原田秀司のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
著者の前著が、業務をする上で非常に有益だったので、今回も早速目を通してみた。
WEB、特にフロントデザインの製作に関わる人ならば、UIやUXを考えることはすでに業務の一部といっても差し支えない。
私も使い手に気持ちよく使ってもらえることを常に考えて業務を進めているつもりだが、残念ながら考えが至らず使いにくくなってしまう点も多い。その度にお客様からお叱りを受けつつ、他のわかりやすい事例などを参考に改良を重ねているが、こういった改良を重ねて善いフィードバックが得られるのは非常に楽しい。
この本はその「改良」について、事例などを用いて非常にわかりやすく書かれている。内容も実践的で、デザインの話にあり -
Posted by ブクログ
写真付きで解説。ユーザインターフェースとして、デザインやユーザビリティの本質が学べる。まさにユーザエクスペリエンス。サービスや製品とのやり取りでユーザが得られるすべての体験。非常に示唆に富んだ教科書である。
主張少なく、デザインすることを心がける。カラーについてはベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの3色が望ましい。目立たせようと思った着色でカラフルになり、結局何を目立たせたかったのか分からなくなるからだ。階層は深く狭くより、広く浅く。1ページ目でコンテンツメニューを網羅するのが良い。隙間、罫線、背景色、囲いの順で視覚的な区分の強さが決まる、などなど。
マウスオーバーやホバー。パラ -
Posted by ブクログ
借りたもの。
web、スマホに留まらず、TVまで。ソフトに限らずハードについても。マルチデバイスのUIデザインの設計がどういった意図で制作されているかを解説。
デザインの目的、物質的な制約、人間の認知特性などを踏まえて、あらゆるものは「デザイン(設計)」されている。
設計の具体的なハウツーの話よりも、身近にそれらが溢れていることを気づかせてくれる。
さらに、よく見るサイトの問題点を具体的に指摘したり、i phoneなど具体的なデバイスをあげ、その変容がどういった理由で変更されていったかを紹介。
マルチデバイス時代に、どんなツールでも統一された、使いやすいデザインになるように…デバイス毎に