少年ノート(8)
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少年ノート(8)

少年・青年マンガ
792円 (税込)

3pt

天使の歌声を持つ少年・蒼井由多香(あおい・ゆたか)。河海(かわみ)の街で、歌う喜びを知り、かけがえのない出会いを経た彼は、自分の声と、誰よりも自分の歌を聴いていてほしかった人との別れを迎えた。そんなゆたかの前に、かつてボーイソプラノを持っていたウラジーミルが再び現れ、沈んでいた街と人は、ひとつになって最後のハーモニーを紡ぎはじめる。そして、失われゆく日々の中で、少年は自分の歩む道を見つけ出す――。

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少年ノート の一覧

全8巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~8件目 / 8件
  • 少年ノート(1)
    完結
    792円 (税込)
    少年は、音の中で世界と語る――。『隠(なばり)の王』鎌谷悠希の新作は、合唱群像!天使の歌声“ボーイソプラノ”を持つ少年・蒼井由多香(あおい・ゆたか)。音に対して繊細で感受性豊かな彼は、中学校入学と同時に合唱部に入部。ゆたかの声に触発されて、部員たちはコンクールの金賞を目指す――。「学校」という舞台で少年少女が紡ぎだす、失われゆく日々のハーモニー。
  • 少年ノート(2)
    完結
    792円 (税込)
    若きベツヤクの悩み。「音は時に人を惑わす――」鎌谷悠希が描く合唱群像!!河海(かわみ)東中学合唱部部長・別役秋年(べつやく・あきとし)。オトナに反発して自分の可能性を探し続ける彼は、いつしか殻にこもっていき、市の合唱祭への参加を前に部はちぐはぐになってしまう。そして迎えた合唱祭当日。少年は、自分の中の孤独と向かい合う――。
  • 少年ノート(3)
    完結
    792円 (税込)
    ゆたかの前に現れたウラジーミル・ポポフ。彼もゆたかと同じく、ボーイソプラノをもつ少年だった。「きみの歌にはアイデンティティもくそもない」――彼はゆたかを否定し、その声に呑まれたゆたかは歌うことができなくなってしまう。一方、河海東(かわみひがし)中合唱部も、自分たちの『着地点』を見出せずにいた。何を目指して歌うのか、少年たちが葛藤とすれ違いを繰り返す中、NHK合唱コンクールの地区予選が迫る!
  • 少年ノート(4)
    完結
    792円 (税込)
    歌うことでしか「少年」は救われない。ウラジーミルとゆたか、二人のソプラノが今、重なる。――歌が歌えなくなったゆたかのために何かがしたい……。自分の気持ちを外に出せず、伊勢(いせ)まり子は悩む。合唱部副部長・町屋翠(まちや・みどり)は彼女を家に招き、他人に想いを伝えることの大切さを語る。町屋に背中を押されたまり子の勇気が、合唱部員と街の人たちの心を動かしてゆき、真夏の星空の下、暖かな歌声がゆたかを包み込む――。
  • 少年ノート(5)
    完結
    792円 (税込)
    ロシアで「奇跡の歌声」と称されるボーイソプラノ、ウラジーミル・ポポフ。世界を魅了し続ける彼は、自分の身に訪れた異変を受け入れられずにいた。マネージャーを務める叔父・アナトリーもまた、苦しむ天才を前に何もできない無力感に苛まれる。かつてボーイソプラノだったゆたかの兄・蒼井穣(あおい・みのる)がやってきた河海(かわみ)の街で、ブロックコンクール本番を前に、ゆたかとウラジーミルの心が再び交錯する――。
  • 少年ノート(6)
    完結
    792円 (税込)
    失われていく天使の歌声、少年は最後のボーイソプラノを歌う。――河海東(かわみひがし)中合唱部の一員として、ブロックコンクールを突破した由多香(ゆたか)。かつての声を失いつつある「天使の歌声」ウラジーミル。そして、歌うことをやめた由多香の兄・穣(みのる)。ボーイソプラノと、かつてそうだった者が集った河海の街は、彼らと同じくその姿を変えられようとしていた。運命に抗うことを決めた天才の、最後の輝きを胸に、河海東中は自分たちの集大成・全国大会へと向かう――。
  • 少年ノート(7)
    完結
    792円 (税込)
    河海(かわみ)東中2年・町屋翠(まちや・みどり)。全国大会という最高の舞台で傷を負った彼女は、今までのように「歌をうたう人になりたい」という自分の想いと無邪気に向き合うことができなくなっていた。苦しみながら、かつて「歌」に出会わせてくれた人の言葉の中に希望を見つけようともがく町屋。しかしそれは、合唱部にとって辛すぎる別れへとつながっていく――。
  • 少年ノート(8)
    完結
    792円 (税込)
    天使の歌声を持つ少年・蒼井由多香(あおい・ゆたか)。河海(かわみ)の街で、歌う喜びを知り、かけがえのない出会いを経た彼は、自分の声と、誰よりも自分の歌を聴いていてほしかった人との別れを迎えた。そんなゆたかの前に、かつてボーイソプラノを持っていたウラジーミルが再び現れ、沈んでいた街と人は、ひとつになって最後のハーモニーを紡ぎはじめる。そして、失われゆく日々の中で、少年は自分の歩む道を見つけ出す――。

