安藤聡のレビュー一覧

  • 英文学者がつぶやく英語と英国文化をめぐる無駄話

    Posted by ブクログ

    この本は英文学が専門の安藤先生が、「主に学生向けのニューズレターや小冊子に掲載した雑文に書き下ろしを何編か加えて編集したもの」だそう。英国やイギリス英語に興味があれば楽しめる部分の多い一冊。中でも、英語の発音の話、英国地名の話、地下鉄広告、スーパーストアに見る階級事情、ラヴ・アクチュアリーの話が、特に興味深く面白かった。

    0
    2025年07月12日
  • なぜ英国は児童文学王国なのか

    Posted by ブクログ

    イギリスはなぜ児童文学が盛んか気になったので手に取った。読んだことのないお話がいくつかあったので、読みたいなと思った。

    0
    2025年03月10日
  • 英文学者がつぶやく英語と英国文化をめぐる無駄話

    Posted by ブクログ

    ユーチューブで英語の言語学者さんが紹介されていて興味をもったので読み始めた。
    前半はおおなるほどへぇー!?って感じだったけど、6割過ぎたあたりからちょっと飽きてきた。

    ビートルズとか、読み間違えがジョークのようになっているところなどは楽しく読めたが、地名に関する細かいところなどは目が字を追うだけでなんにも頭に残っていない。

    衒学的な雰囲気を感じる。理解できないフレーズが提示されて数行後に回収されるなどといった、ある意味ではフックの効いた感じがあるが、何度が続くとまたかと思う。興味深い話ではあるのだが、仕掛けとしてはちょっとくどいかなと。

    なによりイギリスと英語に関する雑学の本ですから、自

    0
    2023年06月10日
  • 英文学者がつぶやく英語と英国文化をめぐる無駄話

    匿名

    購入済み

    全然無駄話ではなく、有益な話ばかりです。
    英語の勉強の合間に読むにはとても良い本だと思います!
    あと、これを読んでから、少し英国文化を扱う映画の理解度が上がった気がします。

    #タメになる

    0
    2023年05月29日
  • 英文学者がつぶやく 人生を豊かにするかもしれない英語と英国文化の話

    Posted by ブクログ

    確かにやくに立ちそうにない話が面々と書かれている。
    中でも青春ドラマの下りは長々しいうえ英国とはあまり関係なさそうでつまらない部分。膾炙等通常使用しない言葉をいくつか多用していて自分の博学を理解してほしい自己実現欲望がお有りだと思う。
    全体にバラバラとしたエッセイでサラッと読めるとは思うがこの方の他の本はちょっといいかなという感じ。
    好みの分かれそうな本。

    0
    2025年12月07日
  • なぜ英国は児童文学王国なのか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    英国ファンタジーの源流を探る。

    C.S.ルイス、トールキン、アトリー、ノートン、ピアス……あげていけば英国のファンタジー児童文学にはキリがない。英国にはそのような児童文学を産む特徴があった。論文集だが親しんできた物語について書かれたものなので、物語を思い出しながら読める。とはいえ、ノートン『借り暮らしの小人たち』シリーズも、ボストン『グリーン・ノウ』シリーズも、ライヴリー『時の縫い目』も未読だが。もっとも面白く読んだのは自分の愛読書であるダール『マティルダ』についての章だった。

    伝統的な文化への憧れや回帰と、同時代文化の否定、特に伝統的なイングランド的なものを衰退させる流れへの危機感。危機

    0
    2025年09月27日
  • 英文学者がつぶやく英語と英国文化をめぐる無駄話

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    不思議の国へようこそ。

    英語は例外ばかりある。発音も文法もなぜそうなったのか、疑問に思うことが多い。しかしそこに興味を持ったらもう楽しくて仕方ない。英文学者によるイギリス英語の面白いところとあと英国のちょっとした文化紹介。イギリスの発音が変化しているのは面白く読んだ。スーパー事情についても過去に滞在した時のことを思い出して懐かしく読んだ。ウェイトローズは成城石井。紅茶論争も。ヨークシャー飲みたくなった。この本が面白い人は英文学科を考えていいと思う。

    0
    2025年08月22日
  • なぜ英国は児童文学王国なのか

    Posted by ブクログ

    自分の好きな話の解説があっておもしろかった。また知らない本もあったので、いろいろ読んでみたいと思う。
    ちょっと専門的なので内容が難しいところもあった。

    0
    2024年11月24日
  • なぜ英国は児童文学王国なのか

    Posted by ブクログ

    読んだことがある本の章だけ読んだ。
    子供の頃アリスを読んであれだけ色々あって夢なのかとがっかりした記憶があったが、本の中の冒険がアイデンティティの揺らぎを表しているとあり不思議の国のアリスを違う視点で考えられた。

    0
    2024年11月21日
  • 英文学者がつぶやく英語と英国文化をめぐる無駄話

    Posted by ブクログ

     英文学が専門の著者が、イギリスの英語、作家、地名を切り口にして、文化や歴史、生活を紹介するエッセイ。イギリス文学と歴史が大好きならたぶん楽しめるうんちく話。逆に言うと、ちょっと興味がある、くらいだとずっと楽しみながら読むのは難しかった。だから「無駄話」という言葉がタイトルに入ってるんだろうけど…、という内容。
     いくつか印象に残ったところはあるので、そのメモ。まず「一番長い単語」のpneumonoultra...は、英語好きな人なら知っているはずだが、「『プログレッシブ』には、『実用的な英語では最長単語とされる』と記されている。(略)病名はたいていラテン語を繋げて作られるので、理論上はいくら

    0
    2024年05月30日
  • 英文学者がつぶやく英語と英国文化をめぐる無駄話

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ネットで一部抜粋されていたエリザベス女王の発音の話が面白かったので購入。そう言えば大学くらいまでは、アメリカ英語っぽく読まなければダメだと思っていた。
    女王の発音のエピソードをイギリス人に紹介したら苦笑されたが、人によっては本気で怒るかもしれない。

    0
    2023年07月05日