JohnMackeyのレビュー一覧

  • 世界でいちばん大切にしたい会社 コンシャス・カンパニー

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    ◾️概要
    従来のビジネス上の評価基準で高い成果を上げるだけでなく、社会に好影響を与える方法を知るため、読みました。最も印象的だったのは、「まず存在目的と価値観がある。それがひいては株主還元につながる。逆はない。」です。「企業は利益を求める以外の目的があって初めて挑戦する。」というのも同義かもしれません。

    ◾️所感
    個人も法人も「コンシャス」を目指す重要性は共通すると感じました。その難しさは、「愛や自分らしさを貫く姿勢といった、文化を形づくる最も重要な要素には、具体的に測りにくいものが含まれているのも事実である。」という一文に集約されているように感じました。

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    2021年04月23日
  • 世界でいちばん大切にしたい会社 コンシャス・カンパニー

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    株主ファーストの資本主義ではなく、ステークホルダー全てがwin winとなる資本主義。困難だがそれを目指す。会社の存在意義、目的を常に考える。これを突き詰めて、このベクトルにあった社員ともにサステイナブルな企業体を目指す。

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    2021年01月15日
  • 世界でいちばん大切にしたい会社 コンシャス・カンパニー

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    ・営利企業の目的は、利益の最大化ではなく、私たちの生活を向上させ、ステークホルダーにとっての価値を創り出すこと―社会価値の創造
    ・自社の存在目的とコアバリューがコンシャスカンパニーの中核をなす
    ・目的、ミッション、ビジョンの三つを明確に区別する。目的とは自分が世界をどう良くしたいのかを語ること。使命とはその目的を実現するために実行されるべき中核的な戦略のこと。ビジョンとは、自分たちの目的があらかた実現した暁に世界がどのように見えているのか、という生き生きとした想像上の概念または光景
    ・幸福とは、追い求めるものではなく、意味と目的のある人生を送った結果として得られるものだ(フランクル『夜と霧』)

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    2018年11月04日
  • 世界でいちばん大切にしたい会社 コンシャス・カンパニー

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    メドトロニックの成功の証拠は、時価総額が11億ドルから600億ドルになった事ではなく、健康を回復し、満たされた人生を取り戻した人の数が、30万人から1,000万人に増えた事。



    フリードマンの哲学に従い、株式保有期間が平均8年から6ヶ月と短くなった。



    経済学者にとっては、フリードマンの言う株主価値のほうがはるかに単純で計算しやすく測定も容易だが、これでは会社の健康度、戦略の有効性、投資の利点、顧客満足度、社員の業務に対する取り組みの度合いや会社への愛着心と言った、長期的で持続可能な価値に影響を与える様々な要素を表示できない。



    コンシャスカンパニーとは、

    主要ステークホルダー全

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    2015年05月20日
  • 世界でいちばん大切にしたい会社 コンシャス・カンパニー

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    読み始める。
    これだけの大作を読むには、時間がたっぷり
    ある時でないと 途中で挫折する。
    という予感がある。

    清明節と言う時期に読むのは
    また、心が 洗われる気が する。

    資本主義が 批判的な意見で 埋め尽くされるのはなぜか。
    資本主義によって、世界は 大きく変化したのではないか。
    その変化を さらに押し進めることではないか。

    150年前まで 奴隷制度があった。
    100年前まで 女子には選挙権、参政権がなかった。
    75年前まで 植民地主義があった。
    50年前まで 人種隔離がひとつの生活様式だった。
    40年前まで 環境問題の存在があっても気にしていなかった。
    25年前まで 『共産主義』の国

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    2015年04月08日
  • 世界でいちばん大切にしたい会社 コンシャス・カンパニー

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    コンシャスカンパニーの理念はすべてのステークホルダーに対する価値を創造し高める事。面白いと思ったのはステークホルダーに競合企業が含まれるってところ。競合企業は同じ市場を開拓する同志であるとともに、自社の知的財産をオープンにし、同盟関係にするって事も可能だからね。
    日本企業でホールフードのように三方良しの経営ができている企業は少ないだろう。良いベンチマークをいただきました。

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    2020年11月22日
  • 世界でいちばん大切にしたい会社 コンシャス・カンパニー

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    自然食品販売大手のホールフーズマーケット社CEOが、短期的な自己利益のみを追求する"傲慢資本主義"に陥ることなく、しかも中長期的に高い成果を出し続ける「コンシャス(意識の高い)カンパニー」の経営手法を解説した指南書。

    著者は「経済合理 vs 社会合理」という二者択一の議論を超えた概念として、「コンシャス・キャピタリズム」を提唱し、それを体現する「コンシャス・カンパニー」は、高潔な「存在目的」を拠り所に、愛や思いやりなどの情緒的要素も備えた「コンシャス・リーダーシップ」や「コンシャス・カルチャー」により、すべてのステークホルダーとの間で相乗効果を生み出し、持続的に成功してい

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    2015年06月08日
  • 世界でいちばん大切にしたい会社 コンシャス・カンパニー

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    家族全員ホールフーズが好きだ。そこに実践が見られるコンシャスキャピタリズムも良い思想だと思う。経営者と従業員の間にどのような信頼関係とコミュニケーションがあるかが、最も実践に重要なポイントと感じる。

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    2015年05月31日
  • 世界でいちばん大切にしたい会社 コンシャス・カンパニー

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    ホールフーズがいかにコンシャスなのかを説いている。理念や思想的な面が多く、少し偽善的な、きな臭さを感じる。コンシャス・カンパニーの柱を4つに分けたまでは良いが、その先、理論面でいまいち整理されてないので、わかりづらい。と言いつつ今時の「やさしい会社」について書かれた本として一読に値する。

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    2015年01月13日
  • 世界でいちばん大切にしたい会社 コンシャス・カンパニー

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    何のために生まれてきたの? (やなせ たかし)「なんのために生まれて なにをして生きるのか」を考えることは個人でも法人でも同じだ。知らなくても生きていけるが知ってるのと知らないのでは天と地ほども違う。一生を自分の心に正直に生きる姿がlead the peopleをうみだす以下引用。

    ーーー
    社会あっての企業なのだ。我々が有限責任会社を設立し、営業ができるのも社会がそれを許しているから
    日々の生活費を得ながらも、何かの一部として
    自分がこの仕事を始めた時の気持ち(日々の生活費を得ながらも、何かの一部として貢献でき、他とは違ったものを創り出し、生きがいのある人生を送れる機会を得られること)
    地球

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    2015年02月16日
  • 世界でいちばん大切にしたい会社 コンシャス・カンパニー

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    米国の自然食品小売企業の創業者が、新しい経営のあり方を説いている。コンシャス・キャピタリズムと称した、企業の利害関係者の全てが恩恵を受ける「ウィンの六乗」を基本的な考え方としている。この概念は将来は人気化するかも知れない。精神論も多いが、「芋虫の話」や「人生で最も重要な日を二つ挙げるとすれれば」など印象に残る意見も多い。

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    2014年11月22日
  • 世界でいちばん大切にしたい会社 コンシャス・カンパニー

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    アウトドアスポーツ好きな人は、LLビーンやパタゴニアはすばらしい職場のはずだ。グルメな人はトレーダーズやホールフーズで働きたいと思うだろう。人々は、仕事が自分の内なる情熱と一致しているときに最も充実感と幸福を得るものだ。もし会社の目的を、くだらないとか、自分には関係ないと考える人を雇ってしまうと、存在目的と調和しないどころか、逆の行動に走ってしまう。個人の情熱とビジネスの目的を合致させることで、目の前に立ちはだかる障害を克服することができる。p73

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    2014年08月12日