三浦靖冬のレビュー一覧

  • 薄花少女 1

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     「ロリババア」という特殊な属性がブームだそうだが、本作のヒロインであるハッカばあや(本名:夏焼鳩子)は正にそれだ。
    齢80の老婆が怪しげな薬を飲んで9歳ぐらいの姿にまで若返るという多少ファンタジーな設定だが、かつて世話をしていた(多分)二十代の青年の家に押しかけて小さな体で必死に世話を焼く姿が微笑ましい。
    しかも一般的ロリババアが大体ジジイ言葉を使うのに対しハッカは上品なお婆さんの口調である事も珍しい。
    その口調と本来の年齢のせいか、小さな子供なのに時々ゾッとするような色気を出すのが本作の最大の見せ所ではないだろうか。

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    2018年04月15日
  • 薄花少女 1

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    絵柄も内容も最高だった。
    カラーページの色味といい質?といいツボを突きまくってくる。

    頑張り屋で健気で妙に頑固で強気なハッカばあや可愛い…。
    自分のおばあちゃんを思い出してしまう。

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    2017年06月30日
  • 薄花少女 1

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    ネタバレ

    青年と表紙の少女が二人暮らしをしている、何気ない毎日を描いた漫画。
    表紙のロリ少女が、実は主人公の祖母。というところに罪深いものを感じます。
    祖母なので、主人公のことをその幼少時代から良く知っていて、祖母目線から彼の幸福を願っている、という関係。「おばあちゃんあるある」感が味わい深いです。
    ロリババアというか「ロリおばあちゃん」というか・・・
    なぜ祖母が若返って表れたのかは不明ながら、二人の日常は穏やかに重なっていきます。その穏やかさ、安らぎが、ほんとうは異常事態であり、いつ失われてもおかしくないのだという緊張感が何気ない毎日を一層愛おしく感じさせていて、癒されるのに息が詰まる奇妙な漫画です。

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    2016年08月27日
  • 薄花少女 2

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    漂う空気がたまりません。2巻もハッカの少女の見た目と見た目にそぐわぬ歳を得た女性らしさがとてもよかったです。ニーソックスのお話がとてもかわいかったです。

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    2014年11月25日
  • 薄花少女 1

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    ロリババアです。
    ペド要素とノスタルジアがイイ塩梅に混ざり合っていて不思議な読後感があります。作者が女性というのも興味深い。

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    2014年07月30日
  • 薄花少女 1

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     エロのない三浦靖冬なんて! とおもったらそういう邪念と関係なく綺麗な世界でした。『えんじがかり』が非エロとはいえ非常に邪念の湧く感じだったので。
     「萌え」とはまた違った、人形を愛でるような空気。

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    2014年01月13日
  • 薄花少女 1

    匿名

    無料版購入済み

    優しい空間

    どこかノスタルジックな雰囲気もあります。時代設定は昭和くらいですか?坊ちゃんがノートPCらしきものを使っている描写がありましたが、ハッカさんは洗濯板を使っていたりもして・・どうでしょうか。完結済作品という事で、80のお婆ちゃんから合法ロリのファンタジー設定の着地点に興味があります

    #癒やされる #エモい #ほのぼの

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    2021年11月01日
  • 薄花少女 2

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    1年待ったかいがありました。
    今回はハッカとぼっちゃんの閉じていた空間に、それぞれが持つ外の世界との繋がりが隙間から入り込んで来たように感じました。その僅かながら開いた隙間によって物語のフィールドも拡がりはじめ、前巻よりも更に面白さが増したように思います。
    それにしても本作に漂う、懐かしいような、切ないような、愛おしいような、そしてチョッピリ怖いような独特の雰囲気は、なんとも形容しがたい魅力に溢れています。
    また1年、次巻を楽しみに待つことにします。

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    2014年12月03日
  • 薄花少女 1

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    萌えとしても漫画表現としてもすごい。
    あとは、この設定を活かしきる年齢による文化の違いをいかに物語にひきつけていけるか。
    などと書きながら、やっぱりハッカの可愛さにくらくらしてしまうわたくし。

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    2013年11月04日
  • ベッキーさんと私 1

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    面白かった!!
    好みが似ている人の書評は大変トラスタブルである一例。
    ありがとうございますです。新しい出会いに乾杯。
    とにかく画がとても好き、
    この雰囲気は私が高校生の頃めちゃめちゃ好きだった系、
    今も好きだが、昔に見てたらそれこそ沼っていたと思う。
    なんといってもベッキーさんがたまらんかっこいいです。
    これはアニメになってもかなり萌えるのでは、と思いました。
    原作が未読なので、即座に古本屋で『街の灯』回収。
    100円だった。ありがたや。
    北村作品、多分読んだことがあるような気がするが
    全く内容は記憶にないので、楽しみ。

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    2025年05月27日
  • 薄花少女 4

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    もはや中身がばあやというエクスキューズをもとに、やりたい放題やっているようにしか思えなくなってきた。
    いいぞもっとやれ。

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    2017年01月29日
  • 薄花少女 2

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    郷愁と、弩級の少女愛と。
    うすーい紙を利用した本1ページ目の仕掛けなど。
    またカバーを外したときの、表紙と裏表紙。

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    2014年11月28日
  • 薄花少女 1

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    作者買い。
    少女まで若返った祖母と孫の青年が同居することになるお話。
    姿が若けど祖母と孫の間をどう詰めるか。
    背景で昭和の日常やノスタルジックな空気感にどっぷり浸かれるけど、
    薄型テレビやネットがあるというのを不思議な世界観と取るか徹底不足と取るかの解釈に迷う。

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    2014年07月12日