少年ノート(6)
  • 完結

少年ノート(6)

792円 (税込)

3pt

失われていく天使の歌声、少年は最後のボーイソプラノを歌う。――河海東(かわみひがし)中合唱部の一員として、ブロックコンクールを突破した由多香(ゆたか)。かつての声を失いつつある「天使の歌声」ウラジーミル。そして、歌うことをやめた由多香の兄・穣(みのる)。ボーイソプラノと、かつてそうだった者が集った河海の街は、彼らと同じくその姿を変えられようとしていた。運命に抗うことを決めた天才の、最後の輝きを胸に、河海東中は自分たちの集大成・全国大会へと向かう――。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

少年ノート のシリーズ作品

全8巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~8件目 / 8件
  • 少年ノート(1)
    完結
    792円 (税込)
    少年は、音の中で世界と語る――。『隠(なばり)の王』鎌谷悠希の新作は、合唱群像!天使の歌声“ボーイソプラノ”を持つ少年・蒼井由多香(あおい・ゆたか)。音に対して繊細で感受性豊かな彼は、中学校入学と同時に合唱部に入部。ゆたかの声に触発されて、部員たちはコンクールの金賞を目指す――。「学校」という舞台で少年少女が紡ぎだす、失われゆく日々のハーモニー。
  • 少年ノート(2)
    完結
    792円 (税込)
    若きベツヤクの悩み。「音は時に人を惑わす――」鎌谷悠希が描く合唱群像!!河海(かわみ)東中学合唱部部長・別役秋年(べつやく・あきとし)。オトナに反発して自分の可能性を探し続ける彼は、いつしか殻にこもっていき、市の合唱祭への参加を前に部はちぐはぐになってしまう。そして迎えた合唱祭当日。少年は、自分の中の孤独と向かい合う――。
  • 少年ノート(3)
    完結
    792円 (税込)
    ゆたかの前に現れたウラジーミル・ポポフ。彼もゆたかと同じく、ボーイソプラノをもつ少年だった。「きみの歌にはアイデンティティもくそもない」――彼はゆたかを否定し、その声に呑まれたゆたかは歌うことができなくなってしまう。一方、河海東(かわみひがし)中合唱部も、自分たちの『着地点』を見出せずにいた。何を目指して歌うのか、少年たちが葛藤とすれ違いを繰り返す中、NHK合唱コンクールの地区予選が迫る!
  • 少年ノート(4)
    完結
    792円 (税込)
    歌うことでしか「少年」は救われない。ウラジーミルとゆたか、二人のソプラノが今、重なる。――歌が歌えなくなったゆたかのために何かがしたい……。自分の気持ちを外に出せず、伊勢(いせ)まり子は悩む。合唱部副部長・町屋翠(まちや・みどり)は彼女を家に招き、他人に想いを伝えることの大切さを語る。町屋に背中を押されたまり子の勇気が、合唱部員と街の人たちの心を動かしてゆき、真夏の星空の下、暖かな歌声がゆたかを包み込む――。
  • 少年ノート(5)
    完結
    792円 (税込)
    ロシアで「奇跡の歌声」と称されるボーイソプラノ、ウラジーミル・ポポフ。世界を魅了し続ける彼は、自分の身に訪れた異変を受け入れられずにいた。マネージャーを務める叔父・アナトリーもまた、苦しむ天才を前に何もできない無力感に苛まれる。かつてボーイソプラノだったゆたかの兄・蒼井穣(あおい・みのる)がやってきた河海(かわみ)の街で、ブロックコンクール本番を前に、ゆたかとウラジーミルの心が再び交錯する――。
  • 少年ノート(6)
    完結
    792円 (税込)
    失われていく天使の歌声、少年は最後のボーイソプラノを歌う。――河海東(かわみひがし)中合唱部の一員として、ブロックコンクールを突破した由多香(ゆたか)。かつての声を失いつつある「天使の歌声」ウラジーミル。そして、歌うことをやめた由多香の兄・穣(みのる)。ボーイソプラノと、かつてそうだった者が集った河海の街は、彼らと同じくその姿を変えられようとしていた。運命に抗うことを決めた天才の、最後の輝きを胸に、河海東中は自分たちの集大成・全国大会へと向かう――。
  • 少年ノート(7)
    完結
    792円 (税込)
    河海(かわみ)東中2年・町屋翠(まちや・みどり)。全国大会という最高の舞台で傷を負った彼女は、今までのように「歌をうたう人になりたい」という自分の想いと無邪気に向き合うことができなくなっていた。苦しみながら、かつて「歌」に出会わせてくれた人の言葉の中に希望を見つけようともがく町屋。しかしそれは、合唱部にとって辛すぎる別れへとつながっていく――。
  • 少年ノート(8)
    完結
    792円 (税込)
    天使の歌声を持つ少年・蒼井由多香(あおい・ゆたか)。河海(かわみ)の街で、歌う喜びを知り、かけがえのない出会いを経た彼は、自分の声と、誰よりも自分の歌を聴いていてほしかった人との別れを迎えた。そんなゆたかの前に、かつてボーイソプラノを持っていたウラジーミルが再び現れ、沈んでいた街と人は、ひとつになって最後のハーモニーを紡ぎはじめる。そして、失われゆく日々の中で、少年は自分の歩む道を見つけ出す――。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

