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地殻変動(巨大地震で、地表面は数メートル移動)、氷期と間氷期の海水面変化(一〇〇メートル以上)、火山灰の堆積(数メートル以上)、河川による砂礫の堆積……。一〇〇万年超の東京の形成過程と江戸以来の開発による地形変化を解明。過密集住の東京を脅かす様々な災害。散歩ガイド・災害マップとして、必携の地形学による東京史。(講談社学術文庫)
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Posted by ブクログ
素晴らしい。関東地域の地質から成り立ちまで実に緻密に詳しく書かれている。現在(といっても40年前だが)の地形と対比して記述されている点もよい。
自然史とあるがほぼ地盤(地層)の本。元は東京都市大学のテキスト。ゼロメートル地帯(海面下)、地盤沈下の話。地層比率による地震の際の揺れの違い、過去の東京湾の海岸線(海ほたるまで陸な時も皇居あたりまで水没してた時もある)とかとか。総武線の両国から新小岩まではゼロメートル地帯とかって親しみやすい具体例も...続きを読むある。土地勘あると楽しい本。東京に慣れたころにもう一度読みたい。
東京の山の手と下町の地形・地質の特徴、およびそれを形作った海面昇降や地殻変動、河川による侵食運搬などを、初学者にも分かりやすくかつ妥協せずに説明した良書。 初版は1960年代・改訂も1979年のため文中の町名やランドマークが古くなった部分もあるが、地形の成り立ちについての解説は概ね現在も通用するとの...続きを読むこと(一部、年代が詳しく解析されて6000年前とされていた出来事が7000年前となったり等はあるようだが、前後関係や仕組みはひっくり返っていない)。 地形図片手に散歩したくなる内容だった。
東京近郊を自転車で走っていると、西から東にかけて多摩丘陵、武蔵野台地、多摩川、野川と起伏に富んだ地形を感じることができる。すでに都市に押し埋められてしまった時間、地形が本書によって随所にあらわになってくるのは大変興味深い。
東京というより関東平野全体の地形学 現在、川崎に注いでいる多摩川が往古に東流して埼玉あたりで利根川と合流していたとは… 地形図を見ると確かに納得なのだけれど 東京湾の底を流れる古利根川など想像が膨らむ。 かなり、古いテキストなので最新の調査結果とは違うかもしれないが 身近な地層や話題から大きな悠久の...続きを読む時を刻む地形学へと 著者のソフトな語り口で惹き込まれた。
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