宇宙を目指して海を渡る MITで得た学び、NASA転職を決めた理由

宇宙を目指して海を渡る MITで得た学び、NASA転職を決めた理由

1,232円 (税込)

6pt

《 MIT流・夢の叶え方 & 本物の理系エリートの学び/遊びの流儀! 》

少年の頃の夢を抱いたままに長じ航空宇宙工学の道へ。
開成、東大、マサチューセッツ工科大学(MIT)へのPh.D.(博士)学位留学。
慶應義塾大学教員としての仕事を経て、
2013年、30歳のとき、ついにNASA ジェット推進研究所に職を得る。

6年半のMIT留学を経験した著者が、
日本人留学生を待ち構える現代版アメリカの洗礼を鮮やかな筆致で描く!
……だけでなく、

【留学にまつわる体験を縦糸(奇数章)】×【体験を咀嚼して得た考え方の基本を横糸(偶数章)】

として、MIT流・夢の叶え方、
本物の理系エリートの学び/遊びの流儀を一冊に織り上げた、待望のデビュー作!!


☆グローバル人材を目指してはいけない理由とは?
――グローバル人材志向、妥協の「就活」から自由になる!

☆約80人のノーベル賞受賞者を輩出、MITのハック文化とは?
/遊んでいるヤツにかぎって信じられないくらいデキるのはどうしてなのか?
――世界トップ研究機関の秘密を公開!

☆怠惰で意志の弱い人間こそ、競争本位のシステムに向いている?
――あの厳しいシステムは、実は優しい!?

☆なぜ、理系が成功するための必要条件が、国語力なのか?
――理系学生、『春琴抄』を読む!?

☆グリーンカード取得、就職活動、現実に活きるコネをいかに作っておくか?
――あなたのことを、責任持って「推薦」してくれる人とは?

☆NASA JPLに雇われていても、常に「就職活動」が必要?
――若手に機会を与え、窓際族が存在できない仕組みとは

☆なぜ、宇宙開発に各国が大枚をはたくのか?
――「役に立つ」と宇宙の間を埋める考え方

経歴だけ見るとクールなエリート(!?)、
実際のところは、悩み、もがき、騒ぎながら、
ひたすら愚直に夢の入り口に近づこうとした一人の不器用な日本人。
野心を秘めた人の背中を力強く押す、異色のビジネス書!!


【ひとつでも当てはまる人へ】
・ハーバードやスタンフォードはわかった、今度はMIT独特の“すごさ”を知りたい
・“あきらめる”、“ゆるく”、そんなムードになんとなく違和感がある
・日本の“就活”に納得がいかない
・留学生活を生々しく知りたい
・叶えたい夢がある、自分自身の夢を持ちたい
・グローバル人材になりたい
・英語が苦手、日本語の本もふだんあまり読まない


【主な内容】
はじめに
プロローグ ~青き夢~
第1章 僕はなぜ海を渡ったか
第2章 競争:アメリカの学生が必死に勉強する理由
第3章 僕はいかにしてMITで自信を失い、再び取り戻したか
第4章 国語力:伝えられなければどんな発見もないのと同じ
第5章 僕はなぜMITを好きになったか
第6章 創造:革新を生む不真面目さ
第7章 僕はなぜ留学支援の活動を始めたか
第8章 人材:流出とグローバルのジレンマ
第9章 僕はなぜ旅をするのか
第10章 挑戦:スケジュールをこなす以上の人生を生きたければ
第11章 僕はいかにして宇宙への夢を見失い、それを取り戻したか
第12章 進路:夢と選択肢の根本的な違い
第13章 僕はいかにして伴侶を得たか
第14章 決断
第15章 僕はいかにしてNASA JPLに職を得たか
第16章 夢と死:宇宙開発の意義とは
エピローグ ~NASA JPLへの出発~
謝辞

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宇宙を目指して海を渡る MITで得た学び、NASA転職を決めた理由 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年07月04日

    題名とは裏腹に、世の中の「グローバル人間」を謳う本と真反対に位置してる。

    この本を一言で表すなら「夢」
    子供の頃からの夢をエネルギーに人生を歩んできた筆者の生き方が清々しい。夢に向かって情熱的に生きるってすごい大事なことだなあ。

    引用されてたドラッカーの言葉
    「あなたは何によって記憶されたいか。...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年08月28日

    著者が宇宙工学に携わる中で、留学や所属研究機関の変更を経験し、それらをふまえた上での実感を綴った本。

    夢や研究・科学、学ぶことの意味など色んなことを考えさせられる本。

    文章の1つ1つが熱く、胸に刺さる。
    夢っていいなぁ。。。

    0

    Posted by ブクログ 2020年01月12日

    バックパック1つで旅をするのも、宇宙を目指すのも、ワクワクしながら道を求めるという点で共通している。聞き分けの悪い子供も、本能のままに生きていいのだと勇気づけてくれる。

    0

    Posted by ブクログ 2019年03月15日

    ひたすらガシガシ宇宙を目指して進んだ著者の地頭の良さと行動力は指針となるだろう。同じように真似ができない人もたくさんいることはいるだろうが。

    0

    Posted by ブクログ 2019年03月14日

    なぜ宇宙を目指すのか?
    なぜ人類は宇宙へ挑むのか?
    なぜ生きるのか?
    なぜ働くのか?
    なぜ読書をするのか?
    なぜ「グローバル人材」を目指してはいけないのか?
    なにが、僕たちを突き動かしているのか?

    たくさんのwhyと作者が導き出したwhat。
    どれも素晴らしいです。

    文句がつけられません。
    オー...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年04月09日

    人は何のために生きるのか、生き甲斐をどのようにして見つけるのか、夢を持つことによって何が変わるのか、夢をかなえるにはどうしたら良いのか、人間の根源的なところに関わる良書であった。

    0

    Posted by ブクログ 2014年05月24日

    やっぱり自分は宇宙が好きだし、少しアプローチの仕方をかえたけど今後もずっと宇宙の仕事をしていくんだ。自分とは全然レベルが違うけど、同じように宇宙開発に貢献するという気持ちで最先端を行く著者の強い気持ちのこもった一冊。

    0

    Posted by ブクログ 2014年05月04日

    日本を飛び出て海外で学ぶ意味を考える上で、これ以上の好著はないと思う。著者の文才もすごい。共感することがとても多く、一度お目にかかってみたいな、と思う。

    0

    Posted by ブクログ 2014年05月29日

    夢に向かってひた走る姿は見習いたい。夢は持つことが出来ても、“渇望”してはじめて叶えられる。自分も著者に負けないくらい夢に泥臭く立ち向かい、後悔のない生き方をしたい。

    追記
    講演を聞いて、世界をもっと知りたいという願望から、読書や旅行をライフワークとしている人とわかった。アメリカの教育がひたすら反...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年05月15日

    夢を持ってそれに向かってる人ってほんとにかっこいい。
    宇宙に対しての憧れ、またそれを頑張ってることに対しての疑問、再確認した夢と意義、の流れが参考になったし共感できる部分があった。
    また、留学するなら、海外で暮らしたいっていう思い以上の動機がないといけないのが分かった。
    宇宙目指したいけど、ここまで...続きを読む

    0

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