山本敏行のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
クラウドやSNSを徹底的に使い倒すこと。そして自分の判断プロセスを明示し続けること。この二点について多数の事例紹介が惜しげもなく掲載されており大変勉強になる一冊。
机から固定電話を排除、iPhoneを全員に支給して日常業務は独自のチャットツール中心に廻す。但しセキュリティを担保するために、やり取りする情報は階層化し、大事なものから順に、対面→メールまたは電話→チャットとするなど 社内のポリシーをシンプルかつ徹底されたものにすることで効率化を達成する反面、社内満足度も日本一を達成している。
いわゆるハックものと違い、本書が白眉なのは、ツールの利用には目的があるべき点に触れていることだと思う。つまり自分の強みの見つけ方を凄く分かりやすく説き、それをしてチャレンジするためにこそ、時間と収益を守りなさいと後半で展開している点だと感じました。 -
Posted by ブクログ
「日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方」を読む目的は、今の職場でスグに実践出来ることは何だろうか?という事と自分が経営者の立場になった時に導入してみたいことはどんな事かを知るためでした。
これから読まれる方の為に、具体的なことは控えますが、スグに実践したいことが4つ、もし経営する立場になった時に導入したいことは5つほどありました。
そして、じつは、一番、本書を読みたいと興味を惹かれたのは、山本敏行社長自身のこと。冒頭はじめにの部分で、創業からビジネスが軌道に乗り、更に拡大させていくことを考えていたときに、創業メンバーが次々と辞めていく事態となってしまった。その時に、山本社長は、悶々としながらも腹を括り、「ゼロからやり直そう!」と覚悟を決めて、なんと1000人の経営者に会いに行ったという。
そして、たくさんのお話しを伺うなかで、ある共通項を見出した。それが、社員満足主義であったとのこと。山本社長は、これまでの利益第一主義から180度方向転換したと言われているけど、決して、社員を甘やかすとか機嫌を取るとか、利益は二の次というスタンスではない。「最も大切なのは会社の考え方であり、小手先のテクニックでは会社の永続的な発展、社員満足度の向上にはつながらない。」と明確に言われている。
さらには、すべての取り組みが「粗利益を生み出す」ことと「差別化を徹底的に行う」ために実践しているとも言われている。
タイトルに非常識な働き方と入っているが、じつは、EC studioで取組まれている働き方とは、社員一人ひとりに、存在価値を感じさせて、やらされではなく主体的に仕事に取組む環境づくりをしていると感じた。しかも、その環境を作っていくプロセス自体に全社員が参加している、意思決定プロセスに参加している感覚を感じていることが素晴らしいと思った。
つまり、ITツールや様々な制度の一つひとつは手段であって、本質の部分では、「人」として尊重され、「自己認識」を感じながら、「仲間」とともに仕事を通じて成長できる職場が実現できていることなんだろうと感じた。 -
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ネタバレまず始めにするべきことは、自分の日々の業務を徹底的にリストアップすることです。また、自分がやっていた仕事を任せられる人材を育てることが最終的な目標ですから、次の段階として、スタッフが何をやっているのかを把握することも重要です。
リストアップされた自分の仕事の中から、「これは任せてもいいだろう」と思えるものがあったとしても、それを任せたいスタッフのスケジュールが真っ黒に埋まっているようでは、任せたくても任せることができません。
30分や1時間といった区切りでも良いので、とにかくメモを残して見える化することが重要です。
あなたのリストの中にルーチンワークがあるようであれば、クリエイティブな仕事に比べて任せやすい部分ですので、積極的に任せることを検討するべきです。
