雁須磨子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
久々に雁須磨子先生が読みたくなって
本棚から引っ張り出しました。
この先生の独特の間がすきです!
あたまのよわいかんじ、というか、
こう、それこそよく分からないのですが
「こんなかんじ」という間の取り方…
たまたま手にとったのがこれだったというだけですが、
あと、「のはらのはらの」とか好きだった気がします。
野球部だからか。いや、そのあたりも含めつつ。
主夫になる話が印象的です。
「ライジングアリゾナ」か。
あと、いちばんはじめの「はしろうか」。
微妙なふたりの間が、よるべなくて。
「ひな菊」は表題作なのですが、
個人的な印象としてはそんなに強くはないです。
この方の学生ものって、もっとこう、頭の弱い
せいしゅん!という感じのイメージが勝手にあるので、
一瞬かみあわない感じ、なのかな…
でも、冒頭はすごくすきです(笑) -
Posted by ブクログ
先輩(糸島年彦)×後輩(西戸崎農)/高校生
雁さんの話に出てくる人って皆揃って貧弱(笑)だが、西戸崎の場合は、それが良い作用を起こした結果か(取り様によってはノンケがホモの道へ導かれたという見方もある)。
西戸崎が夏の暑さにやられているところに、日傘を差した糸島がやって来て、助けてくれる。西戸崎はそんな野球部の坊主な糸島が妙に可愛く見えてしまう、という始まり。
表紙から見て、西戸崎の方が受けなのかと思ったら意外や意外、糸島の方が受身である。というか、糸島は野球ばっかでちゃんと恋愛をしたことがなかったんだろう。西戸崎はそういうところにも、それから糸島が大好きな野球ができなくなってしまった寂しさにもつけ込めたわけである。
果たして、それは良い結果を生み出したわけだ(BL的な意味で)。
嗚呼・・・長くなる・・・好きが過ぎて長くなってしまう・・・
西戸崎が逡巡しながらもガンガン積極的に行ってしまうのもいいし、男同士ということに悩んで悩んで友達の倉野に相談しに行っちゃう糸島も可愛い。若さが溢れている。
そんで結局は、あんなに悩んだのが嘘のように「何か言ってやりたくなった」という理由で「つきあおうか」と言っちゃう糸島。これが若さか!・・・若さとはなんだ?振り返らないことさ!
ここまででもう半分以上のページを費やしているのだが、実はここからが大事。人と人が「つきあう」ことの真実を考えさせられるのである。
つまり、西戸崎が思う「付き合う」と、糸島が思うそれは違っていたのである。糸島は未だ「ただの先輩後輩」という範疇から抜け出せていなかったのだ。
これは実に悲しい事実である。西戸崎が可哀相で涙が出そうだ!しかし、ここでめげないのが西戸崎!いいぞ西戸崎!がんばれ西戸崎!
そして「ただの先輩後輩」から「恋人」へ変化する瞬間は、キスなのである!なんだそれ!可愛い!
そこからは、さながらローリングストーンの(石が坂を転がる)ように加速して縮まる距離!そして二人はついに・・・!!
ふぅ。心に響くとても素敵な少女漫画でした。・・・・ん?間違ってないよね?