少年ノート(1)
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少年ノート(1)

759円 (税込)

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少年は、音の中で世界と語る――。『隠(なばり)の王』鎌谷悠希の新作は、合唱群像!天使の歌声“ボーイソプラノ”を持つ少年・蒼井由多香(あおい・ゆたか)。音に対して繊細で感受性豊かな彼は、中学校入学と同時に合唱部に入部。ゆたかの声に触発されて、部員たちはコンクールの金賞を目指す――。「学校」という舞台で少年少女が紡ぎだす、失われゆく日々のハーモニー。

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  • 少年ノート(1)
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    少年は、音の中で世界と語る――。『隠(なばり)の王』鎌谷悠希の新作は、合唱群像!天使の歌声“ボーイソプラノ”を持つ少年・蒼井由多香(あおい・ゆたか)。音に対して繊細で感受性豊かな彼は、中学校入学と同時に合唱部に入部。ゆたかの声に触発されて、部員たちはコンクールの金賞を目指す――。「学校」という舞台で少年少女が紡ぎだす、失われゆく日々のハーモニー。
  • 少年ノート(2)
    完結
    759円 (税込)
    若きベツヤクの悩み。「音は時に人を惑わす――」鎌谷悠希が描く合唱群像!!河海(かわみ)東中学合唱部部長・別役秋年(べつやく・あきとし)。オトナに反発して自分の可能性を探し続ける彼は、いつしか殻にこもっていき、市の合唱祭への参加を前に部はちぐはぐになってしまう。そして迎えた合唱祭当日。少年は、自分の中の孤独と向かい合う――。
  • 少年ノート(3)
    完結
    759円 (税込)
    ゆたかの前に現れたウラジーミル・ポポフ。彼もゆたかと同じく、ボーイソプラノをもつ少年だった。「きみの歌にはアイデンティティもくそもない」――彼はゆたかを否定し、その声に呑まれたゆたかは歌うことができなくなってしまう。一方、河海東(かわみひがし)中合唱部も、自分たちの『着地点』を見出せずにいた。何を目指して歌うのか、少年たちが葛藤とすれ違いを繰り返す中、NHK合唱コンクールの地区予選が迫る!
  • 少年ノート(4)
    完結
    759円 (税込)
    歌うことでしか「少年」は救われない。ウラジーミルとゆたか、二人のソプラノが今、重なる。――歌が歌えなくなったゆたかのために何かがしたい……。自分の気持ちを外に出せず、伊勢(いせ)まり子は悩む。合唱部副部長・町屋翠(まちや・みどり)は彼女を家に招き、他人に想いを伝えることの大切さを語る。町屋に背中を押されたまり子の勇気が、合唱部員と街の人たちの心を動かしてゆき、真夏の星空の下、暖かな歌声がゆたかを包み込む――。
  • 少年ノート(5)
    完結
    759円 (税込)
    ロシアで「奇跡の歌声」と称されるボーイソプラノ、ウラジーミル・ポポフ。世界を魅了し続ける彼は、自分の身に訪れた異変を受け入れられずにいた。マネージャーを務める叔父・アナトリーもまた、苦しむ天才を前に何もできない無力感に苛まれる。かつてボーイソプラノだったゆたかの兄・蒼井穣(あおい・みのる)がやってきた河海(かわみ)の街で、ブロックコンクール本番を前に、ゆたかとウラジーミルの心が再び交錯する――。
  • 少年ノート(6)
    完結
    759円 (税込)
    失われていく天使の歌声、少年は最後のボーイソプラノを歌う。――河海東(かわみひがし)中合唱部の一員として、ブロックコンクールを突破した由多香(ゆたか)。かつての声を失いつつある「天使の歌声」ウラジーミル。そして、歌うことをやめた由多香の兄・穣(みのる)。ボーイソプラノと、かつてそうだった者が集った河海の街は、彼らと同じくその姿を変えられようとしていた。運命に抗うことを決めた天才の、最後の輝きを胸に、河海東中は自分たちの集大成・全国大会へと向かう――。
  • 少年ノート(7)
    完結
    759円 (税込)
    河海(かわみ)東中2年・町屋翠(まちや・みどり)。全国大会という最高の舞台で傷を負った彼女は、今までのように「歌をうたう人になりたい」という自分の想いと無邪気に向き合うことができなくなっていた。苦しみながら、かつて「歌」に出会わせてくれた人の言葉の中に希望を見つけようともがく町屋。しかしそれは、合唱部にとって辛すぎる別れへとつながっていく――。
  • 少年ノート(8)
    完結
    759円 (税込)
    天使の歌声を持つ少年・蒼井由多香(あおい・ゆたか)。河海(かわみ)の街で、歌う喜びを知り、かけがえのない出会いを経た彼は、自分の声と、誰よりも自分の歌を聴いていてほしかった人との別れを迎えた。そんなゆたかの前に、かつてボーイソプラノを持っていたウラジーミルが再び現れ、沈んでいた街と人は、ひとつになって最後のハーモニーを紡ぎはじめる。そして、失われゆく日々の中で、少年は自分の歩む道を見つけ出す――。

