北村泰一のレビュー一覧

  • その犬の名を誰も知らない
    タロとジロの他に生きていた犬がもう一匹いた!

    その犬の正体は?なぜ公表されなかったのか?

    歴史的事実としても貴重な記録。
  • その犬の名を誰も知らない
    ただの犬ではなくて、人間と同じように心があり感情があり愛があるこそ胸が痛くなる。私自身犬を飼っているからこそ、共感できる部分がたくさんあった。彼らの本能は本当に素晴らしいものであるし、カラフト犬として立派に役割を果たしたことを讃えたいし、忘れるべきではない事実であると思った。タロとジロの再会の場面、...続きを読む
  • その犬の名を誰も知らない
    タロとジロが南極で1年生き延びていたのは、リキがついてたんだね。そして北村さんがまた戻って来ると思って、基地を離れなかったんだね。謎が判明した最後は、涙が止まりませんでした。

    第一次越冬隊で犬係をされていた北村泰一さんが、一年後に再び南極を訪れてタロとジロと奇跡の再会を果たす-映画「南極物語」でも...続きを読む
  • その犬の名を誰も知らない
    帯の「だれもが、昭和基地で生きていた犬はタロとジロだけだと思っています」にひかれて衝動買い。すんごくおもしろかった。よい本に出逢った…。
    プロローグからぐいぐい引き込まれ、南極越冬隊の犬係だった北村さんの愛情深さと犬の懸命さにボロボロ泣いた。いぬ!いぬ、かわいいよ!
  • その犬の名を誰も知らない
    読んでる途中、映画南極物語をみたくなった。
    ラストまで読んで、映画南極物語は無いな、と結論づけた。
    まあ、当時は第3の犬の事など知られてなかったし、エンターテインメントのため行方不明になった犬を適当なシーンに当て死亡させるのも止む無しだったかも知れないが、でもやっぱりこの本読むと観る気になれない。
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  • その犬の名を誰も知らない
    映画『南極物語』世代としては、タロとジロ以外の犬達の名前もしっかり覚えているので懐かしさもあり、特に好きだった「その犬」の物語に心が震えた。
    過酷な仕事をする大型犬の訓練は過酷なものだが、越冬隊犬係の北村氏とカラフト犬達との絆や信頼関係は強く濃いものだったのだろう。
  • その犬の名を誰も知らない
    読んでよかった、と思う。
    「タロとジロの奇跡」から10年後、南極昭和基地にてカラフト犬の遺体が新に発見された_ 。全く報道されなかったこの事実について、南極第一次越冬隊最後の生き証人となった北村泰一さんと、元新聞記者である筆者が検証を試みる。
    87歳の北村泰一さんは高齢者施設に入居されており、取材...続きを読む
  • その犬の名を誰も知らない
    その犬の名を誰も知らない
    著  嘉悦洋さん。
    監修 北村泰一さん。

    真実の南極物語。
    封印された第三の犬の正体をめぐる。

    第一次南極越冬隊。
    終戦から10年。
    科学技術で世界に貢献する。
    南極観測の実現。 

    何をやるにしても、最初というのが必ずあります。
    必要なのは、可能にする勇気ですよ。

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  • その犬の名を誰も知らない
    南極物語で渡瀬恒彦がやってた役のモデルになった九大名誉教授の記憶を辿って、第9次隊が遺体を発見したものの殆ど公になっていない、タロ、ジロと一緒に昭和基地に残っていたであろう「第3の犬」を追う話。物証がないので、当時の記憶と記録を積み上げて、そこから推測するアプローチなんだけど、読後、落ち着いて考える...続きを読む
  • その犬の名を誰も知らない
    あの南極観測隊のタロとジロ。置き去りにされながらも生き残った奇跡の二頭のカラフト犬。その生存の影にいた第三の犬の存在を検証するノンフィクション。

    映画「南極物語」ほかタロジロの物語は有名。当時、犬を置き去りにせざるを得なく、また次の観測隊メンバーに選ばれ、タロジロと再会を果たしたという犬の世話係、...続きを読む
  • 南極越冬隊タロジロの真実
    キムタク主演の南極大陸の基にもなった本

    マイナス30度を超える南極では、マイナス16度は「たいして冷たくない」 らしい
    温度感覚ってそんなにも相対的なものなのだろうか

    最後の「私の魂はつぶれた」という表現がとても印象に残った
  • 南極越冬隊タロジロの真実
    ドラマ原作ということで、手にとってみました。感じ入ったのは、「夢 希望」の開拓者であった越冬隊の様子です。初めての越冬にプロもアマもないと思うのですが、プロ意識が行間に溢れている気がしました。何事に当たるときもこうあらねばと思います。
  • 南極越冬隊タロジロの真実
     作者は北村泰一氏で、第一次南極越冬隊の犬係の方です。北村氏は後に九州大学の教授になられたのですが、現在は退官されているとのことです。
     実際にあの伝説のタロ・ジロ達とふれあった方が書く、南極越冬隊の物語。著作中、犬たちの比重はタイトルに比してそれほど大きくはないのですが、南極越冬隊の生活も興味深...続きを読む
  • その犬の名を誰も知らない
    友人からの誕生日プレゼント。
    まず、この本を読む前の前提知識としては以下。

    【TBS開局60周年ドラマ『南極大陸』(主演:木村拓哉)より】
    ・印象的な犬はリキ。リーダーシップが強く、唯一家族との別れが描かれた犬。(娘役は芦田愛菜)
    ・船、宗谷
    ・タロとジロが生きていた



    単なる対談本かと思って...続きを読む
  • 南極越冬隊タロジロの真実
    題名のわりにはタロジロの生存のことがあんまり書かれてなかったなぁ。いい話ではあったけど。

    2012.2.23
  • 南極越冬隊タロジロの真実
    犬係りだった北村さんが書いた本。犬を南極に残して来たことの無念さに涙が出そうだった。キムタクのドラマがきっかけで読んでみた。