山口洋子のレビュー一覧

  • 14歳からの瞑想「超」入門

    瞑想方法にわかりやすいネーミングをつけて、実践しやすくしている。ゆるいお洒落なイラストも、手軽にできる雰囲気。

  • 演歌の虫
    男女間の駆け引きとしがらみを描いた短編4つ。思っていたのとは違い、なかなか重みのある作品群。

    表題作は、仕事の腐れ縁というか同朋による、仕事の楽しさと苦しさを描く。演歌歌手のディレクター(プロデューサーか?)、作詞家、作曲家が業界の不満と3人でそれを打破する夢を語り、心を通わせるが、実は温度差が有...続きを読む
  • プライベート・ライブ
    主に芸能界を舞台にした短編集。
    ロックスターと結婚した女優、年下の愛人と若い娘との三角関係、演歌歌手の妻、ゲイボーイと結婚した女優、野球選手との情事など、それぞれに生き方、選択、潔さがあってなんといったらいいか、頭が上がらない、かなわないという気持ちになった。
  • 東京恋物語
    2012/5/1(火) 青山骨董通り付近は、それこそ手に取るように分かる。情景が目に浮かぶよう。

    最後のアメリカ橋、衝撃だった。
  • 帰り道を忘れた男たち
    午睡前のひとときに、20年ぶりの再読。
    銀座クラブのママにして、小説家であり作詞家だった著者は、そのエッセイも魅力的。男と女の生態の観察眼は秀逸。
    「『もてる』『もてない』という話」「正しい不倫のありかた」「恋上手のTPO」等々、その筋の男性には一読の価値ありか(笑)
    「たべものこそ、たべる相手しだ...続きを読む
  • 帰り道を忘れた男たち
    字面を見れば、マイホームに帰らない男たちを批判しているようだが、著者の「帰り道を忘れた」とは、本来の男たる道を喪ったという意味。不良性を喪ったマイホーム主義者たちへの不満。最後の男たるべきの箇条書きなども、草食系などという時代の文脈からは、完璧に錯誤してしまっている。理解すらされないのかもと思えばう...続きを読む
  • モテるモテないは紙一重
    山口洋子。誰やねんとうぃきってみたが、もう80近いおばあちゃんなのね。
    あんまり表題は関係なく。
    ひたすらに最近の男はダメになったと、先生談。
    最近というのが1990年ごろのお話なので(執筆時)
    最近の男子は先生の目にはどう映ってるのだろう。
    たぶん鼻で笑われてるのかもしれないな。怖い怖い。