E・A・ポオのレビュー一覧

  • 黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇

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    クルーチは「病的」「黄昏」などを悪い意味に使用しているが、貝殻の病気から真珠が生まれることを信じている私は、例によって、この点には同意出来ない。むしろ逆に、私などはドイルの白昼的平俗にあきたらず、ポオの夜の夢(黄昏ではなくて夜だ)の「架空のリアル」に心酔するものである。私のもっとも愛するポオの言葉「この世の現実の出来事は、私にとっては単なる幻影にすぎない。これに反して、夢の国の物狂わしき影像こそ、私の日々の生命の糧であり、さらに強く、かかる夢の国のみが、私にとっての全実在である」

    江戸川乱歩『探偵作家としてのエドガー・ポオ』

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    2026年02月21日
  • 黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇

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    「モルグ街の殺人」は推理小説のさきがけとして知られるが、「黒猫」での「私」の使い方はまるで叙述トリックの萌芽のようだった。
    それにもしても日本での化政文化(直後)期の作品とは思えないほど今読んでも前衛的。まだ推理小説というジャンルが確立する前の作品だからでしょうか、まるでアンチミステリの雰囲気がある。

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    2014年11月25日
  • 黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇

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    ネタバレ

    『黒猫』
    妻が飼っていて黒猫の眼をえぐり殺害してしまった男。一度は後悔し似た黒猫を手に入れ再び飼い始めた夫婦。黒猫に恐怖を感じる男。猫を殺そうとし誤って妻を殺害してしまう。壁に塗りこまれた妻の死体。消えた黒猫。警察の捜査。

    『ウィリアム・ウィルソン』
    自分と同姓同名の「ウィリアム・ウィルソン」という男に悩まされる男。一度は追放することに成功するが・・・。「ウィリアム・ウィルソン」二暴かれたカードのいかさま。

    『裏切る心臓』
    老人の遺産を狙って老人を殺害した男。警察の捜査を受けるが・・・。聞こえてくる不思議な音。

    『天邪鬼』

    『モルグ街の殺人事件』
    オーギュスト・デュパン・シリーズ

    準密室で殺害されたレスパネェ夫人親子。道に投げ出された夫人の死体。暖炉に押し込まれた娘の死体。証言者によって変わる口論の会話の謎。

    『マリー・ロジェーの失踪』
    オーギュスト・デュパン・シリーズ

    マーリー・ロジェーの失踪。一度は姿を現すが一週間後再びの失踪。川に浮かんだ遺体。新聞による事件の解説。新聞の情報によるデュパンの推理。

    『盗まれた手紙』
    オーギュスト・デュパン・シリーズ

    警視総監Gの依頼。大臣Dによって奪われたある婦人のスキャンダルに関する手紙。警察の捜査の行き詰まり。変装し大臣の家で議論を持ちかけるディパン。

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    2011年02月02日
  • 黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇

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    元祖推理小説といわれる本。
    動機や設定が若干弱いが、推理展開は論理的で説得力がある。
    前半の何篇かは怪奇小説。

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    2010年05月14日
  • 古典アメリカ幽霊譚傑作集

