山口瞳「男性自身」傑作選 熟年篇

山口瞳「男性自身」傑作選 熟年篇

715円 (税込)

3pt

4.0

ガスの点火ができない/バターは食品の最高傑作/軍隊では、狡猾な男が褒められ、偉くなる/私は向田邦子処女説を支持/夏の終り、咲き残っているアジサイが好き/嫌いなのは「でしょうねえ」と受け答える人――週刊新潮で31年続いた名物コラム「男性自身」は、ユーモアとペーソスにあふれた出色の身辺雑記だった。今読んでも色褪せない傑作を熱烈ファンの嵐山氏が選び、再編集した。

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  • 山口瞳「男性自身」傑作選 熟年篇
    715円 (税込)
    ガスの点火ができない/バターは食品の最高傑作/軍隊では、狡猾な男が褒められ、偉くなる/私は向田邦子処女説を支持/夏の終り、咲き残っているアジサイが好き/嫌いなのは「でしょうねえ」と受け答える人――週刊新潮で31年続いた名物コラム「男性自身」は、ユーモアとペーソスにあふれた出色の身辺雑記だった。今読んでも色褪せない傑作を熱烈ファンの嵐山氏が選び、再編集した。
  • 山口瞳「男性自身」傑作選 中年篇
    770円 (税込)
    昭和38年に直木賞を受賞した著者は同年末から週刊新潮で連載を始めた。「男性自身」という奇妙な題名のコラムは、会社員兼作家である自身の哀歓、家族・友人のエピソード、行きつけの店での出来事などが綴られた身辺雑記だった。それは独断と偏見が醸す力強さと、淋しさ・優しさが滲み出た独特の文体で、読者の心を掴んだ。40代に書かれた作品を中心に、大ファンの重松氏が50編を選ぶ。

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山口瞳「男性自身」傑作選 熟年篇 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年11月26日

    江分利満氏で感じた特有の空気感が、いよいよ周囲との死別や筆者自身の幕引きをもってそのままの形で萎みいく。

    リアルタイムで向き合っていた読者群の心中はいかばかりかだったろうか。

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    Posted by ブクログ 2011年04月03日

    山口瞳の小説を読んだことはない。

    だから、僕にとって、エッセイストという印象が強い。

    晩年の連載を抜粋したものであるが、
    入院したときに、親しい人の死を知るというのは、
    なんとも不思議な因縁だな、と思う。

    それから、向田邦子に関する記述は興味をそそられる。
    なんとも魅力的に描かれているのだから...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年07月25日

    山口瞳の手による「男性自身」というコラムがあり、それは31年の長きに渡って週刊新潮に連載されていた名物コラムであった、ということは知っていたけれども、私は週刊誌を全くと言ってよいくらい読まないので、実際に読んだのは、この文庫本が初めてのことだ。身辺雑記に近いものなのに、また、特に劇的なことが何か起こ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    著者の作品を初めて読んだ。選んだ作品が悪かったのか、人気作家であることは実感できず。何から読めばよかったのか?

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2016年11月16日

    最近のエッセイは自分語りが多いけど、これは身辺雑記。
    自分の日常を書いているけれど、自分語りではない。
    この辺りの兼ね合いが、上手いなーと思う。

    絵画、俳句、将棋、相撲観戦など趣味が多才。
    国立市を愛している。
    酒のみで、偏屈で、愛すべきじーさん山口瞳。

    不器用で頭が悪いから、ガスの点火ができな...続きを読む

    0

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