猪熊隆之のレビュー一覧

  • 山岳気象予報士で恩返し

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    山岳気象予報士、猪熊さんの山岳天気予報は普段お山の計画を立てる時に最も信頼し参考にさせていただき、そして現地でも常にチェックしてお世話になっています。
    お天気だけでなく、風力や気温などもいつも素晴らしく的確な予報で大変助かっています。

    日本の山岳だけでなく、日本で初めて8000m峰14座を登頂された竹内洋岳さんをはじめ、三浦雄一郎さんやNHKのグレートサミッツ取材班などにもヒマラヤの山岳気象予報を提供されているとのことで、大変信頼されている方です。

    当然彼らの登頂や撮影の成功には猪熊さんの予報の精度が高かったことがあります。
    ただその反面、天気という不安定要素の高いものを配信されること、外

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    2014年07月30日
  • 山の天気リスクマネジメント

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    ヤマテンの猪熊さんの天気の解説書。
    とても読みやすい1冊。

    普通の天気はもちろんだけど、山だからこそ気をつけるべき天気や、地形と天気の関係性など気をつけるべきポイントがギュッと詰まっている。

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    2025年06月21日
  • 山岳大全シリーズ 2 山岳気象大全

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     低気圧や高気圧、梅雨や台風発生の仕組みから天気図の読み方と季節や山域による気象の特徴を解説。
     地球の自転により起こる偏西風、公転による四季の変化、チベット山脈やシベリア、オホーツク、太平洋の高気圧。ダイナミックな気象システムの世界に触れることができた。
     日本海岸の山は低気圧通過後に北西の風が吹く影響で天候が悪化するというのが意外であった。

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    2024年06月29日
  • 天気のことわざは本当に当たるのか考えてみた

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    地学と地理を混ぜて気象を解説してくれる本。

    表紙の雰囲気や、1章(生き物)の身近な話題から入るものの、中身は理科の素養と興味がないとついていきにくい。
    その分読み応えがある。

    筆者が自作したことわざもあり、自然観察の丁寧さを感じた。

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    2023年09月21日
  • ヤマケイ新書 山の観天望気 ~雲が教えてくれる山の天気~

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    昨年の山での骨折を転機に、安全な登山を心掛けようと思い、購入した一冊。
    猪熊さんは、ヤマテンで山の天気の第一人者。

    雲の種類から始まり、雨雲や雷が発生する仕組み、天気図から山の天気を予想したり。確かに、最近は予報が外れることもあるので、現地で確かめる術は必要かなと感じました。これで登山中も、雲の動きを楽しみながら登れそうです。もちろん、安全第一で。

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    2023年01月25日
  • 山岳大全シリーズ 2 山岳気象大全

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    山での気象について勉強したかったら、この本です。
    とても詳しい。
    分かりやすいイラストも豊富。

    山の経験もある著者なので信頼できる。

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    2022年12月31日
  • ヤマケイ新書 山の天気にだまされるな!

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    山岳気象のイロハを学ぶことができ、大変ためになる。これまでの山行では引き返しポイントや避難地点を意識してこなったが、今後は注意して行動する癖を身に着けたい。
    観天望気は「雲の気持ちになってみる」ことを意識する、

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    2022年09月03日
  • 山岳気象予報士で恩返し

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    筆者の生き方に力をもらえる本です。山という存在が筆者にとってどれほど大きいか、その存在感が際立ちます。意外なことに、山岳専門の気象予報配信が始まってまだ間もないことを知りました。私が参加している登山ツアーも、このように一般登山者の山登りを支えている方々がいてくださるからこそだと思い、安全に登らなければと強く思いました。

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    2014年09月28日
  • 山岳大全シリーズ 2 山岳気象大全

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    2014.03.06 天気ヲタさんたちの話がちょっとはわかるようになってきた。これは暫く大事に読み返したい本。

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    2014年03月07日
  • 山岳大全シリーズ 2 山岳気象大全

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    【登山関連書】


    中学生のときに確か習った10雲形や低気圧とか高気圧とか前線とか、気象の基本が半分、四季ごとの山の天気の特徴の解説が半分。
    あと、ラジオの天気を聞いて天気図を描く、その基本知識。

