小川光生の作品一覧
「小川光生」の「アルベルト・ザッケローニ ザック革命 サッカー日本代表監督の素顔とリーダーの美学」「サッカーとイタリア人」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「小川光生」の「アルベルト・ザッケローニ ザック革命 サッカー日本代表監督の素顔とリーダーの美学」「サッカーとイタリア人」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
多くのユダヤ人が虐殺された第二次世界大戦下のヨーロッパ。
犠牲者の一人であるアールパード・ヴァイスの足跡を辿った一冊。
最終章でアールパードがサッカーの名監督(スクデット3回獲得)であったことから、彼の人生を試合に例えているのですが、あまりにも前半と後半の明暗がくっきりしていて辛い。イタリアで監督としてのキャリアをスタートさせ、スクデット獲得という栄光も手にした彼が、政治に翻弄され逃亡するしかなくなってゆく後半。
タイトルにある「アウシュビッツ行き」から連想したように、死から逃れることはできなかった。それを予想、確信しながら最後に向かって読み進めてゆくのはとても辛い。
辛いという感情を抱くの