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Posted by ブクログ 2011年04月03日
山口瞳の小説を読んだことはない。
だから、僕にとって、エッセイストという印象が強い。
晩年の連載を抜粋したものであるが、
入院したときに、親しい人の死を知るというのは、
なんとも不思議な因縁だな、と思う。
それから、向田邦子に関する記述は興味をそそられる。
なんとも魅力的に描かれているのだから...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月25日
山口瞳の手による「男性自身」というコラムがあり、それは31年の長きに渡って週刊新潮に連載されていた名物コラムであった、ということは知っていたけれども、私は週刊誌を全くと言ってよいくらい読まないので、実際に読んだのは、この文庫本が初めてのことだ。身辺雑記に近いものなのに、また、特に劇的なことが何か起こ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月16日
最近のエッセイは自分語りが多いけど、これは身辺雑記。
自分の日常を書いているけれど、自分語りではない。
この辺りの兼ね合いが、上手いなーと思う。
絵画、俳句、将棋、相撲観戦など趣味が多才。
国立市を愛している。
酒のみで、偏屈で、愛すべきじーさん山口瞳。
不器用で頭が悪いから、ガスの点火ができな...続きを読む
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