難波祐子のレビュー一覧

  • 現代美術キュレーターという仕事

    Posted by ブクログ

    とってもよかったです。キュレーターがどういう仕事か、日本では一般の人にはよく知られていないので、こういうきちんとした本で知らされるのはとても意義があると思いました。しかも引用元や資料など注付きで明記されていて、とてもよい本づくりだと思いました。しかも非常にわかりやすいです。

    0
    2020年02月03日
  • 現代美術キュレーター10のギモン

    Posted by ブクログ

    「美術館」というとかつては厳かに額装された「絵画」(多くは油絵であったりする)が鎮座し、来訪者は入場料を払ってこれまた厳かに「鑑賞」する、という場所である、というのがおおかたの意見であろう。

    この書籍で対象となっている「現代美術」という範疇であっても、もちろんそれは大差ない。例え館外に飛び出すような、或いはそもそも美術館という体を成さない屋外で展示される場合にあってでもだ。ただ、そのスキームというかフレームワークというか、は、ある程度人為的、機械的に分類することができるようになっている、ようである。

    そのような作業を一任され、もちろん協業して、遂行していくのが本書で取り上げられた「キュレー

    0
    2024年05月11日
  • 現代美術キュレーター10のギモン

    Posted by ブクログ

    2024.04.07 キュレーションという仕事、そしてアートを理解する良い機会となった。やはり奥が深い。いろいろと考えてみたくなった。

    0
    2024年04月07日
  • 現代美術キュレーターという仕事

    Posted by ブクログ

    日本で、「キュレーター」がどのように変遷してきたか。
    国内外の事例がふんだんに引かれ、非常にわかりやすい。
    最後の中原佑介さんの東京ビエンナーレにまつわるインタビューは、1970年当時の熱が伝わり面白い。

    0
    2023年07月11日
  • 現代美術キュレーター・ハンドブック

    Posted by ブクログ

    すごく読み応えあった。キュレーターを目指してる人や、関心のある人に向けた実用的な本。キュレーターという仕事がどんなものかを詳しく書いてある。今まで見てきた展覧会とか、これから行く展覧会や美術館を見る目が変わって尊敬と感謝がいっぱい。やっぱり私は見たい側の人間だと改めて認識。キュレーターという仕事を知れたことで、より芸術を楽しめそう!資金調達・予算管理、作品の借用・輸送、会場設営・撤収、広報、カタログ制作等、、、やること多すぎるしほんとにすごい、、、

    0
    2020年12月21日
  • 現代美術キュレーター・ハンドブック

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    キュレーターの方々のお仕事を外縁から理解しようとする者にとっても役立つ内容でした。
    美術品の修繕についても書かれているとなおありがたい。

    0
    2017年02月22日
  • 現代美術キュレーターという仕事

    Posted by ブクログ

    キュレーターの歴史を知れたのは面白かった。
    誰かがこんな風にまとめていって、発表していかなきゃいけないんだなぁと感じた。膨大な資料から細やかに変遷を追ったのはいいと思うんだけど、なんとなく物足りないと感じたのは私が速く読み進めてしまったからだろうか。。

    0
    2014年03月23日
  • 現代美術キュレーターという仕事

    Posted by ブクログ

    キュレーターってどういう仕事なのか?本当のキュレーターとは?それよりも日本の学芸員は一人で色々なことをこなしていることにびっくりしました。
    学芸員・キュレーターの歴史から詳しく書かれています。アート勉強していないので知らない作家の名前がわんさか出てきてその辺は頭に??がいっぱいでしたが、非常にわかりやすいまとめられ方なのではないかと思います

    0
    2012年08月03日
  • 現代美術キュレーターという仕事

    Posted by ブクログ

    日本という、芸術文化の普及には不利な土壌にあって、奮闘してきたキュレーターの事情がよくわかる一冊。ちょっと難しいけど、読めば何かを見に出かけたくなります。いや、何かの企画にかかわりたくなります。

    0
    2012年03月17日
  • 現代美術キュレーター10のギモン

    Posted by ブクログ

    現代美術は、なぜこの作品がアートなのか、
    よくわからず、とりあえず美術館に展示されて
    いるから、アートなんだろうと漠然と捉えていた。今回本書を読んで、現代アートがわかった
    とまではいかないが、MOMA美術館から始まったホワイトキューブ(展示空間)から、既存のアートに対して、批判、反発し、美術館内ではなく
    外で作品を展示するランドアートや、パフォーマンスアート、参加型のアートなど現代美術の
    展示の変遷や背景知識を学ぶことができたのは、
    良かった。


    0
    2025年10月26日
  • 現代美術キュレーター10のギモン

    Posted by ブクログ

    知らないことが結構あって面白かった。ただ疑問に答えるという構成にしてしまうと、章立てがばらついて見えやすいとはおもった。

    0
    2025年05月08日
  • 現代美術キュレーター・ハンドブック

    Posted by ブクログ

    2024.07.25 キュレーションの実体がとてもよくわかりました。大変な仕事で、あらゆるところに気を配る必要があると感じました。ストレスも溜まるんだろうなぁと思った次第です。これからも良い企画展をお願いしたいです。

    0
    2024年07月25日
  • 現代美術キュレーター10のギモン

    Posted by ブクログ

    美術キュレーターの仕事について触れる中で、現代アートとは何たるか、を垣間見ることができた。
    私現代アート初心者としての感想だが、
    実例として作品を挙げて解説を入れている項目が多いため、作品を逐一調べなければ何を語っているのか分かりにくい部分があった。様々な作品を知ることができ、美術館に行く意欲が増す一冊。

    0
    2024年06月11日
  • 現代美術キュレーターという仕事

    Posted by ブクログ

    欧米のキュレーターの仕事が展覧会の企画や資料の調査研究にほぼ絞られるのに対して、

    日本の学芸員(キュレーター)は何でも屋だそうです。

    ここでも日本の特徴である非分業型がみられて興味深いです。

    0
    2021年05月22日
  • 現代美術キュレーターという仕事

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    旧来の美術館は「美術の墓場」。
    2000年代からの課題は「開かれた美術館」。
    それはポンピドゥーセンター開設時の美術館像。

    コレクションの展示ではなく、企画を展示する場としての美術館に。
    企画実行最高責任者であるため、キューレーターは美術館に1人しかいない。

    1970年、上野公園の歩道を全て布で覆うというクリストの世界初のプロジェクトは公園管理者の「通行人が布に足をからませて転ぶ」との反対で中止になった。

    0
    2013年03月09日
  • 現代美術キュレーターという仕事

    Posted by ブクログ

    知らないことだらけのキュレーターの日本での現状
    学芸員とは違うなん初めて知った。

    現代美術は苦手な分野だけど
    情熱をもって取り組んでいた人たちの
    その感性を受け止められるようになりたい。

    0
    2012年04月23日
  • 現代美術キュレーターという仕事

    Posted by ブクログ

    最近、何かと聞くキュレーターという職業。
    これは、展覧会を企画・運営してつくり上げる人のこと。
    で、この本は、キュレーターである著者がキュレーターの仕事内容、今後のあるべき姿などを説明している。

    内容自体、学芸員史、キュレーター史のようなもので、
    大体の流れを知ることができる。
    この人たちって当たり前だけど、すごく深い知識がないと成り立たないんだなって思うことと、
    作品を視る力と、ひとつの展示会にするという創造力がないとできないのだろうな。

    最近は、美術館の企画展も広告がすごくうたれていたり、プロモーション活動が盛んな気がする。
    これからにも期待な職業を知る上の一冊。

    0
    2012年02月08日