自分やスタッフの棚卸を終えたなら、誰に仕事と任せるかを考える番です。
最初に見るべきは、任せたい仕事に、任せたいスタッフが向いているのかということです。私は「餅は餅屋」という考えをとても重要視しています。
次に、任せたい仕事に興味を持っているかどうかを確認しましょう。
ミスマッチができるだけ起こらないように、リーダーはスタッフの仕事内容や、どんな仕事に興味を持っているのかを、常に把握できるように努力するべきなのです。
任せたい仕事と任せたいスタッフとのマッチングに成功したなら、そのスタッフのスケジュールを確認しましょう。本人がどれだけ意欲があったとしても、すでに現状のタスクで手一杯な場合は、新たな仕事を振ってはいけません。
過去に自分が身につけたノウハウは、全て記録に残すようにしているのですが、そのような数々の記録は、再び同じ道を辿る際の地図になります。
自分が任せた仕事が上手く回り始めたなら、その空いた時間で新しいプロジェクトや勉強をすることも大切ですが、さらに任せられる仕事がないか、自分の棚卸をその都度することを忘れないようにしましょう。
自分のコピーが完成して現場を任せることができるようになったら、積極的に新しいチャレンジを始めましょう。「情報収集」「人脈作り」「市場開拓」の3つ。
ではどのように情報収集するかですが、最も効果的な方法が情報の震源地に自ら飛び込むことです。そしてそこで見て聞いた生の情報を部下と共有し、今後の方向性をブレインストーミングするのです。情報収集の方法は視察だけではなく、様々な研修や勉強会に参加し、講義後に講師に直接質問することで、全体では言えないココだけの話を教えてくれることもあります。
「自分がいなくてもうまくいく仕組み」を作るうえで重要なのが、チームのベクトルを揃えることです。そして、そのために必要なのが「理念」と「ビジョン」です。
リーダーは常にスタッフのモチベーションを高めるための環境づくりを心がける必要があります。
まず始めに決めるべきことは、実は「やること」ではありません。「しないこと」を決めるべきなのです。
全社員が経営を学ぶ。参加者が経営や財務、顧客満足について学びます。
ランチトーク制度。
報連相を欠かさない。
日頃からチームのスタッフとコミュニケーションをしっかりとって、チーム全体の力を発揮して仕事をすることができていれば、リーダーが不在でも、上司が不安に思う可能性は減るでしょう。
会社にいるときは積極的にまわりのスタッフを助けましょう。
原因自分論
全ての原因は自分にあるという考え方。たとえスタッフがどんなミスをしてしまったとしても、その責任は上司である自分にあると考えるのです。そうならないような教育をしっかりできていなかった、そのミスが起きないように事前に手配しておくことができなかった、すなわちリーダーの自分に全ての原因があるというわけです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ
◆1章
社員が満足していない会社は、
顧客を満足させることは出来ない。
しないことを決める。
①経営理念に共感する会社としか付き合わない。
②経営理念に沿うビジネスしか行わない。
③会社規模にこだわらない
④高価格商品は手を付けない
⑤売上目標に固執しない。
⇒無理に達成を試みることで、ユーザに迷惑をかけ
社員は疲弊していく。
決して怒らないこと。
力不足の社員には、任して、任さず。
お客様は神様ではない。
神様扱い⇒理不尽なクレームを対応するには、
部下へ理不尽な指示を必要とし、結果
社員が苦しむ結果になる。あくまで、対等な関係
・全社員が経営を学ぶ
会社のベクトル・ビジョンを全社員が共有することで
モチベーションは上がる。
・マズローの欲求5段階
①生理的欲求:生命が守られるか
②安全の欲求:衣・食・住を安定させたい
③社会的欲求:他人と関わりたい
④尊厳欲求:尊敬される存在でありたい
⑤自己実現欲求:自分の夢を達成したい
②章:非常識な制度
基本的に社員のことを最優先に考えた制度
・ランチトーク
お昼に上司-部下で食事し、本音を引き出す
(700円まで支給)
・実家へ帰宅資金支給
