作品一覧

  • 東京の自然史
    値引きあり
    4.4
    1巻808円 (税込)
    地殻変動(巨大地震で、地表面は数メートル移動)、氷期と間氷期の海水面変化(一〇〇メートル以上)、火山灰の堆積(数メートル以上)、河川による砂礫の堆積……。一〇〇万年超の東京の形成過程と江戸以来の開発による地形変化を解明。過密集住の東京を脅かす様々な災害。散歩ガイド・災害マップとして、必携の地形学による東京史。(講談社学術文庫)
  • 富士山の自然史
    値引きあり
    4.0
    1巻440円 (税込)
    なぜあの場所に富士山があるのでしょうか? その場所は、地球の構造線、トラフ、火山帯のちょうど交点です。三方向からの大きな力が集結し、単独で聳える日本の最高峰ができました。250万年前から現の重要なイベントを追跡することで、日本の地形の成り立ちを解明します。氷河期と間氷期の海水面の変化、火山灰の堆積、地殻変動、風雨による浸食作用……が地形を造ります。ロングセラー『東京の自然史』の姉妹編です。(講談社学術文庫)

ユーザーレビュー

  • 東京の自然史

    Posted by ブクログ

    素晴らしい。関東地域の地質から成り立ちまで実に緻密に詳しく書かれている。現在(といっても40年前だが)の地形と対比して記述されている点もよい。

    0
    2014年04月23日
  • 東京の自然史

    Posted by ブクログ

    自然史とあるがほぼ地盤(地層)の本。元は東京都市大学のテキスト。ゼロメートル地帯(海面下)、地盤沈下の話。地層比率による地震の際の揺れの違い、過去の東京湾の海岸線(海ほたるまで陸な時も皇居あたりまで水没してた時もある)とかとか。総武線の両国から新小岩まではゼロメートル地帯とかって親しみやすい具体例もある。土地勘あると楽しい本。東京に慣れたころにもう一度読みたい。

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    2012年07月13日
  • 東京の自然史

    Posted by ブクログ

    東京の山の手と下町の地形・地質の特徴、およびそれを形作った海面昇降や地殻変動、河川による侵食運搬などを、初学者にも分かりやすくかつ妥協せずに説明した良書。
    初版は1960年代・改訂も1979年のため文中の町名やランドマークが古くなった部分もあるが、地形の成り立ちについての解説は概ね現在も通用するとのこと(一部、年代が詳しく解析されて6000年前とされていた出来事が7000年前となったり等はあるようだが、前後関係や仕組みはひっくり返っていない)。
    地形図片手に散歩したくなる内容だった。

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    2024年12月03日
  • 富士山の自然史

    Posted by ブクログ

    富士山という題名だが、中身は関東一帯の地形がどのように出来たかが記されている。結局は、それに富士山が大きく関わっているのだが。
    非常にわかりやすく、興味そそられる内容。

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    2021年05月28日
  • 東京の自然史

    Posted by ブクログ

    東京近郊を自転車で走っていると、西から東にかけて多摩丘陵、武蔵野台地、多摩川、野川と起伏に富んだ地形を感じることができる。すでに都市に押し埋められてしまった時間、地形が本書によって随所にあらわになってくるのは大変興味深い。

    0
    2013年02月10日

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