益子貴寛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
Webデザインに焦点を当てたIT書
開発言語サイドからではなく、アウトプットする画面などのレイアウトサイドから
Webコンテンツを解説しています。
カラーで写真や、図表をつかって、見たらすぐわかる形になっています。
250頁あまりありますが、本文は、2段組みでけっこう細かい文字なので、辞書に準じた集積感を感じました。
実例デザイン、COLUMNといったテーマごとに挿入された資料もあります。
詳細の目次とともに、4頁のインデックスにて、用語、テーマの逆引きもできます。
HTML5,CSS3,Javascript等 のコードなどの解説は、指定パラメータの書き方などがありますが、各言語の使い方は言語解説書を合わせてご確認ください。
各Chapter に関する内容は次のように感じました。
01 Webデザインの基本 作業の全体像を概説しています。
02 レイアウトの概要
03 色の基本と、組み合わせの解説
04 写真の概要
05 文字と書体の概要
06 コンテンツ技術言語の概要
07 インタラクションとは関係性のこと、UI,UX技術の概要
08 Webサイトの運用管理について
作業全体を把握するには、01,02,07,08 Webサイトの属性や表現方法は、 02,03,04,05 IT技術の対応については、 06,07,08 かと。
Contents
Introduction
Chapter01 Webデザインの基本
Section01 デザインとは何か
Section02 目的と目標を考える
Section03 ターゲットを想定する
Section04 コンセプトを決める
Section05 モバイルファーストとマルチデバイス対応
Section06 ワイヤーフレームやプロトタイプを作る
Section07 自発的にスケジュールを管理する
Section08 ワークフローの全体像
Chapter02 レイアウト
Section01 レイアウトは
Section02 レイアウトの原則
Section03 Webデザインにおけるレイアウト
Section04 Webデザインにおけるナビゲーションのレイアウト
Section05 レイアウトにおける視線誘導
Section06 タッチデバイス向けのレイアウト
Section07 レスポンシブWebデザイン
Chapter03 配色
Section01 色とは
Section02 色の三属性
Section03 トーン
Section04 補色・類似色・配色の調和
Section05 色の印象
Section06 カラーモード
Section07 利用者の視点に立った配色
Section08 Webサイトの目的に合った配色と比率
Section09 リンクの色の扱い
Chpater04 写真と図版
Section01 Webデザインにおける写真
Section02 Webデザインにおける図版
Section03 色調補正
Section04 写真のトリミング
Section05 解像度、ピクセルについて
Section06 画像のファイル形式
Chapter05 タイポグラフィ
Section01 書体とは
Section02 欧文書体と和文書体
Section03 書体ファミリー
Section04 書体の選び方
Section05 本文の組版
Section06 文字コードとブラウザの表示
Section07 最適なfont-family
Section08 Webフォントについて
Section09 Webフォントサービスの紹介
Section10 Webフォントの使い方
Chapter06 HTMLとCSS3
Section01 HTML5の新概念
Section02 CSSのカスケーディング、詳細度、継承
Section03 CSSの作り方と管理
Section04 CSSでレイアウトする(Flexbox)
Section05 CSSでレイアウトする(CSS Grid)
Section06 メディアクエリーで作るレスポンシブWebレイアウト
Chapter07 インタラクション
Section01 インタラクティブデザインとは
Section02 インタラクティブデザインの基本
Section03 マイクロインタラクションとは
Section04 CSSをつかったインタラクション
Section05 Javascriptとは
Section06 動きのあるサイトを作る時の注意点
Section07 SVGやWebGLをつかったインタラクションデザイン
Chpater08 運用とマーケティング
Section01 テスト環境と本番環境
Section02 公開前後のチェック作業
Section03 Webマーケティングの全体像
Section04 インターネット広告の種類
Section05 リスティング広告