遠方の実家への資金を提供することで
家族と会社の信頼を創る
・バースデー
・21時強制大金
・ノートーク時間設定
③章 非常識な戦略
・広告費が無い⇒メディアから取材したいと
思わせることを実施
・粗利を常に意識
・経費削減<売上増加に時間を投資
・売上向上につながる部分を削減しない。
オフィス経費等
・会社は入社する人間で決まる
応募してくる人間にフィルターをかけるしくみを
④3つのIT戦略
□1WEB
・WEBは24時間の営業マン
2生産性を上げる
・仕事環境に投資する
・機会的損失を防ぐ
3未来への投資
・積極的に種をまく
<他>
緊急度に合わせてツールを使う
緊急:電話・対話
通常:チャット
余裕:メール
会議は4人まで
4×時間が消耗していることに気付く。
デュアルモニタで40%作業効率UP
イーブースター導入
マインドマネージャー -
Posted by ブクログ
EC_studio代表取締役の山本敏行氏の著書。テレビ東京系のワールドビジネスサテライトで取り上げられた事が有るのでご存知の方がいると思います。
顧客第一で仕事を進めてきた結果、一緒に会社を立ち上げた仲間を失い、社員もすぐ辞めるてしまう最悪の状態に陥ってしまう。この状態を改善するため、1000人の経営はと会い教えお乞う事にした。その結果を元に、会社の方針を策定し、実施した結果、「日本でいちばん社員満足度が高い会社」に認定されるまでになる。
まず第一の方針は「社員第一主義」、「社員満足度がアップする非常識な制度」、「非常識な制度」、「IT戦略」、そして「ITツールの活用方法」どの方針も目次だけ読んでも、疑問符が頭に浮かぶ事ばかり!しかし本文を読むと、なるほど、読んだだけで、この会社で働きたいと思う事ばかりです。
この本は、自分の会社の社長に紹介したいと、紹介したいと思う本です。あと後半で紹介されているITツールは、個人的にも利用したいと思いました。 -
Posted by ブクログ
本で得られる情報の密度はそれほどでも?でしたが、素晴らしい会社だと思います。ただ、的確だと思います。多分、実際に取引で関わり、一緒に何かした方が楽しいです。IT活用のノウハウは濃いです。
株式会社リンクアンドモチベーションの組織診断で日本一。
しかし、門出は決して順調ではありませんでした。5人で1000社の受注を回す状態になり、売り上げは上がったものの、従業員が(創業メンバー含め)次々辞めていく危機に。それで、1000人の経営者に教えを請う事を断行。うまくいっている経営者の話しには3つの共通点がある事に気づきました。
①社員のために自分の時間を使っている
②社員についての愚痴や不満を言わない
③自分の会社、自分の社員のことを楽しそうに話す
でした。そのとき会った経営者の一人に「モチベーションは〇〇を所有するというhaveではダメなんだ。それを手に入れてしまったら、そこで終わってしまう。〇〇のようになりたいというbeをモチベーションにした方がいい。」と言われ、腑に落ちます。今まで会社が儲かって欲しいものが手に入れば、それがモチベーションになると思っていた。だから、指示もメールやチャットで済ませ、従業員との会話より仕事優先。自分に経営の栄養が必要だったように、社員にも仕事を楽しめる栄養=モチベーションが必要なのだ、と。
モチベーションアップの面白い制度がいくつもあります。
・ランチトーク制度
自分より役職が上の者になら誰でも申し込める。最低月一度は利用する事。上司と合わせて1400円まで会社支給。日常業務の妨げになる事をお互いに心配せずにリラックスして相談できる。
・ゴーホーム制度
オフィスから半径140km以上実家(パートナー含む)が離れている場合、14000円まで交通費支給。
・バースデー制度
会社主催の飲み会に出席しているパートナーの誕生日に14000円手当を支給。
他にもアイホフォン支給やブルーベリーアイ支給、食券制度などなど。グーグルアップスの使い倒し、二回以上話すことが分かっていれば動画に取る、プレステ3のTV会議、イーブースターなど、IT活用ガジェットも自身で使い倒して、お勧めしているので、とても参考になります。