木原直哉のレビュー一覧

  • 東大卒ポーカー王者が教える勝つための確率思考

    Posted by ブクログ

    ポーカー王者と言うことでいわゆるギャンブルに関連するような指南本かと思っていると大間違い。
    合理的に客観的に確率的思考に基づいて人生を生きる術を惜しげもなく公開されています。
    統計ブーム、確率ブームの風が吹いて久しいですが、一連のブームに乗って西内啓先生らの本を読ませていただいていた私が最近たどり着いた一冊です。
    期待以上の内容でした。
    付箋は22枚付きました。

    0
    2017年05月29日
  • 東大卒ポーカー王者が教える勝つための確率思考

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    期待していたよりも人生に応用できる内容が多く、期待値を上回る面白さであった。
    目線が達観してるというか、冷静に物事を判断することの重要性がよくわかった。
    確率はあくまで収束するということ、これはやるべきことか、リスクはなにか。これが瞬時に判断できることがすごいと思ったが、自身も日頃から決断をする際同じような思考で判断している。それをよりドラスティックに判断できるか。感情が入るため確率が下がるか、、
    新幹線を選ぶか、夜行バスを選ぶかの例えがとてもしっくりきた。良書。

    死については、死を経験した人が生き返って教えてくれることがない以上、絶対に、100%分からない。死んだ後の世界がどうなっているか

    0
    2025年11月18日
  • 運と実力の間 不完全情報ゲームの制し方

    Posted by ブクログ

    著者は東大卒のポーカーのプロ。世界大会での優勝経験がありそれらの大会を含む自伝的な一冊。ドキュメンタリー風に著者の経験が語られる。要点をまとめたものではないが経験則からの考え方は気づきが多い。読みやすいのも好印象。

    0
    2018年02月26日
  • 運と実力の間 不完全情報ゲームの制し方

    Posted by ブクログ

    日本人初のポーカータイトルホルダー、木原直哉の半生記。一言でいってしまうとダメ大学生なのであるが、非常に魅力的な人生を送っているし、その背景も説得力がある。誤字が多いのはよろしくない。

    0
    2014年07月30日
  • 運と実力の間 不完全情報ゲームの制し方

    Posted by ブクログ

    勝負好きな人は、刺激を受けるのでは?
    受験勉強だって、勝負だものね。
    ネットで効率を上げ、データーをとって分析という2点がヒントになった。
    頭脳ゲームに興味がないし、ましてやポーカーなんてやったこと無いという私にとっては、ルールからして知らず、別世界でした。
    でも、今はやってるよね〜

    0
    2014年04月13日
  • 東大卒ポーカー王者が教える勝つための確率思考

    Posted by ブクログ

    確率と期待値について。
    実生活では収束しにくいけど、確率を客観的に分析したほうが、勝てる確率があがるということ。
    「運」についての考察もポーカーというゲーム柄沢山されているが、そもそも「運」はないという立場の私にとってはあまりその部分は参考にならず。ただ、人は運をこう捉えているということがわかった。

    0
    2014年03月25日
  • 運と実力の間 不完全情報ゲームの制し方

    Posted by ブクログ

    筆者は、ポーカーの世界大会であるタイトルを取った。「ポーカー」という枠の中にさまざまなゲームがあることも知らなかったが、全てが見えている将棋・囲碁・チェスなどと違う確率要素のあるゲームの奥深さを知った。
    ネットゲームが可能になり、それで実力を磨く層が厚くなっていること、待時間があることを利用し筆者クラスでは同時に 9 ゲームを並行処理して日々対戦を重ねていること。結果を自動的に記録して振り返り向上できることなど、知らないことばかり。
    合法な国に行けば、多数のアマチュアの存在により、これを職業とすることのできる人もまた多数いて、その中にスポンサーの付くプロもあって、大きな世界が形成されていること

