ジェフ・キャローロのレビュー一覧
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自由度が高く混沌としたテストの領域に対して、あのGoogleもチームごとに成熟度がばらばらで苦労しつつ、ツール開発などの試行錯誤を経て進化をしてきたことが知れ励みになる。
それぞれの人が違う思想を持って、違ったアプローチでテストを良くしようとしている。現時点で銀の弾丸はなく、自らの組織に適したアプロ...続きを読むPosted by ブクログ -
3年前の本だが今読み返してみても、変化の激しい中でのテストによるソフトウェア開発の支援方法やそのための組織構成など、参考になることが多い。また、紹介されているツールなども面白く試す価値が高そう。変化の激しい場での生産性向上を考える人にはおすすめしたい。Posted by ブクログ
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大規模なインフラを活用したテストとか、テスターもコードはバリバリ書けますとかはさすがだなと思う一方、Sテスト(単体テスト相当)、Mテスト(結合テスト相当)、Lテスト(システムテスト相当)とか、手動テストをやってたりとか、意外と普通な一面もあると思った。
バグのあるコミットをした数分後には問題が通知さ...続きを読むPosted by ブクログ -
この本は改善を重ねた結果のテストの取り組み方としての組織のつくり方という部分が描かれていたり、また、採用に関しての話も面白かった。また自由に使える20%タスクが現実的にはどのような形で運用されているのかというのも垣間見えた。
テストをする人を2種類に分けて考えるという考え方はなるほどと感じる部分が...続きを読むPosted by ブクログ -
2006年頃から、Googleがどのようにテストに関するソフトウェア開発組織をつくり、どう運用してきたかという話。SWE, SET, TEという職制の話あと、人々と個々の製品へのインタビューという形式。
20%を使って、リポーティングを含めたテストの効率化のツールを開発したという話がいたるところで...続きを読むPosted by ブクログ -
Google社内ではよくあるソフトウェア開発会社と異なり、製品開発チームと品質管理(テスト部門)が別組織として活動している。
別組織としてある事のメリットとしては以下のようなものが有るとのこと。
・製品間をテストのスペシャリストが移動することで、良いテスト手法を広めることが出来る
・テスタの数を抑え...続きを読むPosted by ブクログ -
マガジン(雑誌)のような本です。WhittakerらがGoogleでいかにCoolなテストをやり遂げたかが書かれています。
ここに書いてあること全てをそのまま実践するのではなく、何故彼らはこうしたんだろうと考えて、ヒントとして受け取り自分たちに合ったテストを構築していくのが正しい読み方だと思いま...続きを読むPosted by ブクログ -
「3.2.1 テストプランの立案」が本質的でとても良かった。
ただ、ところどころにあるインタビューとかは若干読みやすさを損なう方向に行っている気はする。
この邦訳の刊行が2013年、原著は2012年なので、今現在のG社はもっとずっと先を行っているのだろうなぁ、と思う。SWE と SET は同じも...続きを読むPosted by ブクログ -
題名の通り、グーグルのソフトウェア開発を知ることができる本です。ソフトウェア開発の経験がある方であればエッセイ感覚で読めると思います。
より高いテストレベルのシステマチックな実行環境を構築したり、その実行速度を上げたりという活動を重視し、Software Engineer in Test という職...続きを読むPosted by ブクログ -
グーグルのソフトウェア開発の内部を垣間見れる本。
プロダクトやまたテストがスケールするか、という点を当たり前のように考えているのは、ウェブ全体をそのスコープとするグーグルならではなのかと思った。Posted by ブクログ -
グーグルでもテストがボロボロの時があったんだなって言う正直なエピソードから、さすがグーグルと思うことまで、興味深いことが書いてあった。
サクサク読めるほどではなかったし、
スキルや風土の面で日本の企業でもできるかっていうと疑問だったけど、
テストの専門性を強化したいなら是非読んでおきたい本だと思った...続きを読むPosted by ブクログ -
Googleのような開発・リリースのスピード感を得るにはやはりテストが重要だということを認識させてくれる書籍。テスティングフレームワークやCIなど手法自体は普及してきたが、実際にどうやってその手法をうまく利用するのか、一流エンジニア達の実際の運用を知ることが出来る貴重な書籍。Posted by ブクログ
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色々な人のインタビューも、事例も、それぞれ違うのに、どれも理想的。
考え方も技術も、テストに対する姿勢も、見習わなきゃいけない。
「テストチームの目標は品質を保証することではないし、そうであってはならない」Posted by ブクログ -
グールグでのプログラマ、テスタのレスポンシビリティがよくわかる。また、マネージャの仕事内容もよくわかる。これらを総合すると、グーグルのソフト開発能力の源泉が理解できる。こういうことができない、もしくは理解できないと(要は現在のソフトに対するリテラシイが高くないと)、近い将来ソフト屋として存在意義を失...続きを読むPosted by ブクログ
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サブタイトルにもあるとおり、Googleではテストファーストによりエンジニアリング生産性を向上させているというもの。正直、今の自分の知識では、本書の1/3も理解できなかったと思う。しかしながら、今携わっているシステム開発で、ちょうど受け入れテストを実施していて、想像以上に骨の折れる作業であることを...続きを読むPosted by ブクログ
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テストについての考え方を学べたが、インタビューなどはわりと読むのが面倒くさかった(わりと冗長なないようだった)
テストのベースとなる考え方を作れるので、オススメ。Posted by ブクログ -
読み終わったー\(^o^)/
Googleでのテストの考え方、実施手法などの事例集。
コードが書けるテストデベロッパーが必要そうですPosted by ブクログ -
テストに関わる仕事の地位向上に寄与し、その分野のスーパースターまで生み出しているGoogleの文化は素晴らしい。開発手法も増えてテストの重要性も上がっていくなかで、まだまだテストに対する意識や重要性の認識が低い気もするため、 良い動きであると思う。Posted by ブクログ
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CI、テストコードといった考え方は比較的一般的になってきたと思うが、
SET(Software Engineer in Test)、TE(Test Engineer)、TEM(Test Engineering Manager)といったレベルで専門化までしているのは先進的と感じる。
大手SI企業のエ...続きを読むPosted by ブクログ -
深い内容であったので、本全体の十分な理解にはつながらなかったが、Google のエンジニアとしての考え方を知れたのでその点には満足している。Posted by ブクログ