文化祭当日編、此花家の当主が登場するというから、どんな波乱があるかと思っていたが、実際には、かなり日常回寄りであった。
その中にあっても、美麗や成香との文化祭は、今までの物語、伊月の成長の集大成というか(もちろん、これからも彼は成長していくのだろうが)、ある種、エピローグのような空気感を感じずにはいられなかった。そして、その空気感を言語化してくれたのが、最後の墨田たちであった。伊月は遠くへ行ってしまったのだ。今までで一番、伊月が主人公であったかもしれない。
とはいえ、まだまだお話は続きそうである。これからのお話にも期待。