    0
    2014年02月23日
  • 東大卒ポーカー王者が教える勝つための確率思考

    Posted by ブクログ

    運の良し悪しを、連続して起こる事象としてでなく、独立事象として捉えることで、思い込みや過去の経験に囚われることなく、冷静に客観的な判断を下せる。確率に基づく思考をすれば、このように考えるのは至極当然の事だと思う。

    また、何から何まで努力し続けることで報われるかというと、そうでもないと筆者は説く。少し冷めた見方かもしれないが、これが現実である。

    書かれていることは当たり前だと思えることも多いが、その当たり前を再認識したいと思う方は、一読の価値はあると思います。

    0
    2014年01月28日
  • 東大卒ポーカー王者が教える勝つための確率思考

    Posted by ブクログ

    *****
    基本的なメッセージはすごくシンプル。プロのポーカープレーヤーは「期待値の高さ」だけを判断基準にプレーする。長期的には確率は収束する=トータルで負けることはない、という思考を徹底すること。
    *****
    面白かったのは「試行回数」の話。十分な数の試行回数をこなせば、確率は「体感的に分かる」ようになる、という。
    1対1のじゃんけんは勝ち・負けは1/2ずつ、というのはみんなわかる。
    だから「じゃんけんで勝てば1,000円、負けたらゼロ」というゲームの参加料が600円だと割に合わない、というのは体感的に分かる(期待値の考え方が分かる人ならば)
    一発勝負で運試しをしたい、なら話は別だが、長期的

    0
    2014年01月11日
  • 運と実力の間 不完全情報ゲームの制し方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ○プロポーカープレイヤーである木原直哉氏の著作。
    ○自信の学生時代の話しから、アメリカでの世界ポーカー選手権大会でチャンピオン(ポット・リミット・オマハ・シックス・ハンデッド)になるまでの経験を、各種頭脳ゲームの紹介や、ポーカーのプレーにおける選択などを交えつつ記述。
    ○運に左右されるもの、実力で勝負できるものといったポーカー特有の状況における、人間の思考、メンタル、確率論といったポイントについて、詳細かつ丁寧に記述されており、とても勉強になる。
    ○何より、「運」が大半を占めるゲームでありながら、技術・メンタルをコントロールすることで、勝利の確率を高めていくという方法論は、実際のビジネスや勉強

    0
    2013年11月06日
  • 運と実力の間 不完全情報ゲームの制し方

    Posted by ブクログ

    やっぱり最後はメンタル。
    ただ、凡人はそこまでの領域に達してもいないのにそこに結論を求めてしまいますよね。
    しかし、そこまでの領域に辿り着くための土台となるのもメンタル。
    ぁー、難しい。

    0
    2013年09月29日
  • 運と実力の間 不完全情報ゲームの制し方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    個人的2013夏の課題図書の1つ。おもしろくて一気に読めた。タイトル通りに受け取るとすこしずれた内容ながら、

    ・学生時代の健全な競争経験(模試・将棋・麻雀・バックギャモンなど"知的ゲーム"への没頭)
    ・オンラインポーカーでのデータ蓄積
    ・アメリカでのポーカー大会参戦記(後半はこれがメイン)

    が、冷静にわかりやすい筆致で語られる。


    「ギャンブルは嫌い」の言葉に、最初は?だったけれど、冷静に考えれば、冷静さがないと(相手よりも)冷静な判断が行えないのはどの世界でも同じ。文中でも、冷静さを失ってしまった(ティルト)相手、カモとしてプロに狙われやすいフィッシュなど、相手の状

    0
    2013年09月04日
  • 「確率思考」で市場を制する最強の投資術

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    PSRも意識する
    →利益率が低いと上がる余地あり
    市場と比較して投資する
    →市場シェアを加味して、割安なら買い、割高でも市場成長余地があれば買い
    オーナーは?
    →大株主が親族でなく、社長または経営手腕がありそうなら買い
    株探
    →決算を見る

