賀来ゆうじのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ジャンプの出張読み切りで興味を持ち購入。
タイトルは地獄のような極楽か極楽のような地獄の意か、言い得て妙。
江戸時代。
大罪人と処刑人のコンビが極楽浄土と噂される遠洋の離島に上陸、各自が持てる異能を駆使し、奇怪な化け物や罪人同士の酸鼻を極めた殺し合いを繰り広げる。
裏切り、駆け引き、騙し合い。
謀略渦巻く謎の孤島で、がらんの画眉丸と佐切は生き残れるか……
人体損壊などグロテスクな描写も多いが、絵が綺麗なので残虐美とも言える独特の魅力を引き出している。
主人公は人の心を持たない最強の忍、故にがらんどうをもじって「がらんの画眉丸」と称されるが、実は最愛の妻がいて……
という設定もイイ。
現 -
購入済み
落とし所としては秀逸
ちゃんと作中で言ってた謎や仕込みは回収してたし、全員の最後とその先まで描いたのは良かったです。やはり佐切の成長が素晴らしかったのと、戦闘ではなく共感で決着がついたのは良かったです。みんなの先々に幸多からんことを。
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ネタバレ 購入済み
希望を心に抱いた画眉丸ですが、これまでの所業を憎んでいる人たちは幕府の下知に関わらず、画眉丸を許したくないみたいです。でも、そんな人たちを簡単に往なしています。