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    英国ヴィクトリア朝と同時期のアメリカの幽霊譚アンソロジー。
    本邦初訳の作品を中心に13篇を収録。
    ・アメリカ史と幽霊譚の年表
    ・19世紀後半のアメリカ(本書関連)
    灰色の騎士 ナサニエル・ホーソーン
      ・・・力づくでニューイングランドの民を抑え込もうとする
     植民地総督と民衆の間に現れた、白髪の古老の戦士とは?
    首吊り島からの客 ワシントン・アーヴィング
      ・・・オランダ系移民の心の拠り所だった酒場は、店を継いだ
     悪党と従者により、ならず者の溜まり場となった。だが、
     首吊りになったかつての仲間の海賊たちの出現で、悲劇が。
    悪魔に首を賭けるな――教訓のある物語 エドガー・アラン・ポオ
      ・・・“悪魔に首を賭けても良い”が常套句の男の運命とは。
     これは総ての放蕩者への教訓?
    訪れ ローズ・テリー・クック
      ・・・私は彼女を愛し裏切られる。彼は私を慈しんでくれた。
     病で臥した私の前に<それ>は訪れ、姿を現してゆく。
     女性同士の恋愛心情が繊細に綴られる。
    無人の小屋――ある幽霊譚 ジェーン・グッドウィン・オースティン
      ・・・道に迷い森の中の廃屋に辿り着いた。彷徨う女性の
     姿に導かれ、そこで見たのは、修羅場と悲劇の幻想。
    太鼓叩きの幽霊 ジョン・ウィリアム・デ・フォレスト
      ・・・悪魔めいた太鼓の音に混乱する男。折しも南北戦争の
     渦中。その音は、冷酷な男の家に死を招いた・・・のか?
    水車小屋の幽霊――テキサスの逸話 クララ・レクラーク
      ・・・この家は幽霊に憑かれている。入居初日から響く
     不可解な音。若妻キャリーに老嬢は幼い頃に目撃した
     男女関係の怖ろしい出来事を語った。
    灰色の男 サラ・オーン・ジューエット
      ・・・農場の廃墟に住みついた灰色の男。一度も笑顔を
     見せたことのない。南部諸州の蜂起の始まりで去ったが
     その姿は戦場にあったという。正体は如何に。
    白い染み――ある絵の話
      ・・・失踪した画家が描いた風景画の朧気な染みは幽霊?
     その地へ向かい、運命と悲恋の真相を知る。
    ロムニー沼地の古屋敷 ヘゼカイア・バターワース
      ・・・煉瓦を中心に巡る怪異は、その地に遺る過去の
     出来事が混ざりあっていた。苦悶する死者の霊魂。
    老アップルジョイの幽霊 フランク・R・ストックトン
      ・・・老アップルジョイ氏はクリスマスの祝い復活のため、
     曾孫のバーサとタッグを組む。幸福溢れるクリスマス幽霊譚。
    吹雪の道 マリー・ヴァン・ヴォースト
      ・・・全米を襲った大豪雪の中、貧しい娘家族の元に
     老夫婦は到着する。だが、エスターは何を見たのか。
    カスバード尼僧の試練 エリザベス・ガーヴァー・ジョーダン
      ・・・かたや母、かたや父が死に瀕している。
     カスバード尼僧は修道院に残り祈りを捧げる。
     そして心は母の側へ。
    ・編者あとがき――幽霊譚から見るアメリカとその歴史

    19~20世紀初頭に書かれた幽霊譚には、清教徒革命派、
    英蘭戦争、海賊、植民地とイギリス本国との対立、
    アメリカ合衆国建国、米墨戦争、南北戦争、未曽有の大豪雪
    などの記憶が刻み込まれている。
    また、地域主義文学や女流作家の出現などがあり、
    その後のパルプ・マガジン勃興期のホラーとは異なる
    味わいを感じさせてくれる。
    アメリカ初期の歴史をも改めて振り返ることが出来たのも
    良かったです。

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    2026年10月09日
  • 黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇

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    ほとんどの作品は別の本で読んだことがあるのですが、『天邪鬼』は初めてでした。
    やっちゃいけないけど、やりたくなるみたいなことって本当にありますよね。ただ、それが悪い方向に転がると…という作品でした。

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    2023年12月11日
  • 黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇

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    数学的阿片という評が素敵。モチーフが好みだったのは「ウィリアム・ウィルソン」です。良心というか、スーパーエゴというか、ああいう存在は実体を持つと怖い。「黒猫」をはじめとする彼の作品には良心やら顕示欲やら怯えやらが良く描かれています。

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    2009年10月07日
  • 黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇

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    7篇の短編集

    それぞれの短編の最初の発表年代が1839年〜1845年。
    ということは、今から約180年前の作品ってことかぁ〜。
    人間のどうしょうもない心理って変わらないものだなぁと感じた。

    訳の古さで難解なところが多く、ギブアップしようかと思いながらも、四苦八苦しながら読み進めると、話の先が気になって、読みきってしまった。

    うろ覚えですが、、、
    昔読んだ本に、本を読むと、その題名を聞くだけで、その本を読んだ者同士は、本一冊分の内容をお互いが理解し、説明を省いて会話ができるという、濃密な共通言語が得られる。とあった。(気がする)

