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Posted by ブクログ
相変わらずぶっとんだ文章書いてますね。
読むのには体力がいるので、まだ読破してません。
とりあえず、世界観が異なる場所で話が綴られているので
幻想博物館よりかは読みやすいかな。
幻想博物館の悪夢の連鎖を読んだあと、これを読んでいるので
ちょっと身構えてます。1話1話を読んでますが
どうも読むのが進まない。
まあ、だいぶマシ?な感じもしますが、やはり病んでる。
幻想博物館は下手なホラーよりホラー。
真珠母の匣は読破できるのだろうか心配です。
なんというか、非常に難解になるんですよね。
文章自体は難しくないのですが、その世界観が
酷く病的なので・・・。
Posted by ブクログ
人外(にんがい)。
それは私である。
幻想文学の金字塔的存在、中井英夫『とらんぷ譚』の三巻目である。ハートのこの巻は、『人外境通信』と命名されているが、これは江戸川乱歩の長編小説、『孤島の鬼』の中の「人外境便り」の章へのオマージュなのだろうか、とまず考えてしまう(実際、創元推理文庫版の『孤島の鬼』の解説文には、中井英夫の名前がある)。しかし、あくまでこの感想には関係がないので、ひとまず疑問のままにしておこう。
感想としては、個人的大満足の『幻想博物館』にはやや劣るが、それでも幻想的で馨しい薔薇の馥郁たる香りが感じられる、やはり圧巻としか言いようがない珠玉の短編たちだと思う。連作小説みも薄れてはいるが、だからこそ却って際立つ薔薇への執着が美しい。
そう、やはり『人外境通信』で際立ち、私を恍惚とさせたのが、中井英夫の「美少年✖️薔薇」の掛け算であろう。ここから連想されるのは山本タカト氏の平成耽美画や、皆川博子氏の小説『薔薇密室』であるが、ことに『薔薇の縛め』『薔薇の戒め』は素晴らしい! 同じ「薔薇」シリーズなら、個人的には『薔人』で見せたような、美しさと醜さの同居、中井英夫本人の胸中を披瀝したような大胆な作品はものすごく好みだった。全編を通して特に好きな話は『薔薇の縛め』、『扉の彼方には』、『薔人』だ。
小説は天帝に捧げる果物、一行でも腐っていてはならない──こう述べる中井英夫の神髄をとくと見せられた作品の一つに、『人外境通信』があるのは間違いない。
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小説・文芸
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