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Posted by ブクログ 2023年01月09日
終戦直後、遺族の保護者らに責められ、生き残ってしまったこと、また自分たちが信じていた教育が全く間違っていて、自分の全てを否定されたように感じ、学徒隊であったことを後ろめたく感じているというところが最も印象的でした。
日米の戦争ではなく沖縄県と日本軍の戦いだった沖縄戦。住民を巻き込んだ唯一の地上戦...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年09月15日
教室に置いておきたくて、あえてジュニア新書。
沖縄戦に高い関心を示す生徒たちが多かったから、だれか手にとってくれるかなと。
これなら中学生でもすいすい読める。
しかし、読めば読むほど、あの戦争の不条理さが募る一方だった。
著者は、ひめゆり学徒隊として地獄を生き抜き、その後、40年間の教員生活を送...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月19日
生と死が隣り合わせ。あと1秒早く壕を出ていたら、あと数メートル後ろに居たら、目の前の爆発や空から降り注ぐ爆風と破片に四肢をもぎ取られ、頭を吹き飛ばされ、お腹から臓物を飛び散らし無惨に失われていく命。それでもなお、爆発でできた穴に横たわり、流れてくる雨水とも血とも解らない水分を啜り、這いつくばって生を...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月22日
一瞬一瞬の行動が、生死を分けた沖縄戦。
何の罪もなく、ただただ生きたいと思いながら亡くなっていった県民。
学生と呼ばれる世代の女性が〝ひめゆり〟として、負傷した兵士の治療をしていた。ノミが体中から溢れる兵士を。臭い思いをしながら、ひたすら。
ガマの外に一歩でも出れば、砲丸に当たる危険がある中、生...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年01月20日
当時を思い出し、書いたり語ったたりするのも相当に辛いことなのだ
ろうと思う。それでも、ひめゆり学徒隊の生き残りである女性たちは
自らの体験を書き、語り、後の世代に戦争の惨禍、そして平和の大切
さを伝えようとした。
心を引き裂かれ、血の出るような思いで書かれたり、語られたりした
ことを、私...続きを読む
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