    史上初の推理小説「モルグ街の殺人」という共通言語を手に入れたのが嬉しい。
    そして話したい「犯人、まじかー」と。

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    2025年07月13日
  • 黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇

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    ネタバレ

     表題2作の他に「ウィリアム・ウィルソン」・「裏切る心臓」・「天邪鬼」・「マリ・ロジェエの迷宮事件」・「盗まれた心臓」を収録。
     各篇ともジャンル小説の体裁ではあるが、怪奇小説なら主人公の恐怖体験だけでなくその前後の堕落と破滅の描写に、探偵小説なら事件のトリックよりも人が物事をどのように捉え考えがちなのかについての考察に重きを置いている印象だ。冗長な箇所があったり作品全体の完成度が低かったりはするが、人間心理の追究は見事だと思う。

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    2023年10月03日
  • 黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇

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    黒猫
    ウィリアム・ウィルソン
    裏切る心臓
    天邪鬼
    モルグ街の殺人事件
    マリロジェエの迷宮事件
    盗まれた手紙

    みんな大好きポーの作品を初めて読んだがなんだか予想とは違う作風。もっとガッツリエンタメを予想していたのだがジワリと徐々に湿ってくるような面白さだった
    そして翻訳の古めかしい文体がまたいい塩梅で美しさと不気味さが出ていて心地よい
    個人的お気に入りはウィリアム・ウィルソン、裏切る心臓、モルグ街の殺人事件だ

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    2025年01月14日
  • 黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇

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    世界で初めて推理小説の定義として書かれた作品。再読。今読むと少しずるいところとかあるけど、デュポンとその友人の設定と同居するところ、デュポンが相手を考察するところなど、緋色の研究のホームズを思わせるようなコンビオマージュはこれが、起源ではないかと思う。

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    2021年01月17日
  • 黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇

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    なにぶんにも訳が古い。。。。特に漢字で表現されているものが実際何なのかさっぱり分からないものが一つや二つだけでない。

    ただその古さが幸いにして、「黒猫」、「ウイリアム・ウィルソン」、「裏切る心臓」、「天邪鬼」において、つまり殺人の独白作品では、却ってその狂気が増幅されるというプラス面もある。

    「モルグ街の殺人事件」、「マリ・ロジェエの迷宮事件」、「盗まれた手紙」はまさにシャーロックホームズそのもの。まさかパクったか?と思って調べてみると、ポオの方がコナン・ドイルよりも50年も前に生まれているのですね。。。。さて、コナン先生、ポオの作品から着想を得たのでしょうか?

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    2018年06月01日
  • 黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇

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    これはなかなかに面白かったですねぇ…古い作品だのに色褪せていないというか、現代人にも通じる精神世界?を描いているように思いました…。

    作者もなんだか波乱万丈な人生を送られたようで…それは解説に書いてあるのですけれどもまあ、孤独な人生だったっぽいですねぇ…晩年にはすっかりアル中になってしまったようで…昔もこんな人が居たんですねぇ…という感じですかな。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    ウィリアムウィルソン?とかいう短編が面白かったですかねぇ…単なるミステリではなく、人間の暗部やら深部やらに迫っている感じが良かったです。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    他にも作品があるのなら読んでみたくなりましたねぇ…後はまあ、乱歩さんも影響を受けた作家さんであって、なんとなく乱歩が書きそうなお話だな、とも思いましたかねぇ…さようなら。

    ヽ(・ω・)/ズコー

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    2018年04月13日
  • 黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇

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    ネタバレ

    ★★★2017年6月レビュー★★★


    探偵小説の先駆けともいえる、エドガー・アラン・ポー。
    「黒猫」「モルグ街の殺人」など。
    名探偵デュパンの活躍する「モルグ街の殺人」のラストは衝撃的だった。
    何故誰も気づかない?というのがまず第一。
    そして、ペットのオランウータンが人を二人も殺したのに、飼い主には何のお咎めもなし、というのが驚きだ。むしろ同情されている感がある。時代と国が違えば価値観も違うものだ。