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少年ノート(8) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    完結巻。綺麗で穢れない……ように描かれ続けるユタカにも、消化しなければならない難題が降り掛かってくる。今巻の表紙で描かれている林檎は、彼の心理世界が育てた、彼の木が実らせたもので、作中でも度々描写され、町屋さんがそれを手にする場面も描かれる。だけれど林檎が象徴するものは「神の知恵」であり「人の罪」でもある。そう深読みしてみると、なかなかに、興味深い。時が実らせたものは、それを受け止めた者へ様々な影響をもたらすのだと。

    それぞれの登場人物をねじ曲げることなく、それぞれの流れに添って(それは多少は読者に心地よい形で)、一つの物語を奏でていく。とても漫画らしい、けれど他の漫画にはなかなか無い画面構成で、リアルさを内包した平面構成力が素晴らしい。ともすれば冷たくさえ感じるウラジーミルくんの発言や、オトナの世界も、心情描写的な背景によって柔らかくクッションが置かれ、素直に読者の元に届いていく。自分ひとりではどうにもならない、才能への憧れや、自分と向き合うこと、そういった"青さ"の描かれ方と、それぞれに自分を受け止めていく登場人物たちは、とても愛しい。

    印刷、もしくはディスプレイに表された絵ながらも、音や香りなど五感に訴えかけてくる画力はさすがとしかいいようがない。

    今少し、この作品の奏でる音楽に浸っていたいと思う。

    0
    2014年11月08日

    Posted by ブクログ

    素敵な終わり方、きれいな終わり方。

    中学生たちが、合唱を通して変わっていく姿を見届けた気持ちになる。
    音はないのに毎回音が聞こえてきそうな絵にもみとれた。

    0
    2014年08月12日

    Posted by ブクログ

    ついに完結。そして1話にもどる、ううん、つながるっていう終わりの番外編がよかったです。先生の、また1巻から通して読んでもらえると、という言葉が沁みます。
    儚いソプラノに、こどもたちの儚い青春が終わって、これからまたみんな変わってゆくんですね。
    最後まで泣いてしまいました。
    ポポちゃんが町の人々に、有名人じゃなくて友人として愛されていくのもよかったです(*´`*)
    また1巻から読み返したいです。

