宇神幸男のレビュー一覧

  • 神宿る手
     これが書かれたのは、元号が昭和の時代なのか。
     携帯電話がなかったり世界への距離感(インターネットや国際電話で簡単に連絡がとれない)があったりと、確かにその通りなんだけれど「古い」という感じのない小説である。
     そして小説では決して聞こえないはずの音(しかも普段縁のないクラシックである)が聞こえて...続きを読む
  • ヴァルハラ城の悪魔
    すべてが水泡に帰すようなラストです。
    まあ、どういうことかは
    知らないほうが身のためですぜ?

    18歳の少女があまりにも
    ものすごすぎます。
    そんなに頭のいい18歳がいていいのかよ!!
    と突っ込みどころ満載ですが気にしない。

    推理もしないほうが身のため
    ラストが…なのですから。
    贅沢な世界をご堪能...続きを読む
  • ヴァルハラ城の悪魔
    八ヶ岳山麓に屹立する壮麗な城、そこに招かれた客たち。『サロメ』の上演中に出現した歌手の生首、血の涙を流す聖女像、ライオンに食い殺される執事…次々と発生する殺人事件に、招待客のひとり・正親町聖架が挑みます。
    とても優雅な世界で良い雰囲気です。伏線や手掛りがきっちりと描かれているのでそれなりに推理が楽し...続きを読む
  • 神宿る手
    作者が頑張って書いたんだな、と思った。
    ちょっと言葉の使い方が読みにくいけど、まあしょうがないか。
  • 神宿る手
    クラシック音楽が好きな人には楽しめるストーリーだと思います。
    ミステリーと言っても殺人は一切なく、気楽な内容です。

    著者の宇神幸男さんがどれだけ音楽に精通した方かは存じませんが
    ショパン・ノクターン遺作cis-mollについての表現には驚きました。
    ......孤独が純粋結晶したような曲尾の音階の...続きを読む
  • 神宿る手
    第二次大戦を境に、40年余りに渡って姿をくらましていた天才ピアニスト、バローが突然アルバムをリリース。その連絡を取りまとめているのが、これまた謎の女夕子。バローを日本のステージに立たせることは可能なのだろうか?

    音楽雑誌の編集員蓮見と、島村夕子を絡めるために、あれやらコレやらスキャンダルを盛り込ん...続きを読む
  • 美神の黄昏
    音楽とミステリーと歴史が交錯する、何となくスケールの大きさはマル。
    けれど、やたらと難しい単語を使いたがるのと、ストーリーに直接関わらない描写が多すぎるので読みづらい。
    また、死ななくて良い人を死なせるのはちょっと・・・。
  • 消えたオーケストラ
     なるほど。そういうことだったのかー。
     が、悪役がちょっとバカ過ぎないか?

     前作と探偵役が違うのか。あまりにもあっけなく恋に落ちるので驚いたってのがある。というか、この恋は必要か?
     オチにいろいろと驚いた。
  • 消えたオーケストラ
    コンサートにて演奏中のオーケストラ団員が、全員失踪。
    やがて誘拐犯から身代金要求が届く。
    ってな話。

    なんか色々と話が複雑で、同時進行している話もあって、最後にその意味は繋がるんだけど、一番肝心なところが未解決のままほったらかし。
    誘拐の方法については意外性が有り、おもしろかった。