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    2017年06月18日
  • 黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇

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    “「ところで、以上、僕の言ったことが、どんな印象を、君に与えたか、それは知らない。が、ただ僕として、躊躇なく言えることはね、これだけの証書——つまり、ダミ声と金切声とに関する、これら証言だけからしてもね、もしそれから、正しい演繹さえなされるならばだねえ、今後この事件の捜査の進行に、結構一つの方向を与える手掛りになるだろうことは、請合いなのだ。『正しい演繹』と、僕は言ったろう。だが、僕の言いたい意味は、それだけじゃ十分でない。つまり、僕が言いたいのはね、その演繹とは、唯一の正しい演繹であり、したがって、嫌疑の手掛りというものはね、否が応でも、そこから出て来る唯一の結果としてでなければいけないのだ。ところで、その嫌疑の手掛りが、なんがかは、いましばらく言うまい。が、ただぜひとも憶えていてもらいたいことはね、僕に関する限り、それは、あの部屋での僕の調査にね、ある一定の形、——あるいは、ある一定の傾向を与えるに足る、十分な説得力をもっていた、ということなんだ。”

    ちょっと斜め読み。
    デュパン君の口調がなかなか好き。

    “「ほう?じゃ、なにか、特に中へ入れて置いたの?」
    「なに、白紙にしておくのも、なんだろうかと思ってね、——だって、それじゃ、あんまり馬鹿にしてるってもんじゃないか。それにはね、D——の奴、いつかウィーンで、僕に、ひどいことをやったことがあるんだ。で、その時も、僕は、ニコニコ笑いながらだが、これは、きっといつかお返しするからね、と言ってやった。そこでだ、多分奴も、いったい誰に一ぱい食わされたか、さぞ犯人を知りたく思うだろう、と考えたもんだからね、せめて手掛りくらいは、与えてやらなければ、可哀相だと思ってさ、幸い僕の筆蹟は、よく知っているはずだし、白紙の真中に、ただ二行、
     かくもむごこ企みも、
     ティエストには、まこと応報なれ、アトレには当たらずとも。
    とだけ書いておいた。なに、クレビヨンの『アトレ』の中の一節さ。」”

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    2011年12月08日
  • 黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇

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    一言、言葉が難しい(笑)

    散らばる考えや意志には、自分自身と共通点がかなりありとても共感ができた。
    しかし、金魚すくいの桶の中一層目立ち大きな魚を掬った程度にしか読み取れていない様に感じる。ようは納得のゆく読み方が出来なかった。

    もう少し歳を経てから読みたい作品。積読でもよかったかも。

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    2011年10月25日
  • 黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇

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    ラオスの田舎町で足止めをくったので宿にあり、たまたま手に取った本。実は、さる尊敬する人が置いていっていたという面白い出会いの本。

    「モルグ街の殺人」は世界初の推理小説といわれており、主人公デュパンのキャラクターが実にクール。著者が、一気に読み切れることで恐怖や面白さが増すと主張するだけあって読みやすい。

    「何があったかというよりは、今までにない何があったかと考えるべきだ」C・オーギュルト・デュパン

    推理小説というものを避けてきた自分が初めて読んだのが、世界初の推理小説とは奇異な出会い。書かれたのが、ペリー来航前だというのだから興味深い。

    「猫を殺したから災難にあったというような因果律でものを考える弱い人間ではない」黒猫より

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    2010年03月12日
  • 黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇

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    おもしろかった。
    謎が解かれていく気持ちよさ、鮮やか。

    普段の生活で、推理するようになってしまった。
    デュパンはすごい。ポオはすごい。

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    2009年10月04日
  • 黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇

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    ポオの推理モノは、普通の推理小説とは一味も二味も違います。推理小説に飽きたら原点回帰ということでポオを読んでみましょう。また世界観が変わります。

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    2009年10月04日
  • 黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇

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    推理小説の元。エドガー・アラン・ポーのもう一つの顔。
    江戸川乱歩の命名の元であると同時に萩尾望都の代表作『ポーの一族』の命名(エドガー、アラン)の元。

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    2009年10月04日