごとに危ない風向きなど紹介しているのは、他の書籍には無く驚きました。
山と溪谷社から以前発売されていた"大全シリーズ"などと同様にこのシリーズを揃えれば基礎知識からある程度の応用までしっかり学べるこのボリュームはさすが山と溪谷社といったところ。
シリーズとして時代にあった内容のものがどんどん発売されていくので、今後とも楽しみです。
特に登山に関して勉強したい方におすすめの一冊となりました。 -
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【登山関連書】
中学生のときに確か習った10雲形や低気圧とか高気圧とか前線とか、気象の基本が半分、四季ごとの山の天気の特徴の解説が半分。
あと、ラジオの天気を聞いて天気図を描く、その基本知識。
写真や図解で説明してくれるのでとてもわかりやすい。
著者の猪熊隆之さんは、山岳気象予報で絶対的信頼を誇る方なんですって。
雲の形や風の吹き方からこれからの天気を知るというのは、本格登山をするなら絶対必要なスキルなので、少しずつ身につけたい。
そのためにはじっくり空を見て風を感じることが大事で、経験として蓄積されていくものだと思うけど、その前段階の基本知識を学ぶにはとてもいい一冊です。
天気図を描けるようになりたいな。
面白そう。 -
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天気予報など無い時代からいい伝えられてきたことわざ。
20年ほど前
神戸で川辺に下りて子供達のイベントを開催中、雨が降り出して橋の下で雨宿りをしていたら、そこに濁流が襲いかかった。
というニュースを見ました
お年寄りが、
山に黒雲がかかったら川には近づいたらいけないのに
とつぶやいていた顔が忘れられません。
ことわざを科学的に解明していて頷いたり、ホンマかいな〜と疑ったり。
環八雲は、何でできるのか
疑問だったので海風と知る事ができて良かったです
「環八雲に気をつけろ」
東京の新しいことわざ
最近の豪雨被害を見ると
科学や技術の発達に奢る事なく自然への畏怖や感謝は持ち続けないと、
ことわざで伝え続けてくれた先人達の思いにも触れた気がしました。
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Posted by ブクログ
ネタバレ無料で見られる天気予報は山麓のもの。気象業務法によって、天気予報は気象測器を設置しなければ予報を行ってはいけないことになっている。
雨予報で登山を中止するのはもったいない。外れる可能性がある。微妙な天気だったらまずは、行ってみる。雨上がりの雲は早い。雨の時は雨なりの楽しみ方をする。
転機の崩れが少ない山=海から風が入ってくるときは風上側が崩れやすい。風下側の山に行く。
アルプスの登山ガイドは天気によって場所を変える。
低体温のリスクは、森林限界、尾根、主稜線に出るところ、で引き返すか前進するか、を決める。
雷は光ってから5~6秒は非常に近いと考える。10秒以内は3キロ以内。いつ落雷があってもおかしくない。