遠山啓のレビュー一覧
-
全体としては勉強になった。
ただし、出版時期が1972年とだいぶ古い。古いが、未だ増版されていることから、需要がいまだにあると言える。現代にも通ずるとこがほとんどで、教育の課題はいまだに解決されていないことがうかがえる。
理系にありがちな言葉遣い(使用する言葉・表現など)が良くないと感じた。読み...続きを読むPosted by ブクログ -
量の体系と四則演算の考え方
数学の中で量の体系と四則演算の考え方が参考になった。
外延量・内包量と掛け算割り算の関係が特に参考になった。
外延量:広がりを表す量。加算可能。体積,長さ,質量,時間など
内包量:内容内に包んだ性質を表す量。密度,濃度など。加算不可。
かけ算は足し算の繰り返しと考える...続きを読むPosted by ブクログ -
教育に競争は本当に必要なのか?ということについて追究した本。
1人ひとりは本来、違う存在であり、これらを比べることはできるのか?
ニュートンとシェークスピアを比較してどちらが良いといえるのか?
現在の教育は知識を詰め込むだけであって、独創的な考えを養成する教育には向いていない。
現在の教育は官僚...続きを読むPosted by ブクログ -
数学の基礎的な考え方を、いくつかの単元・章に分けて説明。
数学教育の問題点を挙げ、
どのような教え方が良いか、ということも考える。
古典なので、
この本だけを読んで全体像が分かるようなことはないが、
歴史・流れを知るという意味で新しい観点を与えてくれる。Posted by ブクログ -
古い本ですが、子どもたちに算数・数学を教えようと思ったときに参考になるところがたくさんありました。塾の先生、学校の先生はもちろんお父さん、お母さんも参考になると思います。Posted by ブクログ