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少年ノート(1) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年12月03日

    ゆたかくんや周りにしてみればつらいと思うのですが、それでも尚、ゆたかくんの感受性は素晴らしいなあと思います。もしも上手く付き合ってゆける術があるなら、消さないで、潰さないでほしい感性。

    0

    Posted by ブクログ 2013年01月04日

    一話で主人公が歌ってる場面から涙が出てしまいました。コスモス大好きなのでw
    ボーイソプラノというジャンルはあまり馴染みがありませんでしたが、鎌谷先生の絵も歌も好きなので読んでます。

    0

    Posted by ブクログ 2012年12月03日

    男の子、女の子の葛藤が音楽を通して描かれていて、すごく素敵です。
    音楽を表現する独特の世界とか、好きです。

    0

    Posted by ブクログ 2012年09月04日

    「この本に耳を澄ますと、少年の音が聞こえてくる」

    という帯の煽り文にもありますように、耳を澄ますとほんとうに声、音が聞こえてくるような、音にあふれたお話です。3巻まで持ってます。

    主人公の少年がほんとうにかわいい。ひたすらかわいい。店頭のためし読み冊子で面白そうだと思って出ているぶんを買ってしま...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年09月03日

    一巻からなぜか泣いてしまいました。とっても繊細な耳、絵は隠の王の方が独特で好きだったけど、でも今の世界観には今の絵のタッチが合うんだろうな・・・。主人公が可愛いです。次の巻もはやく買いたいです!

    0

    Posted by ブクログ 2012年06月26日

    天才的なボーイソプラノの持ち主。ゆたくんが合唱部に入部するお話。鎌谷さんの描く少年少女が生き生きとして、彼らの瑞々しい感情が絵を通して胸にしみ込んでくる。漫画には音がない筈なのに、どこからか音が聴こえてくる。そんな気がしてしまう。そんな作品だと思う。

    0

    Posted by ブクログ 2012年03月11日

    天性の歌声をもつ主人公。
    ボーイソプラノという歌声の期間限定性が、なんとなくせっぱつまった不安感を抱かせる。
    それでも、彼の純粋なまなざし、強い感受性、素直さは、読んでいてなんだか心が洗われる気がした。

    中学生たちの個性あふれるやりとりもよかった。
    続きが気になる。

    0

    Posted by ブクログ 2011年11月30日

    COSMOSすごくなつかしかった…
    合唱曲でもすきな曲だったから、合唱コンの選曲で他のクラスにとられたときは悔しかったなぁなんて思い出しながら読んだ。

    隠の王とは全く違った雰囲気を楽しんでいきたい。

    0

    Posted by ブクログ 2014年04月20日

    音に対して感受性が豊かすぎるほど豊かで、純粋な少年・ゆたかと、合唱部の面々の物語。
    まだゆたかが特別に歌が上手いということしか出てないけど、これから他のメンバーがどの程度か、とか出てくるのかなぁ。実力差でモヤモヤするとか今後ありそうですね。

    今巻はゆたかの現状説明といったところ。

    0

    Posted by ブクログ 2013年10月11日

    失われていくさだめのボーイソプラノ、天使の歌声を持つ由多香は合唱部に入部。
    その飛び抜けた才能と純粋さは歓迎されながらも、疎ましくもあり…。
    青い悩みを抱えた少年少女たちの青春群像劇です。
    澄んだ歌声の響きが本当に聞こえてきそうな綺麗な絵。
    思春期の子供たちの繊細な心の揺れが丁寧に描かれています。
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