小野雅裕のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
宇宙工学の研究者である筆者は、子供のころから宇宙開発すなわち人工衛星とかロケットに夢を抱き、ずっとその道を歩んでいるが、そうしている又はそれができている理由を筆者なりに考え、夢の実現に向けて諦めずに進むことの意義を熱く語っている書である。
東大学部卒業してMIT大学院に学び、慶應の助教、JPLと華やかな経歴であるが、相当の努力をしていることが読めば分かってくる。学部卒業でMITに行くことにも示されているが行動の人でもある。もちろん頭のいい人でもあるし、立派な両親がいて結構イケメンと恵まれていることは確かだ。
本書は、このまま食えない道を進むか、夢を断念して無難な道を選ぶか迷っているような