    0
    2014年07月31日

    Posted by ブクログ

    表紙に天使が二人いる!!
    最後までポポちゃんの存在感が大きかった♪

    ショタ好きさん、合唱好きさんは
    是非読んで‼︎

    0
    2014年08月02日

    Posted by ブクログ

     あっという間に読み終えてしまった。
     まず、言いたいのは、こんなにもあっさりした終わりを迎えてしまってよかったのだろうか?ということ。
     『もののあはれ』を詠ったということは誰が見ても明らかで、失われゆくものの儚さをとらえているのだから、それを出し切ってしまえば紡ぐものはなくなるのだと、それは、理解している。
     ただ、町田さんはやはり海外に行ってしまって、オペラを通じて再度合唱部は集うのだけれどもその中に町田さんはいない。
     二年後、再度みなが集うことになったのだけれど、その折、町田さんが言った。『うた』からはそう簡単に離れることはできなくて、気づけば隣にいるから『離れていた』と形容するには少し違った、と。
     自分が気づいていなくても、ずっとみんなといっしょにいた。物理的な距離はとてもとても大きくて、でも、こころの中ではみんな、考えていることはおんなじだった。
     逃げ、を選択した町田さん。
     でも、実際には、逃げることができていなかった。
     だから、二年も経過したあと地元に戻り、世界的なシンガーとなったゆたかと、ウラジーミルが、テノール・デュオ・コンサートをひらいて――ちなみにコンサート名は『COSMOS』である――それを聴きに来たのだ。
     水戸さんは相変わらず女性性に嫌悪をいだいているらしく、ばっさりと女の子らしいショートではなく男の子のようなつるんとした髪型にし、服装もまるで男の子のよう。
     みな、変わっていく、でも、それを感じ取りながら、前を歩いていくのだと、町田さんは心内つぶやく。

     番外編もあり。ウラジーミルが、ソリストとして活動し始めるまでの物語。
     まあありがちな、嫉妬のおはなし。
     気づけば、些細な音のずれが、幽霊のようにまとわりついて、気になってしまうウラジーミル。
     合唱そのものはすきなのに、違うということが許せなくなってくる。自分が完璧だからこそ。なぜそこでまた半音ずれるの、高音になりすぎるの、エトセトラエトセトラ。
     そうしていつしか、ひとりで唄うとそのずれが気にならなくなって、だんだん、もっと、目立ってくる。
     あるとき、同じ寮の、同じ部屋で過ごす男の子に声変わりが始まっていることに気づいて、なぜだか笑いがこみあげてきて、そんな自分に愕然とするウラジーミル。
     ソプラノのこの声が消えるまで自分は歌い続けようと心に決めて、夜のとばりがあけるまで、歌い続ける。
     終幕。

    0
    2014年07月23日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いとこの家で読んでから、暫く経ってまた読みたくなったので購入して読みました。やっぱり鎌谷さんの絵は綺麗、しっとりした感じの色の塗り方がとても好きです。当時の私はだいぶ影響された絵柄で描いてたな…
    悩んだり怒ったり、感情が豊かなところがとても中学生らしさを感じました。でも周りの部活仲間の子たちに支えられて、歌の事以外も助けられたり助けたりして、すごくたくましく大人らしくも感じました。大人と子供の間で揺れる時期だよね…

    最後の町屋さんが主になる話は本当に辛かった…勝手に、町屋さんは自分の中に何かしら芯があって、他人に影響されることがない、大人びたしっかりした子だと思っていたけど、まだ中学生なんだと。本当は真逆だった。
    自分が何者なのか分からなくて、正しさが分からなくて、だけど歌う自分は良いかもと思えて、自分を見つけたかもしれないと思っていたのに、その歌によって全てが崩れてしまった。周りにも迷惑をかけてしまった。
    自分を確実にしてくれると思った、「歌」というものが大きな存在だっただけに、絶望も大きかっただろうなと…
    最後はまた分からないの状態だったけれど、歌の事はもう引きずってなくて、また振り出しから。スッキリしていたようで安心しました。

    0
    2021年01月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    堅苦しく書くと、稀有な才能を持ったがために生み出してしまう負の遺産をどう対処するかってお話し。
    純粋過ぎるが故の悩みともいえるのかしら。

    0
    2018年11月14日

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