小川光生のレビュー一覧

  • セリエA発アウシュヴィッツ行き~悲運の優勝監督の物語~

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    多くのユダヤ人が虐殺された第二次世界大戦下のヨーロッパ。
    犠牲者の一人であるアールパード・ヴァイスの足跡を辿った一冊。

    最終章でアールパードがサッカーの名監督(スクデット3回獲得)であったことから、彼の人生を試合に例えているのですが、あまりにも前半と後半の明暗がくっきりしていて辛い。イタリアで監督としてのキャリアをスタートさせ、スクデット獲得という栄光も手にした彼が、政治に翻弄され逃亡するしかなくなってゆく後半。
    タイトルにある「アウシュビッツ行き」から連想したように、死から逃れることはできなかった。それを予想、確信しながら最後に向かって読み進めてゆくのはとても辛い。
    辛いという感情を抱くの

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    2023年02月05日
  • サッカーとイタリア人

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    セリエファン必読の書。
    誰もが知るビッグクラブから、小さなプロビンチャまでエピソード満載で楽しめる。
    自分はミランファンだが、キエーヴォ・ヴェローナの話は面白かった。特に2013-2014シーズンは、久しぶりのヴェローナデルビーが行われるので、「フライングドンキー」キエーヴォの戦いにも注目したい。
    このような本を読むと、どんな小さなチームでも、そのチームの歴史があり、サポーターががあるのだと考えさせられる。

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    2013年08月26日
  • サッカーとイタリア人

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    ネタバレ

    本書を読む前に、イタリアに3度行きました。
    もし、本書を読んでいれば、サッカー観戦に行ったのにと残念で仕方ありません。
    普通のガイドブックでは、サッカーに関する情報がほとんどありません。
    本書で、サッカーチームのある主要都市と、
    代表的な対戦について知ることができます。

    旅行だけで訪れる際も、ああ、この地方はどういうチームがあるんだとわかっていれば、町中の広告もサッカーに関するものかどうかが分かります。
    イタリアへでかける前にはぜひ一読を。
    サッカーに関する情報があれば、イタリア人との意見交換の際にも話題にことかかないかもしれません。

    ps.
    出てくる地名では、ミラン、ジ

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    2011年06月21日
  • サッカーとイタリア人

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    2009年66冊目です。セリエAのチームとそのフランチャイズの地域性をまとめた本です。できれば、イングランドやスペインでも同様な本が出版されることを希望致します。

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    2009年10月04日
  • サッカーとイタリア人

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    イタリアサッカーのことを何も知らなかったのでとても面白く読めた。
    イタリアのチームって破産し過ぎじゃね?笑

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    2014年04月25日
  • サッカーとイタリア人

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    いつかのノースロンドンダービーに見た躍動感に感動して、ヨーロッパのサッカーを見だしてから三年目になるけれど、応援するチームがない分、イタリアやスペインのチームの試合はプレミアほど見ない。でも、こういうそれぞれの国のサッカーの土壌についての本を読んでからは、これから先セリエの試合も、楽しんでみることができそうだと思った。

    この本、リーガ版も作ってほしいなあ。

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    2013年03月11日
  • アルベルト・ザッケローニ ザック革命 サッカー日本代表監督の素顔とリーダーの美学

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    ザッケローニの基本フォーメーション「3-4-3」がいかに生まれたのか。
    選手としては怪我に泣いたザッケローニが監督としてどう成り上がったのか、その他知らなかった部分が分かって面白かった。
    「3-4-3」は日本のサッカーにもマッチしていると思う。あとは得点力UPをお願いしたい。

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    2012年03月14日
  • サッカーとイタリア人

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    イタリアサッカーの概要を知るために読みました。

    イタリアを各都市ごとに分けて、それぞれのチームの歴史とファンの様子などが丁寧に記述されています。

    インテル・ミラン・ユヴェントスのいわゆる「ビッグ3」については特に詳細に書かれており、読み応え十分。
    一方、日本ではあまり名前を聞かない南部各州やシチリア・サルデーニャ島のチームについてもちゃんと触れられているところが嬉しいです。

    これを読んでからセリエAを観戦すると、きっと100倍面白いと思います。

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    2011年05月24日
  • サッカーとイタリア人

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    サッカーという一つの競技にくくってもそれは育まれる土地によって様々な形を生み出すってことを再確認した本。

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    2010年08月11日
  • サッカーとイタリア人

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    人口2000人の1地区のチームなのにセリエAにも上がったキエーヴォと、歴史あるが人種差別言動の激しいファンを抱えるヘラスというヴェローナの2チームに興味を持って読んだのだが、各町ごとに各チームの歴史から現状まで書くので、個々のチームについて掘り下げるには紙幅が足りない(のは仕方ないところ)。
    あとヘンな日本語が多いのが気になった。
    「金品ではなく、物、恫喝などで」←いやいや物は金品に含まれてまっせ。古代ローマ時代の剣闘士が「撃ち殺した」←って、銃使ったみたい。「国家発揚」←発揚するのは国威では。「ローマ・ダービーをやんごとなく裁けたら」←やんごとなくの意味全然知らないみたいね・・・ などなど。

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    2013年11月10日
  • アルベルト・ザッケローニ ザック革命 サッカー日本代表監督の素顔とリーダーの美学

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    ザックがイタリアサッカーの栄光と影を肌で体験してきたことがよく分かった、やっぱ彼の経歴すごいっすね
    とはいえ、特にビッククラブの3つはどこも辛い扱われ方・・・ちゃんと日本でも報道してあげた方がいいと思うんだけど

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    2012年09月09日
  • アルベルト・ザッケローニ ザック革命 サッカー日本代表監督の素顔とリーダーの美学

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    現サッカー男子日本代表監督 アルベルト・ザッケローニの自伝的な書籍。

    類書に比べると文章が少ない分、簡単に読み終えることができるのと日本代表の就任まで書いてあるので、その流れが分かりやすいかなと思った。

    個人的には、サッカーの3-4-3などの言葉が出てきたときに図解があるとありがたい。昔の写真などは章末にふんだんにあるので。システム論というよりも伝記や人物のことを知りたい人向けだと思う。

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    2012年03月14日
  • サッカーとイタリア人

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    イタリア人のサッカーに対する考え方が綴ってある一冊。
    熱いよねやっぱり。
    でも人種差別とか暴動はいけないよ。

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    2009年10月07日