渡辺伊織のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
惜しくも、この2巻で完結
ただ、強引に終わらせた感じはせず、計画的に幕が引かれているように思える
何だかんだで、渡辺先生は地力の高い四コマ漫画家なんだろう。ちょい選ぶテーマが一般的にウケるものからズレてる感はあるっちゃあるが、面白いのだから問題ない
若干、仮面ライダーフォーゼの主人公・如月弦太朗めいた事を言ってしまうが、青春ってのは形も色も大きさも違う個性をぶつけあって、友情と言う名前の宝物を作っていく期間だ
親に期待を籠められて付けられた名前で決めつけられる、周りからの勝手なイメージに振り回され、自分を変えようって足掻くのも、また青春らしく、青春にしか出来ない事だ
身も蓋も無い言い方をすれば -
Posted by ブクログ
言い方が少しズレているかもしれないが、『今』だから受ける内容だな、と思った
私自身、昭和生まれなので、自己紹介の時に相手に驚かれたり、眉を顰められたりする名前ではないし、子供もいないので、いわゆる、キラキラネーム、DQ名に縁がない
たまに地域の広報誌に載っている子供の紹介コーナーを見て、よくもまぁ、親御さんはここまで凝った名前を思いついたなぁ、と呆れを通り越して感心する。そんで、その後、現代社会らしい、奇抜な名前を付けてもらった子供に、ほんのちょびっとだけ同情してしまう
もちろん、親はその場の悪ノリでなく、愛情と期待を籠めて、子供にその名前を与えているんだから、他人がとやかく口出しする事じゃな -
購入済み
ヤバさの哲学
「哲学」とは銘打っているが実際のところは人生相談程度のお話である。ヤバさというよりヤンキーな主人公とツンデレ風のヒロインとの会話が中心の作品で、逆にそれ以外はなにもない。デジラル描画をした絵柄であるが登場人物たちの表情 表現もやや硬めでそれほど見るべきものはない。