「みんなの学校」が教えてくれたこと~学び合いと育ち合いを見届けた3290日~

「みんなの学校」が教えてくれたこと~学び合いと育ち合いを見届けた3290日~

1,386円 (税込)

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「みんなの学校」が教えてくれたこと。

2015年2月から全国で公開され、大ヒットしたドキュメンタリー映画『みんなの学校』。この映画の舞台となった大阪市の公立小、大空小学校では、「自分がされていやなことは人にしない」というたった一つの校則と、「すべての子どもの学習権を保障する」という教育理念のもと、障害のある子もない子もすべての子どもが、ともに同じ教室で学んでいます。全校児童の1割以上が支援を必要とする子であるにも関わらず、不登校児はゼロ。他の小学校で、厄介者扱いされた子どもも、この学校の学びのなかで、自分の居場所を見つけ、いきいきと成長します。また、まわりの子どもたちも、そのような子どもたちとのかかわりを通して、大きな成長を遂げていきます。
本書は、この大空小学校の初代校長として「奇跡の学校」をつくり上げてきた、木村泰子氏の初の著書。大空小の子どもたちと教職員、保護者、地域の人々が学び合い、成長していく感動の軌跡をたどりながら、今の時代に求められる教育のあり方に鋭く迫ります。

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みんなの学校 のシリーズ作品

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  • 「みんなの学校」が教えてくれたこと~学び合いと育ち合いを見届けた3290日~
    1,386円 (税込)
    「みんなの学校」が教えてくれたこと。  2015年2月から全国で公開され、大ヒットしたドキュメンタリー映画『みんなの学校』。この映画の舞台となった大阪市の公立小、大空小学校では、「自分がされていやなことは人にしない」というたった一つの校則と、「すべての子どもの学習権を保障する」という教育理念のもと、障害のある子もない子もすべての子どもが、ともに同じ教室で学んでいます。全校児童の1割以上が支援を必要とする子であるにも関わらず、不登校児はゼロ。他の小学校で、厄介者扱いされた子どもも、この学校の学びのなかで、自分の居場所を見つけ、いきいきと成長します。また、まわりの子どもたちも、そのような子どもたちとのかかわりを通して、大きな成長を遂げていきます。  本書は、この大空小学校の初代校長として「奇跡の学校」をつくり上げてきた、木村泰子氏の初の著書。大空小の子どもたちと教職員、保護者、地域の人々が学び合い、成長していく感動の軌跡をたどりながら、今の時代に求められる教育のあり方に鋭く迫ります。
  • 「みんなの学校」流・自ら学ぶ子の育て方 ~大人がいつも子どもに寄り添い、子どもに学ぶ!~
    1,386円 (税込)
    「みんなの学校」前校長・著作第2弾! 著書第1弾『「みんなの学校」が教えてくれたこと』が、教育関係者、保護者の間で話題の木村泰子氏。木村氏第2弾の著書として、「みんなの学校」の手法を踏まえた、学級担任・学校管理職、保護者向けの実践的教育論を紹介します。木村氏は常々「教師がいつも子どもに寄り添い、子どもに学べば、子どもは勝手に育ち、教師も育ち、そして学校が変わる」と話します。本作では、その木村流教育論について、多数の実践例と共にわかりやすく解説していきます。
  • 「みんなの学校」をつくるために ~特別支援教育を問い直す~
    1,485円 (税込)
    インクルーシブ教育はどこへ向かうべきか? 映画「みんなの学校」で有名な大阪市立大空小学校と東京大学のコラボにより、2018年度、のべ4日間にわたって、「特別支援教育を問い直し、今後の公教育の形を考える」ワークショップが開催されました。木村泰子、小国喜弘、星加良司、川上康則、川村敏明、前川喜平ら錚々たる講師陣の講義を受け、参加した全国各地の現役教員(大空小の現役教員を含む)らが白熱した議論を展開。まさに主体的・対話的で深い学びを体現していくその過程をリアルかつエキサイティングに記録したのが本書です。全ての子どもたちが安心して学べる「空気」をどうつくるのか? その答えについて考え続けたい人にとって、必読の一冊になりました。平成31年度から、必修科目「特別支援教育総論」のテキストとして、東京大学教育学部での正式採用が決定しています。
  • 「みんなの学校」から社会を変える ~障害のある子を排除しない教育への道~(小学館新書)
    880円 (税込)
    すべての子どもを幸せにする教育への道筋。  障害のある子もない子も、すべての子どもが同じ場で学び合い育ち合う大阪の公立小学校の日常を追ったドキュメンタリー映画「みんなの学校」。2015年2月に封切られてロングランヒットし、文部科学省特別選定作品にも選ばれて、封切りから4年以上経つ今も、全国各地で自主上映が続いています。  本書は、映画「みんなの学校」の舞台となった大阪市立大空小学校の学校づくりに開校当初から関わった木村泰子初代校長と、ADHDなど高機能発達障害がある人の支援と教育活動を長年行ってきたえじそんくらぶ代表・高山恵子氏による対談本です。 「みんなの学校」の中で、なぜ子どもたちは、あれほどいきいきと輝いていたのか? 障害の有無に関わらず、すべての子どもが幸せに生きていくために、私たち大人は、今、何をすればいいのか? 二人の深く熱い対話により、「みんなの学校」を観た多くの人が感じる疑問が一つひとつ具体的に解き明かされていきます。これからの教育のあり方の指針となる、子どもに関わるすべての大人必読の1冊です。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