    100億円以下の銘柄を買い
    自分がわかる事業を買う

    1
    2025年04月28日
  • 「確率思考」で市場を制する最強の投資術

    Posted by ブクログ

    木原氏のストイックさと、投資に必要なのはシンプルに思考するためのストイックさを学べる内容の書籍だった。

    対談本なのでこの文量にはなるが、ところどころに散りばめられている投資に臨むうえでの金言のようなものを教えてくれる。
    本書で投資を行う上でのすべてを学ぶことは出来ないが、投資の世界で一般市民よりはそれなりの利益を上げられている人のノウハウを学べるだけでも非常に有益な書籍だと思う。

    1
    2025年03月02日
  • 「確率思考」で市場を制する最強の投資術

    Posted by ブクログ

    ポーカーで培われた確率思考と心理戦は、投資にも相性が良いという話。必ず勝てる法則など存在せず、途中で負けても最後に勝つための戦略的な思考が窺える。

    一方、個別銘柄を狙うのは初心者にはリスキー。新NISAを活用しつつ、最初は黙ってインデックスファンドに長期投資するのが堅実だろう。

    プロでも銘柄選びは難しいため、「著名人や業界紙が勧めた銘柄だから買う」と他力本願になる人は多い。反面、著者は会社四季報の独自分析や各国のイベントで生で感じた違和感を元に、「自分なりの考え方や戦略で選んで」おり、そこが投資で勝つ人の分岐点だと感じた。

    1
    2024年12月14日
  • 東大卒ポーカー王者が教える勝つための確率思考

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【内容】
    ・選択肢を選ぶ際にどのように選べば、自分の望む結果が得られやすいのか

    【面白かった点】
    ・考えても結果が変わらないこと(=一部の悩みなど)は考えないやり方
    ・失敗をただの結果/事象とだけ捉えるマインド

    【使ってみたい点】
    ・選択肢がある際は仮定でも確率を設計し、期待値の高い方を選択する

    0
    2017年05月28日
  • 運と実力の間 不完全情報ゲームの制し方

    Posted by ブクログ

    著者の思考法が書かれていることを期待していたが、その観点での文章量はごく僅か。
    ただ、【感情に左右されず期待値が大きい手を淡々と打つ】という言葉に著者の主張が集約されているように感じた。
    その考え方は他の投資にも通ずるところがあるので、やはり【確率と期待値】が投資の本質なのかと思う。

    0
    2017年02月15日
  • 東大卒ポーカー王者が教える勝つための確率思考

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ①具体的なリスクマネジメントは?
    ・全資産の2-3%以内

    ②確率思考とは?
    ・期待値に従ってプレーしている
    ・半年分の結果を見て、確率を見る
    ・8時間睡眠が必要

    ③気づき
    ・考えるべきことと考えても仕方ないことを分ける
    ・高速バスの方が新幹線よりリスク高い
    ・勝った事象の方のみを覚えている場合アリ
    ・お金をと持つと、選択肢が増える
    ・お金を現在価値で考えず、将来、成長した時の価値で考える

    0
    2015年01月21日
  • 運と実力の間 不完全情報ゲームの制し方

    Posted by ブクログ

    特別引き込まれることはなかったけど、勝敗ゲームやギャンブルへのモチベーションが上がった。自分も何事にもティルトしないプレイヤーになれるよう意識して修行していきたい。

    0
    2015年01月16日
  • 運と実力の間 不完全情報ゲームの制し方

    Posted by ブクログ

    【文章】
     読み易い
    【気付き】
     ★★★・・
    【ハマり】
     ★★・・・
    【共感度】
     ★★★・・

    著者のこれまでの人生と、ポーカーの世界大会で優勝するまでの体験記。

    完全情報ゲーム = 囲碁や将棋のように、全ての情報をプレイヤー同士で共有されているゲーム
    不完全情報ゲーム = ポーカーや麻雀のように、プレイヤー同士で情報が共有されていないゲーム

    サブタイトルにあるように、
    人生・ビジネス・投資では、不完全情報ゲームのように振る舞う場面もあるかもしれない。

    負けている時にやり方を変えない、勝っている時こそやり方を変える。
    負けている原因が、ツキによる変動なのか、やり方の不味さなのかを突

    0
    2015年01月03日