丸山薫のレビュー一覧

  • 司書正 巻三

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    新キャラとして絵に描いたようなトラブルメーカー登場。キャラクターやストーリーが面白いのも然ることながら、政治や国の体系から超常世界まで事細かに設計されている独自の作品世界にとにかく圧倒される。さらにこの巻は冒頭と引きがリンクしており、単行本という単なる製本上の都合という物語と無関係な単位で切り取った時ですら、あまりにも美しい構築美が仕掛けられている。
    個人的に「このマンガがほんまにすごい!」

    1
    2025年05月15日
  • 図書室のキハラさん

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    書店で最後の1冊を何とか入手できた。
    1コマの情報量が多いので少しずつ読み進めている。
    レトロな建物や家具、文具に目も心も奪われる。たまらん。
    縦向きにしたり、横向きにしたりして読むのも楽しいので、紙の本を選択することをおすすめする。

    印刷だけど最後のページの貸し出しカードが懐かしい。

    0
    2025年04月16日
  • 司書正 巻一

    購入済み

    架空の古代中国を舞台にした中華ファンタジー。
    国の書物を全て記憶することができる代わりに、介助がないと生活できない「司書正」なるものが存在する王宮。
    1巻は世界観と司書正を取り巻く登場人物の紹介で終わる。次巻が楽しみ。

    0
    2024年05月20日
  • 司書正 巻二

    ネタバレ 購入済み

    新しい人増えた

    王様の正妻、なんか怪しいと思ってたけど、やっぱりね〜!!
    キビの不思議な能力?体験?があって、これからどうなるのかも気になる。

    1
    2024年03月02日
  • 司書正 巻一

    購入済み

    不思議な話

    全ての蔵書を記憶している司書正と呼ばれる青年(少年?)を世話をすることになった少女の話。
    能力の全てを記憶することに使ってるから、赤子同然なのが大変。

    0
    2024年03月02日
  • 司書正 巻二

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    ネタバレ

    王后がお兄さんのことしか見えてなくてちょっと残念。息子が怖いですね。
    亀かわいいです。カメは亀甲の~とかってたので、亀甲の精霊?文字とか書物の精霊?ですかね。螢という新しいく国がでてきましたけど、そもそも顓国が螢から土地奪った感じがしました。螢の民が先住民みたいな。まぁ、亀さん可愛かったのでなんでもいいです。

    0
    2024年02月20日
  • 司書正 巻一

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    ネタバレ

    TwitterでPRで一話だけ読んで面白かったので購入。
    ちょうど2巻の発売日だったらしく、2巻も併せて購入。
    司書正様顔綺麗ですね!
    もう意識戻ることないんですかね。
    大王陛下があまり賢くないので国が滅びそうだなと思いました。

    0
    2024年02月20日
  • 司書正 巻二

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    2巻になり、複雑な人物相関や設定が次々と明らかになりストーリーも動いてきたが、独自の呪術的世界設定や歴史、政治、キャラクター(二度と登場しないであろうモブキャラの子供の名前がずらっと出てきたところはほんと細かいと思った)を緻密に編んで一つの別世界を創造してしまった作者の技量は本当すごいと思う。その完璧に構築された世界観は1巻の時も感じたが、この2巻を読んでより一層の凄みを感じた。
    続きの物語が楽しみでしょうがない……が、話だけではなく、絵も丁寧で見やすく綺麗なんよな。みんな買って読め

    1
    2024年02月18日
  • 司書正 巻一

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    ネタバレ

    また凄いのが出てきた。

    舞台は架空の中国、漢代ぐらいまでがモデルだろうか。だが、内容はSFのようでもある。
    作者は東洋史学でも修められたのだろうか。言葉の選び方やネーミングセンスが既に伏線のようだ。

    この架空の国には「司書正」という奇妙なモノがいる。国の蔵書のすべてを、王の命により誦んじることができるが、それ以外は一切自ら行うことはない。むしろ、諳んじる以外は生ける屍と言って良い。生物としてのあまりの不自然さからか、寿命も「成って」3〜4年、が平均のようだ。

    「成って」とあるが、先代が死ぬと天意によって「引き継ぐ」者が出るのである。誰も代わることができず、拒否することもできない。
    誰かが

    4
    2023年02月19日
  • 司書正 巻一

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    古代中国を模した架空の世界に司書正(と太卜令)という人外の超常能力をスパイスに加えて描かれる重厚な宮廷劇。この巻では登場人物や世界観、現在までの状況説明が主で物語の動きは静かながら、その描写が巧みで惹きこまれるものがある。
    ただの冷徹な無能と思われた顓王のキャラクター性と彼の出した禁令の持つ意味が読み進めるうちに途中でガラッと変わってしまう驚きの展開。
    一筋縄ではないどろどろの、そして現時点では誰も悪くない(と思う)宮廷陰謀劇が作中随一のクセモノである鄂韡公子の手によってこれからどのように転がっていくのか楽しみ。

    0
    2023年02月05日
  • ストレニュアス・ライフ

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    様々な仕事に関するお話を扱った短編集。
    しかし従来の仕事ではなく、ちょっと捻りを加えられているのが憎い。
    歯医者さんが何故か犬だったりバスを引っ張るのが何故か兎だったり(!?)この漫画に出てくる「仕事」やそれに携わる人々は一風変わったものばかり。
    ナイトクラブや送り狼の話は続きが読みたくなる!機会があれば是非シリーズ化してほしい。
    台詞がない話も何篇かあり、まるでサイレント映画を観ているよう。
    独立した短編が多いが時代や場所を超えてリンクした連作では、垣間見える壮大な世界観や受け継がれる人の想いにニヤリとしてしまう。
    そして幼女が可愛い。とにかく可愛い。

    ちょっと変わった短編集をお探しの方に

    0
    2017年08月24日
  • 事件記者トトコ! 1

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    めちゃくちゃかわいい……何なんだ、最高か……。あえて言うなら、フェチズムが広範囲すぎて色々びっくりします。/ケモ、いい、ケモ……!

