C.W.ニコルのレビュー一覧

  • 誇り高き日本人でいたい

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    環境について考えさせられる
    それにしてもイギリスのウェールズに
    生まれ
    世界を旅した男がたどり着いた日本
    日本人の精神 文化 礼儀などに
    ひかれて帰化して日本人に
    しかし現在の日本人に失望しながらも
    自然とともに生きてきた国民に
    期待している

    森を守り手入れして森の恵みを頂き
    多くの生物 植物を育む
    人間は考えることができるので
    今の便利過ぎる生活を見直す必要がある
    それにしても森林保全の対策が
    世界の中でも遅れをとっている日本
    悲しい
    目先のことに惑わされず
    人が生きていく根本に目を向けた
    対策が欲しい

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    2025年10月11日
  • ヤマケイ文庫 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE,AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES

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    対談形式で、日本の森林利用や子供の遊びについて意見が交わされていた。どんなことを考えている方々なのかを理解するのにいい一冊だった。里山保全に関する話題の中で、実用性のない活動は続かないという話が興味深かった。

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    2024年08月28日
  • ヤマケイ文庫 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE,AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES

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    旅先の有隣堂にて本棚で見かけて手に取った本。
    出会えて良かった。
    裏山を駆けたり木に登ったりして育ったミレニアル世代として、日頃モヤモヤしていた気持ちが何なのか、何故そう思っていたのかを代弁してくれたかのような一冊。
    故ニコルさんと養老先生の対談形式なので、とても読みやすい。

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    2024年03月01日
  • 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE, AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES

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    良書!
    自分は都会暮らしを一時した経験していないので書いている内容のことはよくわかる。
    しかし現在都会に住んでいる人や経験が長い人にとってはあまりピンと来ないのだろうと思う。
    そうした所で見方や感じ方が変わるのも含めて面白いと感じる。

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    2016年10月23日
  • 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE, AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES

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    昆虫を追って暮らす解剖学者と、黒姫の自然と共に生きる作家。現代の日本人が失ってしまった「身体感覚」の大切さを語る。

    そもそも人間は体内にだって無数の細菌を飼っていて共存しているように、常に自然環境や他の生物と密接に生きているはずであるのに、そのつながりを否定してしまう「都会」という生活環境が、さまざまな問題を生んでいる。もちろんそのくらしは快適で、人間は危険や苦しみを避けてここに至ったのも事実なんだけれど、行き過ぎた都市化はやはり問題を生じている。

    養老先生が提唱しているように「参勤交代」〜都市と田舎を強制的に行き来させるような施策も、意外に面白いのかも知れない。私自身、田舎暮らしにはおお

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    2016年04月04日
  • 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE, AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES

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    ネタバレ

    沿岸漁業を生かすためには、川から直さなければなりません 海は7つもありません。一つです 私は愛とか、友情とか、勇気とか、目に見えないものが一番力があると分かっている 昔の先生は子ども中心だったけれど、今は教育制度を維持するために働いている 「誰かがだめになっても、俺は残る」という戦略 経済成長っていうのは、基本的にエネルギーの消費を増やすことなんだ 天下無敵というのは、天下に敵がいないということ 「シャンタラム」新潮文庫 何故我々は存在するのか? 人間が地球上すべての生き物とDNAを共有している

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    2015年10月17日
  • 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE, AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES

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    C・W・ニコルさんと養老孟子さんの対談の本だった。自然、森、第一次産業の重要性。自然の中で体を動かすことで、自分の体の動かし方を知ること。自然の中で須吾事によって、本当の生きる知恵をつけること。体を動かして、実際に経験すること。実体験の方が大切。
    建築を立てるのも、木そのものの特質に沿って切断したり、その木の特質に沿って、家を建てる。
    それにしても、C・W・ニコルさんは、とても興味深い人だ。ケルト系神道のクリスチャン?アラスカや北極やエチオピアでのフィールドワーク、面白い経験をしている人だ。
    養老さんによると、若い人は、田舎の田舎に行くと、年長者や年上がいないから、自分たちの好きなことができる

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    2024年09月20日
  • 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE, AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES

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    【情報偏重社会と自然】
    先日『風を見た少年』を読み、もう少し読んでみたくなりました。今回は養老先生との対談。
    黒姫でアファンの森を運営していたニコルさん。
    今の日本の状況を否定するのではなく、可能性を信じているからこその愛のある言葉と行動の数々。

    2015年に出版された本。当時はSDGsの前のMDGs時代。
    今では主流メディアでも話される持続可能な発展、この対話は本質をついているように思った。#海の豊かさ #SDG14 #陸の豊かさ #SDG15 も、全てつながっていることが強調されていると思いました。

    例えば、
    システムに組み込むこと。
    竹を伐採するという行為について、その

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    2024年05月08日
  • 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE, AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES

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    自然の中で、子どもたちが、五感を使って遊ぶことの大切さを説いていた。ゲームばかりで遊ぶのでは脳の発達によくない。大人も子どもも、身体の感覚を呼び覚ます自然ともっと触れ合おうと呼びかけていた。私も、公園の散歩やガーデニングなどに励んで、自然と触れ合う機会を増やそうと思った。

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    2024年05月07日
  • 誇り高き日本人でいたい

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     ウェールズの「ケルト人」であることに誇りを持ちつつも日本に帰化した方。
     日本のことをここまで考えてきたのは「ケルト人」だからだこそと考える。