Section06 ランディングページ最適化(LPO)
Section07 検索エンジン最適化(SEO)
Section08 オウンドメディア運用
Section09 ソーシャルメディアマーケティング
Section10 動画マーケティング
Section11 Googleアナリスティクス
Section12 Google Search Consoleとタクスマネージャー
Section13 Googleの各種サービスの活用
Section14 WebサイトのPDCAサイクル
INDEX
ISBN:9784815609610
出版社:SBクリエイティブ
判型:B5
ページ数:256ページ
定価:2400円(本体)
発売日:2017年03月01日 第1版第1刷
発売日:2021年08月24日 第2版第1刷
発売日:2022年07月06日 第2版第4刷 -
Posted by ブクログ
便利だという理由だけで、なんとなくCSSを使っていたプログラマこそ読むべし。
CSSというとデザイナーの領域だと思いがちだが、プログラマこそマークアップの重要性をきちんと理解し、しっかり構造化されたXHTMLを構築しなければならないということが分かるだろう。CSSを作成するのがプログラマであろうとデザイナーであろうとプロセスは同じだ。コーディンクとデザインの分離によって、あらゆるWEBページを効率よく開発することが可能となる。このようなXHTML+CSSのメリットについて、本書では冒頭のページで説明している。7人で執筆しているのにもかかわらずチグハグな感じを受けないのは、この一本筋の通ったポリシーによるところが大きい。
本書には現場で活躍しているプロのワザがぎっしりと詰め込まれているので、即座に実践で活用できそうだ。ポイントを突いた説明と惜しみなく挿入された図表によって、初心者にもとっつきやすい構成となっている。レガシーブラウザへの対応方法はもちろん、さまざまなデバイス(携帯電話、ゲーム機、テレビ画面、iPhone等)のCSSデザインについての解説もある。XHTML+CSSのキホンから応用まで、幅広い知識とナマの技術を習得できるだろう。
まずはこの一冊をマスターし、不足分をインターネットや他の書物で補うことをオススメする。 -
Posted by ブクログ
ちょっとだけHTMLとCSSをかじっているが、詳しい書き方は知らない。
という状態でこの本で勉強しました。
マークアップ言語の仕組み・コーディングの基礎などから、サイトで利用する画像の加工・様々なブラウザや端末でのUIについてまで広く書かれていて、ある程度の力まで上げることができる。(と思っている)
良くあるソースと実行例と記述の仕方がずらーーーっと書かれているのではなく、ちゃんと分かり易い日本語で、仕組みが説明されていて、
すんなり理解できる感じ。
もちろん、ソース・実行例・パラメータも書いてある。
自分勝手に汚いコードを書いていたのが正され、ちゃんと細かい仕組みなど理解できました。 -
Posted by ブクログ
XHTMLとCSSについて書かれた本。著者はCSS Nite周辺の人たちでの共著で、益子貴寛さんが中心となって書かれているような印象を受けた。XHTMLとCSSのつくり方、XHTMLのキホン、CSSのキホン、CSSセッティング、CSSデザインのための実用テクニック、CSSレイアウト、CSSデザインのブラウザ調整、多様なデバイスでのCSSデザイン、JavaScriptライブラリとCSS、CSS+トラブルシューティングという全10章で構成されている。
序盤のXHTMLとCSSのつくり方は文書構造とデザインを分離する理由や、エディタの紹介がされている。XHTMLのキホンではヘッダやボディで使う要素の説明とブロック要素、インライン要素の説明がされている。CSSのキホンではCSSの適用方法、出力デバイスによってCSSを切り替える方法、セレクタやプロパティ、視覚成型モデルの説明、スタイルの優先順位などの説明がしてあった。ここら辺までは他の書籍に見られる内容と変わりはないように思う。他書よりも親切に書いてあるくらいか。
CSSのセッティングでは、CSSの設計とファイルの分割、リセットスタイル、タイポグラフィについて一歩踏み込んだ説明がしてある。後に発展していくであろうSMACSSやOOCSSの考え方に近い内容だった。
具体的なCSSの設計方法はルールを設けることだ。ページレイアウトを担当するスタイルを、パーツごとにファイルを分ける。全体の枠組みを決めるレイアウト、使い回しのできるヘッダーやフッター、サイドバーを別々のファイルで作ることで、一つのページだけでなく複数のページで同じレイアウトを採用する場合に再利用性を高めることができる。リセットスタイルや各ブラウザ用のCSSハックもファイルごとに読み込むと書かれていた。 最終的に各CSSファイルを一つのファイルで読み込むことでXHTMLに全体的なデザインを適用するそうだ。また各CSSには編集者名や編集日、プロパティなどを記述しておくそうだ。複数で作業をする場合に、効率的に作業を進めることができるそうだ。この手法を取り入れる理由はリソースの再利用性とメンテナンス性の向上にあると書かれていた。個人的にここの項目がこの本の肝になっている。