少年ノート(6) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「なんで歌うのか」「なぜ金賞をとりたいのか」、それは「青春」だから‼︎

    とにかく絵が上手い! 人物の描きわけが巧みで、内面描写もしっかりしているから、逐次共感してしまうんだな。
    大好きな作品です^ ^

    0
    2014年03月06日

    Posted by ブクログ

    鎌谷悠希さんの漫画の表現法が魅力的で、6巻でいう最後のリンゴが落ちるシーンなど抽象的なものが少年ノートの、鎌谷さんの持ち味なのだなと思います。隠から比べると格段に絵の描写が上手くて尊敬です…
    さて、6巻は…ラストの町屋さんの歌い出しミスのシーンが印象的でした。ウラジーミルくんが新たにスタートをきるよ

    0
    2013年12月08日

    Posted by ブクログ

    穣さんすきだなあ。すき。青春だなあ。そして自分も思春期というものがあって、そしてそれは終わったことをしみじみと実感します(笑)

    0
    2013年12月03日

    Posted by ブクログ

    高い声を取り戻したいウラジミール。
    低い声で歌いたい水戸さん。
    歌う環境も、歌に対する思いも違えど、この2人が同時進行で進んでいく。
    少年ノートは、いつもそうなんだけど、躓いて、傷付いて、傷付けて、苦しんで、泣いて、吐き出して、立ち上がって、光を見つけて、歩き出す。
    その選択が、正解か、間違いかも、

    0
    2013年11月09日

    Posted by ブクログ

    ポポちゃんの新たな一歩、に感動していたら、ラストがすごいところで終わってしまった。。

    水戸さんの気持ち少しわかるなあ。

    あとやっぱりみのるさんが気になる。

    0
    2013年11月18日

    Posted by ブクログ

    ポポフが変声期を乗り越え、自分の道を歩み始めたところで、一区切りを迎えたといったところ。物語はまだまだ続く。

    0
    2013年11月04日

    Posted by ブクログ

     ウラジミールくんの最後の唄、にゆたかくんと同じように涙を落としかけました、卑怯だろうこの展開は。
     ボーイソプラノであることでしか立てないと思っていたけれど、道はひとつなんかじゃなくって、でも決意を決めなければならなくて。
     うしなう、ってこんなにも儚くて哀しいのだなぁ。

    0
    2013年10月28日

    Posted by ブクログ

     変わってしまう様々なことにいつかは向かい合わないといけないことがある。決めなければいけないことは必ずくるものだと少し儚くも勇気をもってやらなければいけないことなんだよなぁと思わされました。

     未来の自分が喜ぶだけの過程にしない。4巻でゆたかに指摘されたウラジミールの歌への喜び、今回はその部分が大

    0
    2013年10月24日

    Posted by ブクログ

    住民の反対運動とごみ処理施設の構図が正義と悪の簡単な構図になってて落胆した
    問題にもっと上手い落とし所を見つけて、もっと俯瞰したポイントからそういうものを扱ってもらいたかった

    好きになれないとこはそこだけ

    0
    2013年11月04日

少年ノート(6) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

モーニング・ツー の最新刊

無料で読める 青年マンガ

青年マンガ ランキング

鎌谷悠希 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す