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    2023年11月20日
  • 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE, AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES

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    極地での経験と自然に向き合ってきたニコルさんと、
    戦争前後の日本人とその環境の変化を肌で感じるの養老さんが、
    戦後日本の自然環境を経験ととも懐古しつつ、現代人への提言を述べる本。


    1+1=2が納得できない人へ。
    身体を回復するというのは、違いを感じ取る感覚を取り戻すところから。

    ヒト同士、都会の中のルール。存在と言葉を同じものと捉え、概念的に組み合わせ処理していく。
    身体的、あるいは精神的にも本来の動物として感覚は、ずっと変わらない脳と身体に依然残っている。

    養老孟司さんの、人の特徴的な力の一つは、同じにする力を持っているというのは非常に頷ける。
    在るものは、全ては違うのに、同じだと考

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    2021年09月09日
  • 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE, AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES

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    ぶっとんだおじさん2人の対談なので、話半分で受け取った方がよいですが、地震で避難しているときに火の起こし方を知らなくて凍死した話や、安全にうるさい人が増えてる(から子どもに刃物を持たせないとか公園から遊具が撤去されるとかいうことが起こっている)けど、実は一番危ないのは自分自身という自覚を持った方がいいという話などにはうなずけた。

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    2018年01月29日
  • 鯨捕りよ、語れ!

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    捕鯨に密着した著者の体験記です。捕鯨の様子が詳しく書かれていて興味深いです。クジラを殺す際の生々しい描写は衝撃的ですが、捕鯨の実態やそれにかかわる人の心を知るにはいいと思います。あと、船内で鯨を食べる場面がおいしそうでした。

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    2016年10月06日
  • 鯨捕りよ、語れ!

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    「捕鯨」について、ニコル氏の意見が書かれている、訳ではない(多少、触れている)

    ニコル氏が執筆した小説「勇魚」が産まれるまでの経験談、と言った風

    日本の捕鯨男達のカッコよさについて、繰り返し言及されている

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    2022年01月11日
  • 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE, AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES

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    20151213 ほんの50年前の日本に戻る事。簡単なようで難しい。便利なとこと必要な不便を正しく判断できる感覚が必要。この先の自分にできることが何かあると考えさせられた。

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    2015年12月13日
  • 誇り高き日本人でいたい

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    著者は、1940年、英国南ウェールズ生まれ。1962年、空手修行のために初来日。80年に長野県の黒姫に居を構える。95年に日本国籍を取得。作家として活躍する一方、環境問題にも積極的に発言し続けた。以上は、この本で紹介された略歴の要点。

    彼は、ウェールズのケルト人だ。『ケルト巡り』で紹介したケルト人の子孫は、ウェールズにも多い。ケルト族は、サクソン族がやってくるはるか前からブリテン島に住んでいた。その後、残虐なノルマン族が大挙して島に押しよせ、西はウェールズ、北はスコットランドへケルト族を追い散らした。C.W.ニコルはそのケルト人の血を受けついでいる。それにかかわる印象的なエピソードがこの本の

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    2010年08月17日
  • 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE, AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES

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    タイトルから内容を想像して手に取り、果たして期待した通りの話。でも、2人の年配の男性が、自分たちが子供の頃はこうだった、あの頃はよかったが今は駄目だ、を延々と繰り返しているようにも思えて、本筋では共感しつつも、引いた目でバランスが良くないように思った。

    一つ印象に残ったこと。今でこそ、森を守ろう、自然と共生しよう、といってもある程度共感される流れもできてきている。が、高度経済成長まっしぐらの日本で、森を守ろうと1人で国などを相手に闘ってきたニコルさんの日々の壮絶さは、ちょっと想像を超えていると思った。「鬼」と言われた、というのも肯ける。

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    2021年08月25日
  • 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE, AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES

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    対談本です。日本の森や文明、五感教育の話まで、ポンポン話しが展開して、さらりも読めます。お二人の幼少期の話もあったりして、古き良き時代の話をご近所のご年配の方から聞いてるように思えました。悪く言えば、ご本人達の自己満足本のようにとらえることもできます。わたしは年齢的に共感できることが多くて好きです。

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    2017年05月13日
  • 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE, AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES

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    養老孟司さんとC・Wニコルさんの対談本。

    自然の中で生活し、身体感覚を保つ。思考は身体活動を通してなされる。
    感じるのは、現代風潮が過剰に意識だけを大きくし、万能感を充足させているということ。

    表に出よう、土の道を踏みしめよう、風に吹かれよう・・・。時には自転車に乗り、自分の無力さを思い知れば良い
    昭和に育った僕らには、多くの部分で共感できる内容だ。

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    2016年02月14日
  • 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE, AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES

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    東日本大震災でせっかく津波から助かったのに、そのあと低体温症で亡くなった子どもとお年寄りが多かったという。それは火をおこせなかったから。燃やすものはたくさんあったはずなのに、海水に濡れたから燃やせないって思い込んでいたから
    (CWニコル P76-77)
    危機にあって必要なのは知識よりも知恵。ときに単なる知識は思い込みを生み、非常時には役に立たないばかりか、かえって命を危険に晒すことにもなる。知識は体験(=身体的経験)を重ねて知恵となる。人間は火の使用をもって他の動物と区別されるというが、火おこしの知恵を失った現代人は原始の祖先より進化したといえるのか?。。。俺も含めて、なんかヤバイな。。。

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    2015年12月21日