貝塚爽平のレビュー一覧 東京の自然史 貝塚爽平 学術・語学 / 理工 4.4 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ 素晴らしい。関東地域の地質から成り立ちまで実に緻密に詳しく書かれている。現在(といっても40年前だが)の地形と対比して記述されている点もよい。 0 2014年04月23日 東京の自然史 貝塚爽平 学術・語学 / 理工 4.4 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ 自然史とあるがほぼ地盤(地層)の本。元は東京都市大学のテキスト。ゼロメートル地帯(海面下)、地盤沈下の話。地層比率による地震の際の揺れの違い、過去の東京湾の海岸線(海ほたるまで陸な時も皇居あたりまで水没してた時もある)とかとか。総武線の両国から新小岩まではゼロメートル地帯とかって親しみやすい具体例もある。土地勘あると楽しい本。東京に慣れたころにもう一度読みたい。 0 2012年07月13日 東京の自然史 貝塚爽平 学術・語学 / 理工 4.4 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ 東京の山の手と下町の地形・地質の特徴、およびそれを形作った海面昇降や地殻変動、河川による侵食運搬などを、初学者にも分かりやすくかつ妥協せずに説明した良書。 初版は1960年代・改訂も1979年のため文中の町名やランドマークが古くなった部分もあるが、地形の成り立ちについての解説は概ね現在も通用するとのこと(一部、年代が詳しく解析されて6000年前とされていた出来事が7000年前となったり等はあるようだが、前後関係や仕組みはひっくり返っていない)。 地形図片手に散歩したくなる内容だった。 0 2024年12月03日 富士山の自然史 貝塚爽平 学術・語学 / 教育 4.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ 富士山という題名だが、中身は関東一帯の地形がどのように出来たかが記されている。結局は、それに富士山が大きく関わっているのだが。 非常にわかりやすく、興味そそられる内容。 0 2021年05月28日 東京の自然史 貝塚爽平 学術・語学 / 理工 4.4 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ 東京近郊を自転車で走っていると、西から東にかけて多摩丘陵、武蔵野台地、多摩川、野川と起伏に富んだ地形を感じることができる。すでに都市に押し埋められてしまった時間、地形が本書によって随所にあらわになってくるのは大変興味深い。 0 2013年02月10日 東京の自然史 貝塚爽平 学術・語学 / 理工 4.4 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ 東京というより関東平野全体の地形学 現在、川崎に注いでいる多摩川が往古に東流して埼玉あたりで利根川と合流していたとは… 地形図を見ると確かに納得なのだけれど 東京湾の底を流れる古利根川など想像が膨らむ。 かなり、古いテキストなので最新の調査結果とは違うかもしれないが 身近な地層や話題から大きな悠久の時を刻む地形学へと 著者のソフトな語り口で惹き込まれた。 0 2012年09月07日 <<<1・・・・・・・・・>>>