なかがわみどりのレビュー一覧
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読みやすくて毒のないのが個性のk.m.p。
これは幼いころから現在までのちょっとした「やなこと」がイラストエッセイで描かれている。
幼いころから高校生くらいまでは「あるある」がいっぱいで女子ならほとんどの人が共感できそう。その先は二人とも美大から会社でデザイン系の仕事をし、退職してフリーの道を歩んでいるので、だれでも同じ体験をしているわけではないが、営業マンの勝手で、無茶なスケジュールの仕事をせざるを得なかったり、独立しても「女の子が遊びみたいな感じでやってるんでしょ(楽しくていいね)」的な見方をされる、というのもよくわかる。そこで憎しみや怒りを煮えたぎらせて表現せずに、ふんわりとやさしく表現 -
Posted by ブクログ
ネタバレいつかは・・・と思いつつ
なかなか親孝行旅行って出来ないですよね。
その「いつか」を
「今、それをやる時かもしれない?」
と実行したk.m.p.のお二人の旅行記。
至るところにお二人がお母さんを思う気持ちが
溢れていて、楽しく読みました。
大人になり、子供の頃と逆の思いで母を思う時、
また心が成長するのかもしれませんね。
それでもまだまだ母の方が上手なのかな?
そして一人お留守番だったお父さん。
お留守番はかわいそうかなと思いつつ、
母と違って父の気持ちはわかりづらいんですよね。
k.m.pのお母さんたちのお土産は気に入ってもらえた
ようですが、私は父に喜んでもらえたことあまり
無 -
Posted by ブクログ
旅にでる前の楽しみが味わえた。
昨年、母と妹と3人でイタリア旅行に行ったときの
いろんなことを思い出した。
全行き先分のホテルを探したり、
特急列車を取ったり、
美術館予約したり、
どこにいくか交通手段を調べたり、
料理おいしいお店を調べたり
全部やらなくてはいけなくてすごく大変だった。
私は最初から最期まで自分で調べたところに行ける達成感があったけど、
母は私の強行スケジュールについていくのは
とても大変だっただろうと思う。
次は母のためにゆとりあるプランをたてて
お買い物の時間もたっぷりとって
とかいろいろ考えるとまた楽しい。
2人の作者のお母さんたちをイタリア旅行に連れて