長谷川公一のレビュー一覧

  • 脱原子力社会へ―電力をグリーン化する
    原発から代替エネルギーへの政策が具体的に描かれている。原発をやめて石油火力発電にすると電気料金が上がるというのは、原発の発電単価が明らかにされていないので情報操作であると見破っている(実は原子力関係研究者への献金があったことも明らかになっている)。天然ガス発電+自然エネルギーと節電5%で原子力発電が...続きを読む
  • 脱原子力社会へ―電力をグリーン化する
    フクシマを起点に原子力社会を脱皮する様々な提案が盛り込まれている良書だ.page 227には次のような記述がある.「日本全体で5%節電すれば,原発7.4基分を減らすことができる.サクラメント電力公社が強調したように,新規の設備投資も要らないし,放射性廃棄物も,温室効果ガスも排出しない.」日本各地で燎...続きを読む
  • 環境社会学入門 ──持続可能な未来をつくる
    環境社会学について歴史から今後の展望台、弱みや強みなど基本的な概要を理解するのに役立った。環境社会学は法や経済の視点から環境問題を捉えるよりも、コアとなる学問的理論が弱いものの、分野を幅広く横断して問題の本質に迫る姿勢は、環境問題という複雑な課題の本質を捉え、解決に導くために欠かせない学問だと思った...続きを読む
  • 脱原子力社会へ―電力をグリーン化する
    節電が原発を数基廃止できる手段のひとつであるとは知らなかった。こんな簡単な事を、なぜ政治は国民に周知させないのだろう。
  • 環境社会学入門 ──持続可能な未来をつくる
    著者の生い立ちや体験を通して新幹線や原発の問題を語っており読みやすい。反面学問としての理論や分析はぼやっとしている。
  • 脱原子力社会へ―電力をグリーン化する
    最低日本では,原子力発電はできるだけ早く廃止すべきだと思う。
    国民の大部分も,そう思っているのではないだろうか。
    それにも関わらず,日本の政府は,原子力発電を輸出し,国内でも運転を続けようとするのか。
    それは,原発を続けたい人々が権力,資金力を持っており,頭を使って積極的に活動しているからだと思う。...続きを読む