ヒラサトのレビュー一覧

  • 雪の翼のフリージア

    Posted by ブクログ

    「アイリス」は未読だけどそちらの評判がよいようなので読んでみた。フリージアのガレットへの想いとレースへの情熱の葛藤が何ともいじらしい。最後は落ち着くところに落ち着いたかなと。過去も含めて黒幕がグロリアだと思っててごめんなさい。ブッフォンさん(馬)が最もイケメン。「アイリス」も読んでみようかなぁ。

    0
    2012年09月29日
  • 雪の翼のフリージア

    Posted by ブクログ

    『雨の日のアイリス』と同じ作者と知って購入しました。

    『雨の日のアイリス』は逆イラスト詐欺でしたけど、今回はイラストと内容が合致していたように感じました。

    羽で飛ぶという優雅な情景の裏に、血を流し、必死に苦しみに耐えながら競い合う飛翔士達の姿があり、物語に重みを与えているように感じます。

    少々展開に焦りを感じますが、流石はあの作者だと関心する内容でした(^_^)

    0
    2012年09月26日
  • 雪の翼のフリージア

    Posted by ブクログ

    作者の前作「雨の日のアイリス」ほどの感動はないけど、それ以上の熱さがある。
    一度は怪我により選手生命を絶たれた少女が、仮の翼を手にし、女王として君臨するライバルを破りレースでの優勝を目指す物語。

    主人公のフリージアもライバルのグロリアも素敵なキャラです。
    特にグロリアのゴール前で見せたプライドにはゾクゾクしました。
    その反面、もう一人の主人公のガレットがあまり好きになれなかった。
    彼が絡んだシーンはどうも安っぽく見えちゃって…まぁここら辺は好みの問題でしょう。

    みんなにオススメできる、いい作品です。

    0
    2012年09月19日
  • 雪の翼のフリージア

    Posted by ブクログ

    飛ぶことが怖くなることはなかったのか
    あるいはレースが怖くなったりとか
    その辺が薄かったのはちょっと残念かなぁ

    でも全体としてはよくまとまってて楽しい作品だった

    0
    2012年09月11日
  • 雨の日のアイリス

    Posted by ブクログ

    物語の被膜の向こうに読者の直面する「社会」が透かし見えるのは、好い小説であるか。虚構による「社会」の暗喩、アナロジー。「社会」の映し鏡でしかない小説。「社会」を空気のように取り込み、「社会」に憑依され、その主潮的な感性の再生産に寄与するだけの物語。

    0
    2011年12月03日
  • 雨の日のアイリス

    Posted by ブクログ

    ストーリーはすごく好きなんだけど、どうしても途中で違和感を感じるところが出てきた。
    明らかに自意識の芽生えているロボットが多数存在している世界にも関わらず、それが世間の注目(問題)になっていないのが最大の問題で、人間の認識が甘すぎるという展開が目立っていた(例を上げれば公開処刑)これは感情を宿したロボットが出始めた頃に出る問題であって完全に普及した世界でここまで杜撰で認識の甘い組織や人間がいるというのは流石に信じたくない。

    まあ、ロボット三原則よりさらに杜撰な原則な時点でどうしようもない世界なのかも知れないが。
    それでも
    「となりの家の猫型ロボットが悪さをして警察に射殺されてたよ昨日テレビで

    0
    2011年08月02日