【感想・ネタバレ】司書正 巻三のレビュー

あらすじ

国の存続が危ぶまれた式典「緇茲の儀」は、司書正と側女キビの奮闘により事なきを得た。だがことの成り行きを不審に思う鄂イ公子は、司書正と弟・蓮の死との関係に、より一層目を光らせるようになる。そしてある晩ついに、司書正とキビの蔵書楼での暮らしに、予想だにしなかった波乱が起きる……!

美しく聡明な時期国王の突然の死。国家最大の謎を巡り、欲望と陰謀が絡まり合っていく。丸山薫が描き出す壮大で緻密な古代中国王宮劇、待望の第三巻!

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Posted by ブクログ

新キャラとして絵に描いたようなトラブルメーカー登場。キャラクターやストーリーが面白いのも然ることながら、政治や国の体系から超常世界まで事細かに設計されている独自の作品世界にとにかく圧倒される。さらにこの巻は冒頭と引きがリンクしており、単行本という単なる製本上の都合という物語と無関係な単位で切り取った時ですら、あまりにも美しい構築美が仕掛けられている。
個人的に「このマンガがほんまにすごい!」

1
2025年05月15日

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