清宮普美代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトルからは想像していなかった「支援型リーダーシップ」という考え方に非常に共感した。普段の会話から取り組んでいきたいと思う。
<20世紀型リーダーシップ>
①断固たる決断力で組織を引っ張る。
②役割と責任を分担した効果的なヒエラルキーをつくる。
③問題を確定させ、求めている答えを人々に明確に示す。
④有能な人材を見つけ、適所に配置する。
⑤解決方法を示す。
<21世紀型リーダー>
①組織が行動する際の助言者となる。
②信頼関係で結ばれたコミュニティを築く。
③根本的な部分を明確にしたうえで、常に問いかけ続ける。
④相互に高めあえる豊かな人的ネットワークを構築する。
⑤核となる質問や論点を提示 -
Posted by ブクログ
20代で身につけたい~ と 営業力・質問力・論理思考 と3冊平積みで、まとめがい。
項目ごとに完結して書かれているので、電車の移動などの隙間で吸収できます。
社内でのやりとりは、クローズ質問を使うのがベストだと考えていましたが、自分のポジションによりけりだなと、改めて気が付かされました。
部下 ⇒ 上司 はクローズ質問
上司 ⇒ 部下 はオープン質問
のほうがどうやらいい。
そして、この本で難しいながらも、確かになと感じた部分は、オープン質問に見せかけた、クローズ質問。どういうことかというと、自分の意見を交えて、最後にどう思う?というオープンな質問をすること。
それは意見 -
Posted by ブクログ
以前に読んだ
20代に身につけたい質問力の清宮普美代さんの本です.
思うようにいかないというのが会議ですが
そこで意見を戦わすのではなく
それらをいっさい封印して
「質問」とそれに対する「答え」のみの会議を提案されています.
それだけ聞いてもよくわからないですし,
主旨を読んでもいまひとつピンと来なかったのですが
実際の会議の場面を読んでみると
なぜか臨場感が伝わってきて
参加者の思考がひとつに共鳴していくのがよくわかりました.
なんだか気持ちよさすら覚えましたね.
実は私は仕事上,会議というものにいっさい出る事がなく
それがどのようなものかは想像でしかありません.
ただ,この本 -
Posted by ブクログ
まとめると、会話の目的(会話して、どうしたいのか)を達成するには、どうすればいいか、ということ。著者は「対象を肯定すること」を挙げている(通常は相手、問題解決ならば現状、自問なら今の自分)。必ずしも、それが正しいとは限らない(私はしっくりきた)が、肯定を通して何がしたいのかを考えることが大事。問題解決・自問の場合は、振り返りを促し、相手に解決の糸口を掴ませたい。それ以外については、「私はあなたに興味があります」というメッセージを投げかけたいのではないか。「会話」である以上、自分と対象が存在する。仲良くなるにしろ、情報を引き出すにしろ、対象を導くにしろ、自分が対象にどういう姿勢で臨むのかを伝えて
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Posted by ブクログ
わかりやすく書かれている。
一番最初の「グーグルより「人」に聞きなさい」というところが最初のインパクトとしてよいですね。今は簡単に知識を得ることができるので、人と話をしていてわからないところがあっても、「後でグーグルで調べればいいや」と終わらせてしまうことがよくあります。(特に若い人に多い?)
後は自分もそういったところがあるが、ある程度人の話を聞いて「わかった気になっている」ことが多い。
さらに深く質問をすることで、本当に理解が深まるということを意識して、より多くの質問をするべきだと思いました。
意味のある質問でなければ意味がありませんが、そのためにこの本でどういった質問(方法)をするかを