    写真や図解で説明してくれるのでとてもわかりやすい。
    著者の猪熊隆之さんは、山岳気象予報で絶対的信頼を誇る方なんですって。

    雲の形や風の吹き方からこれからの天気を知るというのは、本格登山をするなら絶対必要なスキルなので、少しずつ身につけたい。
    そのためにはじっくり空を見て風を感じることが大事で、経験として蓄積されていくものだと思うけど、その前段階の基本知識を学ぶにはとてもいい一冊です。

    天気図を

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    2013年11月10日
  • 天気のことわざは本当に当たるのか考えてみた

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    タイトル程面白いとは感じなかった。

    内容が、化学や地理的の基礎的なところから発展的なところまで触れるようなものであった。
    もう少しやさしめな内容だと、読みやすかったと思う。

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    2025年04月13日
  • 天気のことわざは本当に当たるのか考えてみた

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    著者は山岳気象専門会社ヤマテンの社長。そんな会社があることを初めて知った。天気に関する諺があるのは農林水産業が主であり,天気によってさまざまなタイミングを知ったり,作業の予定を考えたりするからであろう。天気に左右されない仕事をするようになった人が大多数の現代では実感が湧かない天気のことわざ。理屈的にまぁまぁ合っているものもあれば,そう見えるような擬似相関のようなものもある。著者オリジナルのことわざというのもあり,この発想は面白いと思った。自分の発見や考えを諺っぽく表現する。ええなぁ。やってみよう。

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    2024年12月08日
  • ヤマケイ新書 山の天気にだまされるな!

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    無料で見られる天気予報は山麓のもの。気象業務法によって、天気予報は気象測器を設置しなければ予報を行ってはいけないことになっている。
    雨予報で登山を中止するのはもったいない。外れる可能性がある。微妙な天気だったらまずは、行ってみる。雨上がりの雲は早い。雨の時は雨なりの楽しみ方をする。

    転機の崩れが少ない山=海から風が入ってくるときは風上側が崩れやすい。風下側の山に行く。
    アルプスの登山ガイドは天気によって場所を変える。

    低体温のリスクは、森林限界、尾根、主稜線に出るところ、で引き返すか前進するか、を決める。

    雷は光ってから5~6秒は非常に近いと考える。10秒以内は3キロ以内。いつ落雷があっ

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    2023年07月31日
  • ヤマケイ新書 山の観天望気 ~雲が教えてくれる山の天気~

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    雲を見る、天気図を見る、予測する、基本だけにしっかり覚えておきたい。忘れないように繰り返すのみ。実践と知識の繰り返し。

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    2022年12月22日
  • 山岳気象予報士で恩返し

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    ピンポイントで山の天気予報をする会社があるんだ。テレビ局や登山家が重宝するのもわかる。安全に、景色も良く、気分最高な条件で登りたいよね。

    山はなめちゃいけない。

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    2013年12月26日
  • 山岳大全シリーズ 2 山岳気象大全

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    かなり専門的

    水蒸気が少なければ、上昇しても雨にならない。
    低体温の原因は、風、濡れ、低温の順。
    富士山の平均風速は8月が一番低い。
    山頂で早朝に強い風が吹くときがある。山頂は夜から朝が風が強い。地面が冷えるため。

    寒冷前線は勾配が急、積乱雲が発生しやすい。
    温暖前線は勾配が緩い、近いところは雨になるが、遠く離れると雲の高度が高くなり、高層雲、巻層雲、巻雲になり、曇りになる。

    雷は金属や濡れたものは関係がない。周囲より高いもの、突起状のもの、が危ない。
    樹木から離れる。両足を閉じて、できるだけ身を小さくして屈みこむ、耳をふさぐ。

    台風、低気圧は、日本海側では通過した後により荒天になる。

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    2023年07月31日
  • 山岳大全シリーズ 2 山岳気象大全

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    この「山」を登るのはたいへんだった。ひとまず全体に目を通しました。理解したとはとてもいえないけれど、うすぼんやりと何かが見えてきた感じ。根っからの文系人間の私にもとりかかることができました。

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    2012年05月28日