小田亮のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ人間はおせっかいなサル。頼まれもしないのに相手のために尽くす。
この人間特有の利他的な行動について実験結果もまじえ面白くまとめてあります。
ギブ&テイクの気持ちから行う互恵的利他行為は、自分にとって徳になるからという視点から見てもわかりやすいが、人は直接自分にとって利益につながらないような利他行為も行います。これは逆行的利他行為といいます。
逆行的利他行為は、感謝の気持が根底にあり親切の連鎖を惹き起します。
利他的であるかないかは、親しみやすそう、親切そう、外交的で笑顔があるなどの点で人は見た目で判断できると実験結果でわかるそうです。
また自己の信念を明確に持った者にとっては利他的な行為自体が -
Posted by ブクログ
自然淘汰という観点で、人の利他性を分析した本。こういう形で、心理学的な行動を捉えることが出来るとは目からウロコだった。
[private]以下注目点
・自然淘汰理論の反証は、自分の適応度を下げてしまうような行動。たとえば、自分の子供を食べてしまう行動。病的な場合をのぞく。
・心も進化の産物と考えられる。
・進化と進歩は違う。
・進化心理学 心の仕組みについて一貫した説明を与えてくれる。
・利他主義に報酬を与えるとコストがかかり過ぎるので、適応度が上がらない。
・直接互恵性が進化し、その後、親切の連鎖が進化した。
・作り笑いは、左側の口角が上がらない。意識的な笑いは、左半球で作りだされる。
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Posted by ブクログ
行動学かと思ったら学術論文でした。
文体も非常に理系的論文調で、論文を読み慣れていなければ非常に読みづらいものかと思われます。
隙を埋めるためになんども同じ内容を「つまり」や「言い換えると」や「簡単に言うと」で書き直しているので、読書をしたい私としては、1/3ぐらいのスケールに削ったほうが読み手に伝わりやすい文章が出来上がるのでは?とも感じます。
肝心の中身の方ですが、まだまだ分からないことは多いんだな、と感じる一方で、人間の利他的行動が非常に特殊性持っていることが分かり、興味をそそるものでした。
この類の本を読んで特に面白いと私が感じるのは、様々な研究者を引用する著者の検索能力で、世の中