他にもCSSシグネチャーというカテゴリごとにデザインを共通化する手法が書かれていた。body要素にクラスを記述しておき、そのカテゴリ内で共通するデザインを採用する場合に使うようだ。また該当のページを表示する場合に、body要素のクラスとリンク要素をセレクタにすることで、ユーザーが該当ページに飛んだ際にグローバルナビゲーションで該当のリンクがハイライトで表示されるという仕組みだ。
CSSデザインのための実用テクニックでは、Photoshopでデザインカンプを作成した際に画像を切り出す方法が書かれている。グラデーションや透過画像の扱いについても書いてあった。他にもXHTMLになるが、クラスやIDでよく使われる名前や規則についても説明があった。文書から見出しや表組みでマークアップする上で迷うケースの解説があった。CSSだけでロゴをデザインするチュートリアルがあったが、実現できるのは欧文フォントの場合に限定される。CSS3でも外部フォントの読み込みは時間がかかるので、ロゴの実装は今後も画像が中心になるのではないかと思う。ナビゲーションバー、テーブル、フォームのスタイリングもこの章で解説してある。
CSSレイアウトでは、カラムレイアウトや可変レイアウトが解説されている。ここの説明は不親切に感じた。レイアウト方法の説明は最小限になっていて、どちらかというとクラスとIDの関連性について説明してある。参考図表のレイアウトもあったりなかったりで読みづらく感じた。
CSSデザインのブラウザ調整では、ブラウザ毎の差異を吸収するCSSの作成方法について説明してある。吸収する方法は大別して3種類ある。トリッキーな記述をして特定のブラウザのみにスタイルを適用させるCSSハックという手法。IE5シリーズにCSSを読み込むパスフィルターを使った手法。IEが独自で実装する条件付きコメントを利用する方法だ。
ブラウザごとの差異を吸収するワークフローがチュートリアル形式で説明してあったので勉強になった。モダンブラウザなどのようにレイアウトの崩れが少ないブラウザで確認をしたあと、IEのバージョンを落として確認していくことで、調整を行うそうだ。
多様なデバイスでのCSSデザインでは、メディアクエリの説明や携帯電話、携帯ゲーム機などをレイアウトする方法について説明してある。各デバイスでのHTMLの仕様や適用できるCSSプロパティが紹介されている。iPhoneやAndroidが普及していない2008年に出た本なのでiPhoneとiPod touchの説明もでてくるが、いささか情報が古いように思う。
JavaScriptライブラリとCSSでは、JavaScriptの初歩の初歩の説明と、Jqueryについて解説してあった。20ページしか割り当てがなかったので、ライブラリの種類や、実装できる機能について幾つか触れる程度だった。
最後のCSS+トラブルシューティングは急いで読んだため、何が書いてあったのかさっぱり思い出せない。CSSを使ったレイアウトの最中によく陥るトラブル毎に対処法が何通りか紹介されていた。
これもXHTMLとCSSをある程度理解している人を対象としていて、基礎知識は必要最低限に抑えて周辺の必要な知識を集めたTipsといった内容だ。全体的にみると内容も濃く、実用的で分かりやすい解説が多かった。さすがCSS Niteといったところだろう。初めて知る事が多く読んだところを書き出していたらレビューが長くなってしまった。 -
Posted by ブクログ
ウェブ・サイトを制作するときに気をつけなければならない、XHTMLおよびCSSのさまざまな知識を解説している本です。なお、CSSへの対応がじゅうぶんでないブラウザへの対処のしかたや、ガラケーのインターネット・サーヴィスへの対応など、現在では古くなってしまった内容を多く含んでいます。
著者たちは、「CSS Niteビギナーズ」という、ウェブ制作の初心者向けのセミナー・イヴェントを開催しており、本書はその内容をまとめたものになっています。もちろんHTMLやCSSの基本的な知識は前提されているようですが、初心者向けということが意識されていることもあって、それらの基礎知識を解説している章もあります。
その一方で、ウェブ制作の実践において役立つさまざまな知識もとりあげられていますが、HTMLやCSSの基礎を学んだばかりの読者が、段階的に学習していくことのできるような構成にはなっていないように感じました。むしろそうした読者が、これからウェブ制作の実践的な知識を学んでいくうえで、留意しておいたほうがよいことをあらかじめつかんでおくために有益な本なのではないかという気がします。