山本敏行のレビュー一覧
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成功した会社の社長さんが書いた本ということで、小難しくてえらそうかな~と思いましたが、経営の知識がない私でも分かりやすく書いてありました。
ただやっぱり経営者の方や、IT会社関連の人なら一般常識かもしれませんが、知らない言葉も出てきました。
まず「クラウド」という言葉がありましたが、これは後ページでクラウド=雲、インターネット上を雲にみたて、クラウド上でデータを処理することだそうです。
あとは「サイトとスプレッドシートのフォーム機能を組み合わせると、稟議申請や営業報告などの報告書類をすべてグーグルアップス上で管理することができます」
とか、うすぼんやりと便利なんだろうなあと思いますが、人に -
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結論から、ワークライフバランスという考えが浮かぶ内容だったと思います。それと、梅田望夫氏の考える「スモールビジネス」を実践してる数少ない会社なのでは?とも感じました。
なぜなら、学生の私から見てもITを使ってどんどん新しいこと(ルールや制度)を破壊的に会社として行っており、その時間の生産的な使い方や著者の会社に対する考え方が上記のことに似ているなと感じたからです。
にしても、国内のIT会社でここまで社員に投資をしている会社があるとは知りませんでした。
シリコンバレーにはもっと面白い会社があるんじゃないかとワクワクしてしまいました。
全体的に、ITの力を使って有限である「時間」というものを -
Posted by ブクログ
#ecbook
ITを活用できていない中小企業にとってはバイブルとも言える内容だと思う。
役に立つ事例が数多く紹介されているが、IT業界の中でも下請けピラミッド構造の中にある企業にとっては便利なのはわかるけど元請け(大手企業)のセキュリティポリシーに従わざるを得ず導入しようにもできない内容でもある。ので星は 1 つ減って 4 つ。
(Twitter や Skype はもとより、Gmail をはじめとした Web メール全般がご法度は企業も残念ながら存在する)
とはいえ、個人レベルでも十分取り入れられるので、プライベートの環境をクラウド化する際には参考になる。教科書かわりかも。
事例紹介はあく -
Posted by ブクログ
全社にTwitterを導入し、積極的につぶやいて社員と自身の考え方を共有している会社の社長が書いた本。
Twitterをどう経営に生かしているのか?そもそも会社経営に活かせるのか?という疑問と共に読み始めた前著で、目からうろこが落ちる思いだったので今回も発売と同時にGET。今回のテーマは「社員満足度」。
装丁、タイトル、帯にも神田昌典氏の影響が垣間見えるが、読み進めてみると、「電話がない」「しないことを決める」「お客様は神様ではない」など、「非常識」な成功法則の影響が随所にうかがえる。
株主満足を最大化する米国式の経営とは対極の、「従業員を大切にしてその能力を最大限に引き出す経営」を実践 -
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タイトルを見た時に、「ああ、経営者向けの本ね」と思いつつも気になって仕方なかったのでキャンペーンで応募し、頂きました。
読んでみると、工夫を凝らした社内制度や仕事の運用方法のヒントがいっぱい。
自分が経営するわけではないけれど、会社経営をしている方たちに読んで頂いて、部下が会社の為にいい働きをする仕組みとはどういうものなのかを研究して頂きたいと思います。
「一番大事な会社の財産は“社員”!」早く気づいてあげて~!!と、この本を読んでいて切に感じました。
思うのは簡単ですが、形にして実行しましょう。
そして、そういう経営者の心を感じた社員の方々は
思い切ってついていきましょう!
そういう思いで読 -
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以下の方にお薦めです。
・ITで業務を効率化させたい
・社員の不満を解消したい
・これから起業したい
・iphoneって仕事で使えるの
・ITのコストを下げたいと考えている
上の中の項目で、ひとつでも該当する方には、とても参考になる内容です。
とにかく、徹底して決め事を作るということ、徹底してIT活用すること、新しいツールで効果があるものは、試して使いこなすこと。
この徹底さが、効果として、社内のルール化やコミュニケーション強化につながっているのではないかと感じました。
ITだけで、コミュニケーション力をあげるのではなく、それを素材により密接な関係を作りあげていくことが重要ということ -
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従業員満足度が高い会社というのはその裏で各々従業員が努力した結果でもある。逆に従業員が努力もせず、従業員満足度を上昇させようとするとかえって従業員が怠慢になる可能性もあることから、トップはアメとムチを巧みに使い分けられる判断力が求められるように思う。
著者はIT企業の経営者であることから単純作業はAI化し、人は付加価値を創造する仕事に注力させるといったような最大限の効率化でホワイト企業を実現させている。経営資源に乏しい企業であっても無料のクラウドサービスの導入等により、現状よりも業務の効率化を図ることができるのかもしれない。
また、この本がリリースされたのは10年ほど前であるが、当時としては奇 -
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ネタバレ就活するにあたり、気になるタイトルの本だったので、手にとってみました。
社員満足度に関することが詳しく書かれているのが、1,2章。
今まで「お客様は神様です」が当たり前だと思っていたわたしにとって、お客様よりも社員を優先するというその姿勢そのものに驚きでした。
しかしなるほど、社員満足が顧客満足度につながる、というのに納得です。会社にも顧客にも圧迫されうる環境にある社員に配慮するのが、最終的には一番良い結果を生むことになる。
3章は企業経営の戦略、4,5章は、作業効率化のためのツール(ソフト)紹介とその利用法について書かれています。
前者では、テレビ局が取材に来たくなるようなこと -
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2010/12/06 記
社会、そして自分の会社に対して前向きで明るいメッセージを出している印象の良い本。
マズローの欲求段階についてもとても納得しました。終身雇用性から成果主義に変わり、(成果主義は同僚と競い合う関係になることから)上手く行かない会社も出てきたことを考えると、安全というものがどれだけ重要なのかを考えさせられます。
コスト削減による顧客への低価格で高品質なサービスの提供のくだりも、とてもわかりやすく使えそうです。
しかしながら、わたしがECスタジオで働いてみたいと思ったり、(将来的に必要があれば)ECスタジオに仕事を注したい、ということは有りそうですが、この本に書か -
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書店で目について気になっていた本ですが、あるきっかけででに入れた本です。
前半は、ECStudioさんの社員を満足させる社長さんのアツイ思いとその施策。後半は、社員満足を実現させるための会社全体で利用しているパソコン関係のシステム等の話です。
会社の方針が明確にされ、社員が満足することで、会社が発展されるといういいスパイラルに入られている会社さんであるなと思いました。
本の内容はこういう会社があるんだなと理解するに留める程度ですが、私自身もカタチは違えど、同じように社員満足が高い会社が作りたいと思っている人間です。参考資料となりました。
でも、業種や業態により実現ができるのかどうかは疑 -
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株式会社リンクアンドモチベーションの実施する満足度調査で、二年連続で栄えある一位に輝いたのはどこの会社だろうか?
その答えは、安定した大企業ではなかった――社員33名の、中小IT企業EC studioだったのである。
中小企業に焦点をあてた本は今まで読んだことがなかったので、興味深く読ませていただきました。
本の構成としては、大きく3つ。
①導入であるECstudeioの紹介
②ECstudioが取り入れている制度紹介(幹部と社員が昼食をともにするランチトーク制度、全社員i Phone支給制度、郷里が遠い社員の里帰り費用援助のゴーホーム制度etc。)
③ECstudioが取り入れているIT