「みんなの学校」が教えてくれたこと~学び合いと育ち合いを見届けた3290日~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年12月01日

    ステキな先生と学校、そして一番ステキなのは子供達!
    本音で向き合うこと、チームで向き合うこと、子どもたちの場を作っていきたいというシンプルだけどとても大事な気持ちが、学校という場が子供たちの能動的な生活の場所に変わっていく大きな要因であると感じた。

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    Posted by ブクログ 2022年06月16日

    「特別支援」って何なんだろう。
    「障がい」「虐待」とラベリングして、社会が決めた枠から飛び出た子どもを排除するのは、今の社会を反映してる。
    本当に「みんな」が安心してありのままでいられるには、その子のことを「私たち」として捉え、歩み寄ろうという姿勢が大切。

    大空小学校、見学してみたいな。
    その前に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月12日

    一つ一つのエピソードにまとまりがあって読んでいて心地よかった。子供ができたときや理解できない事があったときにもう一度読みたい

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    Posted by ブクログ 2021年07月16日

    大人も子どもも平等に、学び合い育ちあい、本当の意味での多様性を教育の場で実践している学校の話。どのエピソードも涙出る。

    0

    Posted by ブクログ 2020年08月19日

    教育、保育、子どもに関わるなら、
    「必読すぎる本」。

    大空小学校は、

    「すべての子どもの学習権を保障する学校」
    「多様な子が安心していられる学校」

    であり、

    そんな学校を創るための奔走する日々、木村先生の歩みが書かれている。

    映画も素晴らしいが、映画はやはりごく一部の場面なので、

    映画に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年05月10日

    一人一人がありのままの自分でいられる、ありのままを認めてもらえる場所、これは決して子どもたちだけじゃなくて地域の人も学校の先生も校長先生までもがそう。

    「自分がされて嫌なことは、人にしない。言わない。」
    この大空小学校のたった一つの約束は、すべての子ども、大人のためにあるもの。
    この約束が、そして...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年11月29日

    大阪に実在する公立の小学校で、自分の子にもし障害があれば、引っ越してでもぜひ入れたいと思う小学校です。
    障害がある子もない子も分け隔てなく、同じ空間で学校生活を送り、難しい問題を抱えた子にはできる子がお手伝いして、一緒に成長していく。
    社会はこうあるべきだというモデルがここにあります。
    この校長先生...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年09月15日

    最近の先生を見ていると、ほんとに
    大変だなと思う。
    普通に見えていても、学校にクレーム
    いれてる保護者がいたり
    参観日に保護者同士でぺちゃくちゃ
    喋っていたり、そういう保護者対応、
    保護者に神経をつかっている感じがする。
    先生方に余裕がない。
    こういう頼りがい?安心感のある
    トップが学校にいるだけで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年04月22日

    インクルーシブ教育、という言葉もまだない時代から、子供の個性をよく見て、大人も子供も、共に育っていくことを目指した小学校。
    公立の小学校で、ここまでできるのは本当に素晴らしい。大人たちが管理したり、効率をよくするために区分けしたラベルではなく教育が進められていることは驚き。
    とくに、間違ったらやり直...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年05月02日

    『流れる水の如く、流されるのはいとも容易く、逆らうことは困難を極める、』
    『(大人と子どもが)対等でない場所に、学びは成立しない』
    『「大変」とは、大きく変わるとき』
    『教師は「教える専門家」から「学びの専門家に」』
    『学びは楽しい』

    すばらしい!

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