    0
    2015年12月24日
  • 事件記者トトコ! 2

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    アレニェー!!!が可愛い二巻。

    動揺のあまりあほな事をするアレニェも、雀の子と同じ扱いでトトコにほんわりする大暗黒仮面をみて、嫉妬するアレニェも全部可愛い…!

    大暗黒仮面はいい加減アレニェが女子だって気付いて嫁にもらえばいいよ。

    …あ、主人公も相変わらずの食欲で可愛かったです。

    0
    2014年02月26日
  • 事件記者トトコ! 1

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    どこか大正~昭和初期の怪しい雰囲気漂う世界での凸凹コンビによるドタバタコメディ。

    大正~昭和初期と行ったものの時代考証なんてくそくらえ。大正よりは太正浪漫?荒唐無稽な冒険活劇なんて言葉が似合う作品です。
    少年探偵団なんてことばにときめきを感じる人にはオススメです。

    0
    2013年05月12日
  • 事件記者トトコ! 1

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     これは! これはオススメせねばなるまい!!
     一気に読むのがもったいなくて、1日1話ずつ読んでる。

     内容は、新米の女性新聞記者が繰り広げるドタバタコメディ。
     のようだ(なんせまだ1話しか読んでいないので)。
     しかし、そんなことはどうでもいい。
     この表紙を飾っているトトコは、漫画の中でも可愛い。

     スクープは全く取ってこれないくせに
     上司に可愛がられ、
     食いっぷりは半端なく、
     幼児体型で、
     落ち着きがなく、
     集中力もなく、
     珍しく大人しいと思ったら居眠りしている。

     なんだこの可愛い生き物は!
     俺もなにか食わせてやりたい!!
     きっとよく訓練された犬のように俺の手か

    0
    2013年04月21日
  • ストレニュアス・ライフ

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    ネタバレ

    *
    1、和上本竹本友二的《五花八門》可說是完全同類型@@;

    不過這本畫技明顯漂亮許多~(竹本的走搞笑半粗獷路線…啊,就像日和那樣啦XD 要稱「精美」完全打不上邊XD;) 加上使用的元素不少是我喜歡的,所以這本我會比上本還喜歡~。

    2、稿紙中跑出自創人物的設定,這類算是憧憬還是羨慕的設定?看的時候一方面覺得不錯,另方面又有種「啊、被畫走了!」且還是表現得難以超越的那種XD; 微妙的矛盾感XD|||(就像《大振》中,阿部看到武藏野晉級的感覺XD!?)

    不過作家與貓那篇頗為精采!「真羨慕你,整天睡覺就好!」XD


    3、大多結局都是溫馨篇。嗯~。

    人造人那個設定我挺喜歡的~楚門的世界?螳螂捕

    0
    2013年03月11日
  • からくり夢時計 DREAM∞CLOCKS

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    物心ついた頃には既に亡くなっていた自分の母親や祖父。
    12年前(自分の産まれる数日前)にタイムスリップした小6の聖時(せいじ)。
    そこで、出会ったことのない、母や祖母に会うことに。また、12年前の兄と父との交流・・・。
    自分の正体を明かせないままの遭遇のなかで、掛け替えのない経験をし、命や家族、地域の大切さを学ぶ。

    聖時の家は商店街の時計店「時心堂」。
    大型店舗に客を取られ、サビれてしまった商店街なのだが、タイムスリップ先の12年前では生き生きとした商店街が描かれている。

    「ラスト、涙が止まらない」と帯にあるけども、そのとおり。
    終盤までは大きな起伏のない物語に思えたけども、最後でヤラれて

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    2012年12月10日
  • ストレニュアス・ライフ

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    フラッシュ作品時代からのファンである丸山さんの短編集。

    シュプルのお話以降、あんまりみかけないのが気になってましたが、
    一冊の本で丸々読めるなんて嬉しい!

    この人のベタの使い方が凄く好きです。
    そもそも、女子は可愛いし男子は格好良いし、ケモは文句なしだし、
    話しも素敵だし、もう何から何まで好きすぎる。

    中華、ファンタジー、近未来と幅広い作品で、
    最後まで飽きさせません。

    ああああ、一冊で終わりなんてもったいない~!
    送り狼(SIDE:Aのほう)とか、長いページ数で読みたいです。

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    2012年06月22日
  • ストレニュアス・ライフ

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    文句なしのベスト単行本。
    起承転結がはっきりしてますし、絵柄は大好き。
    個人的にはシュテルンのお姉さんとヴォストーク・ナイトクラブのマスターユイラン姐さんが好き。
    丸山先生は同人誌も出されているのでそちらも素敵です。

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    2011年09月20日
  • ストレニュアス・ライフ

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    表紙の女の子がかわいかったのと、短いお話が読みたくなって購入。
    仕事にまつわる話というアオリ文があったけれど、実務的な業界ものマンガではなく、のんびりとしたファンタジーが多かった気がします。
    特に動物や物の怪の類が頻繁に登場。空を飛ぶ象とか、セイレーンとか、山のように大きい羊などなど。

    他の方のレビューにはボリュームが足りないという意見があってびっくりしましたけど、自分としてはたいへん満足しました。絵も話も丁寧だし、すっと始まって仄かなあたたかい余韻を残して終わる、粒ぞろいの二十四編でした。別の話どうしが微妙にリンクしてるのもいいですね。

    丸山さんの次の作品が楽しみです。

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    2011年09月13日